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工学部

 
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教育課程

学科・専攻等の名称

学科・専攻名修業年限取得可能な学位
工学科 4年 学士(工学)

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

工学部では,ディプロマ・ポリシーを満足する人材を養成します。そのために,社会的ニーズの変化に対して,柔軟かつ速やかに対応できるよう,教育組織は工学科の1学科制とし,その下に系及びコースを設置することにより,従来の学科の枠にとらわれない分野横断的な履修を可能としています。カリキュラムは,教養教育科目と専門教育科目で構成します。教養教育科目は,社会人として幅広い知識を修得するための科目として設定しており,ある程度専門性を修得したうえで,専門性を生かすために有益となる幅広い知識を身に付けることができる高年次を対象とした科目も設けています。専門教育科目は,特定の高度な知的及び技術的な専門分野を学ぶものとして,学部共通の専門基礎科目と,専門科目に分けており,専門科目はさらに系科目とコース科目に分けています。専門基礎科目は,各専門領域の基礎となる授業科目として位置付けており,工学の学問・研究に必要な基礎学力やグローバルな視点からの学際的な知識を身に付けるための科目を設定しています。系科目は系の共通科目で,各系の専門領域について知識と技術を修得し,専門技術者としての素養を身に付けるための科目です。コース科目では,系からさらに細分化された各コースの専門領域についてより深い知識と技術を身に付けるための科目を設定しています。工学部の教育カリキュラムの特徴は,次の4点にあります。①SDGs を理解するための SDGs 科目を学部共通の教養教育科目の必修科目として履修します。②Society5.0 実現のために必要不可欠な素養である数理データサイエンス科目を,教養教育科目と専門教育科目の枠組みで,いずれも 1 年次に集中して履修します。③3年次に ELSI(倫理的・法的・社会的な課題)教育のための科目を履修します。④大学院に進学する学生が博士前期課程の授業を4年次に先取り履修可能なシステムを設けています。

工学部では,本学部ディプロマ・ポリシーに掲げる能力を身に付けるために,以下の方針により体系的な教育課程を編成しています。
多面的に考える素養と能力【教養1】
持続可能な開発目標(SDGs)に掲げられている多様性と包摂性のある社会の実現に必要な,多面的に物事を考える素養と能力を身に付けるために,以下の科目を提供します。教養教育科目では,1年次にガイダンス科目,1・2年次には知的解,実践知・感性,汎用的技能と健康,言語,3年次に高年次教養科目を設定しています。特に,教養教育科目の区分で開講する SDGs 科目,「数理・データサイエンスの基礎」,高年次教養科目の ELSI 教育科目では,Society5.0 for SDGs の実現に必要な基礎的能力を身に付けます。
技術者・研究者倫理【教養2】
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果,技術者・研究者が社会に対して負っている責任などを理解し,技術者・研究者としての倫理能力を身に付けるために,以下の科目を提供します。教養教育科目では,1年次にガイダンス科目,1・2年次に知的理解,実践知・感性,汎用的技能と健康,言語,3年次の高年次教養科目を設定しています。特に,1年次の専門基礎科目の「工学安全教育」,2年次以降のコース科目の演習や実習,3年次の高年次教養科目の ELSI 教育科目では,工学系人材として不可欠な技術者・研究者倫理能力を身に付けます。
工学系人材としての基礎知識の活用能力【専門性1】
数学,自然科学及び情報・数理データサイエンスに関する基礎知識の活用能力を身に付けるために,以下の科目を提供します。教養教育科目では,1年次にガイダンス科目,1・2年次に知的理解の区分で自然科学系科目,3年次に高年次教養科目を,専門教育科目では,1 年次に専門基礎科目(専門英語は3年次に開講),「数理・データサイエンス(発展)」を設定しています。また,低学年次に開講する系科目では,専門分野の基礎知識の活用能力を身に付けます。
技術的専門知識と社会課題の発見・解決能力【専門性2】
専門分野の技術を熟知し,それを社会課題の発見と解決に応用する能力を身に付けるために,2年次以降に専門科目を提供します。特に,演習,実習,実験科目と「特別研究」では,Society5.0 の実現につながる実践的な能力を身に付けます。
社会課題解決のための情報収集・分析・発信能力【情報力】
社会の要求に関し,情報の収集と分析によって課題を整理し,解決した課題を効果的に情報発信する能力を身に付けるために,以下の科目を提供します。教養教育科目では,1・2年次に実践知・感性の区分で実践・社会連携系科目,汎用的技能と健康の区分でアカデミック・ライティング系科目,1年次の「数理・データサイエンスの基礎」,2年次以降に専門科目の演習,実習科目,「技術表現法」,4年次に「特別研究」を提供します。
コミュニケーション能力【行動力1】
様々な専門分野との学際的・国際的な協力を行うための,論理的な記述力,口頭発表力,討議力等のコミュニケーションスキルを身に付けるために,以下の科目を提供します。教養教育科目では,1・2年次に実践知・感性の区分で実践・社会連携系科目,汎用的技能と健康の区分でアカデミック・ライティング系科目,言語科目,2年次以降に専門科目の演習,実習科目,「技術表現法」,3年次に専門基礎科目で「専門英語」を提供します。また,海外での語学研修,海外留学やインターンシップ等のプログラムを提供します。
仕事の立案遂行及び総括能力【行動力2】
創造的・計画的に仕事を進め,成果をまとめる能力を身に付けるために,2年次以降に専門科目の演習,実習科目,4年次に「特別研究」を提供します。生涯に亘る学習能力【自己実現力】自主的,継続的に学習を続け,持続可能な社会の実現への取り組みを通して自己成長する能力を身に付けるために,2年次以降に専門科目の演習,実習科目,3年次に高年次教養科目,キャリア関連科目を提供します。特に,海外留学やインターンシップ等のプログラムの他,正課外のボランティア活動等の機会を積極的に利用することを推奨します。また,4年次に「特別研究」を提供します。
その他
・各授業科目とディプロマ・ポリシーに掲げた能力の関係はシラバスに明示します。
・学生は2年次からコースごとに定められたカリキュラムで学習します。また,3年次後半あるいは4
年次から教育研究分野(研究室)に配属します。
・3年次及び4年次へ進級するためには,系ごとに定めた要件を満たす必要があります。
・ELSI 教育科目として高年次教養科目「工学倫理」を提供します。
2.教育課程における教育・学習方法に関する方針
1年次には教養教育科目と専門基礎科目を,2年次からコースに分かれて,専門科目を中心に系科目とコース科目を履修します。3年次には専門科目に加えて高年次教養科目を履修します。なお,2年次のコース分け後も,他のコースの専門科目を履修することで幅広い知識が身に付けられるようになっています。3年次後半あるいは4年次には教育研究分野(研究室)に配属され,ゼミナールと「特別研究」により課題発見と解決に取り組みます。授業科目は到達目標に応じて講義,演習,実習,実験等により開講します。
3.学習成果の評価方針
学習成果は,授業の形態(講義,演習,実習,実験等)に応じて,定期試験,レポート,授業中の小テストや発表など各科目のシラバスに明記された評価方法に基づき,到達目標の達成度を厳格に判定します。

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教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)

授業科目

授業の方法・内容

年間の授業計画

シラバス等

学生が修得すべき知識及び能力に関する情報

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

岡山大学工学部は,幅広い視野を持ち,社会課題を発見・把握し,主体的に解決できる創造的な工学系人材を養成することにより,本学の理念「高度な知の創成と的確な知の継承」に貢献します。その実現に向けて,以下のような養成すべき自立した技術者・研究者像を設定し,学部一丸となり教育に取り組みます。
1. 豊かな教養と国際感覚を身につけており,多様化する社会の諸問題を発見・把握し,主体的に解決できる基礎能力と論理的思考力を発揮できる技術者・研究者
2. 工学を支える理系基礎知識,及び高度な専門知識や最先端の技術を修得しており,自己学習により発展できる素養を持つ技術者・研究者
3.工学の特定専門分野だけでなく他の幅広い分野についても知識を有することにより,持続可能な社会実現のため,複合的な諸問題にも取り組む能力を有する技術者・研究者
4. 工学分野の課題探求・解決,創成のための実践能力,コミュニケーション能力とリーダーシップを身に付けている技術者・研究者
上記の理念に基づき,工学部に所定の期間在学し,所定の単位を修得した学生に対し,以下の能力を身に付けたものと認定し,学士(工学)の学位を授与する。
多面的に考える素養と能力【教養1】
持続可能な開発目標(SDGs)に掲げられている多様性と包摂性のある社会の実現のため,技術者・研究者として,今日的課題についての知識,多面的に物事を考える素養と能力を身に付けている。
技術者・研究者倫理【教養2】
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果,技術者・研究者が社会に対して負っている責任などを理解し,技術者・研究者としての倫理能力を身に付けている。
工学系人材としての基礎知識の活用能力【専門性1】
数学,自然科学,工学,及び情報・数理データサイエンスに関する基礎知識の活用能力を身に付けている。
技術的専門知識と社会課題の発見・解決能力【専門性2】
専門分野の技術を基に,社会課題を発見・把握し的確に理解した上で,課題解決のためのプロセスをデザインする能力を身に付けている。
社会課題解決のための情報収集・分析・発信能力【情報力】
先端的な工学の発展を担うため,社会の要求に関し,情報の収集と分析によって課題を整理し,的確に理解する能力,成果を効果的に発信する能力を身に付けている。
コミュニケーション能力【行動力1】
様々な専門分野との学際的・国際的な協力を行うための,論理的な記述力,口頭発表力,討議力等のコミュニケーションスキルを身に付けている。
仕事の立案遂行及び総括能力【行動力2】
創造的・計画的に仕事を進め,リーダーシップを発揮し,成果としてまとめる能力を身に付けている。
生涯に亘る学習能力【自己実現力】
自主的,継続的に学習を続け,持続可能な社会の実現への取り組みを通して自己成長する能力を身に付けている。

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学修の成果に係る評価の基準

卒業・修了認定の基準

転学部・編入学等の可否、費用負担

可否費用負担
転学部0円
編入学312,000円

転学部・編入学情報補足

検定料:30,000円
入学料:282,000円

専攻分野

専攻分野
数学・情報科学・統計学
化学
機械工学・自動車工学
電気・電子・通信工学
システム・制御工学
情報工学・コンピューター
土木工学
建築学
環境デザイン・都市デザイン
応用化学・環境工学
応用物理学
応用生物学(生物工学)
金属・材料工学
医用工学・生体工学

専攻分野に関する説明