学科・専攻等の名称
学科・専攻名 | 修業年限 | 取得可能な学位 |
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生物生産科学専攻 | 2年 | 修士(農学)、修士(学術) |
生物資源科学専攻 | 2年 | 修士(農学)、修士(学術) |
社会基盤環境学専攻 | 2年 | 修士(工学)、修士(環境学)、修士(農学)、修士(学術) |
生命環境学専攻 | 2年 | 修士(理学)、修士(環境学)、修士(農学)、修士(学術) |
資源循環学専攻 | 2年 | 修士(工学)、修士(環境学)、修士(学術) |
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
本研究科では博士後期課程に「環境科学専攻」と「農生命科学専攻」の2専攻を設置し,博士前期課程に「社会基盤環境学専攻」,「生命環境学専攻」,「資源循環学専攻」,「生物資源科学専攻」,「生物生産科学専攻」の5専攻を設置し,ディプロマ・ポリシーを実現するための教育プログラムを実施します。
(博士前期課程)
博士前期課程では,2年以上の在籍と30単位以上の取得を必要とし,かつ必要な研究指導を受けたうえ,学位論文の審査及び最終試験を行います。
(1)他研究科の兼担教員も含めた横断的必須科目である「専攻概論」を通して,本研究科が掲げる目標や解決すべき課題,論理的思考法,研究倫理や科学者の責任など,専攻・講座を越えた学際的な教育を通して備えておくべき基礎を学びます。
(2)各専攻や他専攻が準備する学際的な授業・演習等により,高度な専門知識を習得するとともに,特別コースや他研究科との共同開講科目などを通して,専門分野以外に備えておくべき知識や技能を学びます。
(3)学生が様々な学術分野の教員との密接なかかわりの中で課題に取り組み,修士論文としてまとめる過程で,その研究領域の先端知識・技術の習得とともに,問題解決力や論理的思考の向上を図ります。
(4)国内外での研究成果の発表やインターンシップを単位化し,プレゼンテーション能力やコミュニケーション能力,ディベート能力の涵養を図ります。英語による授業を積極的に実施し,母国語以外での知識の習得や発信をサポートします。
(5)専門分野を跨ぐ豊かな教養と高度な専門性を有する学生を育てるために,主指導教員1名に加えて,副指導教員を配して,学生のニーズにきめ細やかに応えられる指導体制を整え,専攻や講座等で実施する研究の中間発表会や定期的なアカデミックカウンセリングなどを通して,プロセス管理を行います。
以上の教育プログラムによって,豊かな専門的知識を基礎として自立して課題を遂行しうる能力を有し,さらに,リーダーシップを発揮して,国際的にも活躍できる人材を養成します。
教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)
1.専攻概論による高等基本教育
1年前期に開講する専攻概論において、博士前期課程における教育・研究の目的、研究科のバラエティに富んだ分野・講座・専攻の構成、各専攻の先端的研究実績などを紹介しており、環境科学と農生命科学における異分野融合の重要性を学びます。
2.国際化のための英語力強化と海外実習
環境や農業の問題は発展途上国の共通の問題となっており、本研究科ではアジアやアフリカなどをフィールドとした研究を数多く進めています。それにあわせ、教育では海外で活躍できる人材の養成に力を注いでおり、「国際化」は本研究科の大きな柱となっています。
「国際化」の教育基盤は、英語理解力とコミュニケーション力です。ネイティブ・スピーカーによる英語プレゼンテーション実習を開講するとともに、先進基礎科学特別コースでは、さらに4つの科学技術英語科目を提供しており、そのうち2科目はネイティブ・スピーカーによる講義となっています。
「国際化」の実践的教育として、学生が海外において活動する「プロジェクト実習」に力を入れています。この実習科目はフィールドを「学内」、「地域」と段階的に広げ、最後の「国際」で海外実習を効果的に行うことを特徴としており、海外では実習課題の遂行の中で、現地の人とコミュニケーションを深めることを目的としています。
3.異分野融合教育としてのイノベーション科目群
本研究科は、環境科学と農生命科学だけを目指すのではなく、工学、理学、社会科学、医学などとの異分野融合を目指す研究科であることから、教育においても幅広い分野の講義科目群の中から自分にあった科目を選択できるように配慮しています。例えば、先進異分野融合特別コースでは、グリーンイノベーション分野かライフイノベーション分野を選択し、本研究科と自然科学研究科が提供する関連科目を履修することができます。
授業科目
授業の方法・内容
年間の授業計画
シラバス等
学生が修得すべき知識及び能力に関する情報
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
本研究科は,人類を含む生命の発展的存続を保証し,安全,安心,かつ豊かな社会を実現することを目標として,環境科学,農生命科学,医学,および社会科学を融合させ,高度な専門性と総合性・学際性のバランスを考慮した教育・研究を実施しています。これらの教育・研究活動を通して,深い学識と高度な専門性を身につけた研究者や高度専門職業人を育成し,社会の要請に応えます。人材を育成するための課程修了・学位授与基準は以下の通りです。
(博士前期課程)
所定の年限在学し,研究指導を受け,所定の単位を修得し,本研究科が行う修士論文の審査及び最終試験に合格した者に,修士の学位を授与します。具体的には,以下のレベルに到達していることを目安とします。
(1)社会において高度の専門性を生かし,問題設定と解決に向けた研究や技術開発などに取り組み,成果を出すことのできる能力とその基盤となる学識を有している。
(2)修士論文は,信頼性の高い結果と誠実な考察に基づいて,明快かつ論理的に書かれている。
学修の成果に係る評価の基準
卒業・修了認定の基準
転学部・編入学等の可否、費用負担
可否 | 費用負担 | |
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転学部 | 不可 | |
編入学 | 不可 |
(2020年9月7日現在)
転学部・編入学情報補足
専攻分野
専攻分野 |
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数学・情報科学・統計学 化学 土木工学 環境デザイン・都市デザイン 応用化学・環境工学 農学 農芸化学 農業工学・農業土木 農業経済学 森林科学 生物生産学・生物資源学 生態学 畜産学・動物学 環境学・災害科学 |
専攻分野に関する説明