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医薬保健学総合研究科(修士課程)

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

生命科学,基礎医学及び臨床医学を体系的及び集中的に教育し,医学研究者並びに医療及び産業分野での専門的職業人を養成することを目的とする。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

近年の医学・医療の進歩は極めて急速であり,その高度化・先進化には目を見張るものがあります。分子生物学,ゲノム科学,発生工学等の導入により,生命現象の分子レベルでの理解は飛躍的に進展を続けています。このような先端医学研究の推進及びそれに基づく高度医療の実践のためには,医学以外の他研究分野との連携・協力を重視した学際領域研究を推進し,より大きな成果を生み出す必要があります。現代医学は関連学問分野と融合的・学際的に発展しつつあることから,多様な学問的背景を持った学生,例えば薬学,理工学,生物学,農学,保健学,心理学等の4年制大学等の課程を卒業した(あるいはそれと同等とみなせる)学生を対象に,次のような人材を求めます。

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

医科学専攻では,医学に基盤を持ちながら,多様な専門的背景をもつグローバルな人材を育成するため,全専攻共通な大学院GS基盤科目,専門教育科目を体系的に編成し,講義,演習,実験,実習を適切に組み合わせた授業科目を開講する。教育課程については,次のように定める。

1.教育内容
(1)1年次に研究科横断型の金沢大学大学院GS基盤科目を導入し,その上で人体構造学,人体機能学,内科学概論,外科学概論などを開講し,医学,医療,国際保健の基礎的識を養うカリキュラムを設けている。
(2)2年次は主に研究室に所属し,演習や論文作成などを通じて専門知識の拡充,研究力の強化を図る。
(3)1,2年次を通じて,英語力を養うカリキュラムを提供する。

2.教育方法
(1)上記の教育内容を体系的に学修させることで,次世代の研究人材に必要な素養と高度で多様な専門知識,分野の壁を乗り越え学際領域研究を推進できる力を身につけさせる。
(2)社会人に対し開講時期・時間を配慮すると共に,留学生に対して英語による授業で修了できるカリキュラムを提供する。

3.学修成果の評価
(1)授業科目に対して成績評価の基準及び方法については,シラバスに明記し,それに基づいて,学修の成果を評価する。
(2)医科学専攻の修士論文に関して,同専攻学生の学位請求及び特定の課題についての審査に関する内規,同内規の申合せ事項に定める審査の方法により審査し,評価する。

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学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

先端医学研究の推進やそれに基づく高度医療の実践のために,学際領域研究を推進できる,あるいはそのような見識と経験を持った人材の育成が社会から期待されている。医科学専攻では,次にあげる学修成果に到達し,所定の単位を修得し,さらに修士論文の審査あるいは特定の課題についての研究の審査及び最終試験に合格したものに修士(医科学)の学位を授与する。

学修成果(到達目標)
(1)基礎医学と臨床医学を関連づけ,次世代の医学・医療・保健の発展に寄与するための基礎知識を得ている。
(2)各自の専門分野における知識や技能を修得し,その専門性を生かして医療・国際保健及び産業分野における問題を解決する力あるいはテーマについての研究遂行能力を備えている。
(3)英語によるコミュニケーション能力と強固なグローバルマインドを備えている。
(4)自己学修能力を強化し卒業後も自立的発展力を備えている。
(5)強固な生命倫理・医学研究倫理・行動規範を持ち,特定の課題に対して高い倫理規範のもとで問題解決や研究遂行ができる。