学科・専攻等の名称
学科・専攻名 | 修業年限 | 取得可能な学位 |
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環境人間学科 | 4年 | 学士(環境人間学) |
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
環境人間学部では卒業認定・学位授与(ディプロマ・ポリシー)の方針に掲げる目標を達成するために、共通教育科目、専門基礎科目、専門教育科目を体系的に編成し、講義、演習、実験・実習を適切に組み合わせた授業を開講する。
◆教育内容
1.4年間を通した学修の基礎となる共通教育においては、幅広い教養と豊かな人間性を養い、社会における様々な課題への関心を喚起し、課題探究力を高めるための科目を学修する。
2.学部の専門教育(系・課程)に共通する基礎的な知識と技能を身に付けるための基礎科目群として専門基礎科目を配置している。本学の特色として、これらの専門基礎科目を、文系理系の枠を越えた学びの基盤である人間学領域に位置づけ、環境と人間との関わりを重点的に学ぶ「人間学科目群」を配置している。
3.学生一人ひとりの志向や進路を尊重した専門分野の学修のため、4つの専門教育系と1つの課程がある。2年次進級時にいずれかの系を選択し、所属する(課程については1年次より同じ課程で学ぶ)。各系・課程において、人間と環境との関係を考究するため、技術、政策、文化の専門的知識を系統的に学び、学際的な視座の修得をめざした科目群がある。講義、演習・実験・実習科目の履修を経て、専門ゼミナール、卒業研究を通して各領域の専門性を深めていく。
◆教育方法
1.1年次では、少人数による基礎ゼミナール(必修)および環境人間学ゼミナール(必修)において、大学での学びや社会において必要となるリテラシーの習得、および議論の方法やプレゼンテーションなどの手法の学習を通じ、能動的・主体的な学びの基礎力を高める。
2.2年次では、少人数による環境人間学演習I(フィールドワーク・必修)を実施する。実社会において、私たちが直面する環境と人間の暮らしに関わる問題やその問題解決への取り組みを、実体験を通じて学ぶ。
3.3年次では、専門ゼミナール(必修)において、専門教育を深化するため、各教員が個別に指導する少人数教育を行う。学生と教員の対話やグループワーク等の能動的学修を重視した教育研究の展開を図る。
4.4年次では、学部における学修の集大成として、卒業研究(必修)を実施する。教員の指導を受けながら、自分で決めた研究テーマに取り組む。
◆教育評価
1.単位の授与における学修成果の評価は、試験、レポート、参加度、発表内容、実技等により、学修目標に即して多面的な方法で行う。
2.2年次終了時には、それまでの学修の基準となる到達度を、学部規程に示した3年次の専門ゼミナール履修許可条件によって確認する。
3.4年間の学修成果の評価は、卒業研究によって行う。論文(または作品)作成、および中間発表会と卒業研究審査会における発表を義務づけ、評価指標により総括的評価を行う。
教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)
◆環境と人間に関わる5つの分野
人間の暮らしと環境にアプローチするために、環境人間学部は人間形成系、国際文化系、社会デザイン系、環境デザイン系、食環境栄養課程の5つの専門分野で構成されています。いずれか一つを選び専門性を身につけるとともに、他の専門も幅広く学びながら実社会を生きていく上で必要な広い視野を養っていきます。
◆学びのプロセス
1.学びの基礎をつくる
1年次から4年間の学びの土台となる語学やアカデミックスキル(学び方のスキル)とともに、どの分野に進んでも必要となる教養を幅広く身につけます。
2.人間を幅広く知り、専門を決める
問題を引き起こすのも、問題を解決するのも人間。人間に対する深い理解なくして、地域や世界の問題を解決していくことはできません。環境人間学部では、専門的な学びの土台として、人間について幅広く学ぶ科目を設けています。
環境人間学部は入学後に専門を選ぶことができます(食環境栄養課程以外)。このために、1年後期には4つの系の教員によるオムニバス科目を受講し、自分がどの専門分野に関心や適性があるか考える時間があります。
3.専門知識・技術を学ぶ
2年に進級するタイミングで所属系が決定し、専門的な学びが本格的に始まります(食環境栄養課程は入学時に決定)。それぞれの系の履修モデルを参考に、自ら履修したい科目を選び、受講していきます。中にはフィールドワークやグループワーク、プレゼンテーション、実験・実習など、アクティブに学ぶ科目もあります。
4.専門ゼミは学びの共同体
3年次には全学生がいずれかの教員が提供する専門ゼミに所属します。一学年、4~6人程度の少人数のコミュニティの中で、学びを深め、卒業研究にむけた知識や技術を身につけていきます。ゼミによっては学生チームをつくり、プロジェクト活動を行うところもあります。教員と学生、同学年どうし、また、先輩・後輩の間で深い人間関係が築かれていきます。
5.卒業研究に取り組む
4年からは、環境人間学部での学びの集大成として、卒業研究に取り組みます。指導教員と相談しながら自身の関心のある研究テーマを決め、調査や実験を行い、論文にまとめ、研究発表会でプレゼンテーションを行います。知識や能力という面だけでなく、人間的にも大きく成長していきます。
授業科目
授業の方法・内容
年間の授業計画
シラバス等
学生が修得すべき知識及び能力に関する情報
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
◆下記の能力を身につけた学生に学位を授与する。
1.環境と人間の暮らしに関わる幅広い知識を有している。
2.各専門の系または課程において、技術、政策、文化などの専門知識を身につけ、深く思考することができる。
3.情報の収集・分析・考察を通して、環境と人間のあるべき姿について創造的に思考し、課題を見出すことができる。
4.各自が目標を設定し、その実現にむけた計画を立て、行動することができる。
5.環境と人間の暮らしに関わる課題解決にむけて、多様な価値観を尊重し、他者と協働することができる。
学修の成果に係る評価の基準
卒業・修了認定の基準
転学部・編入学等の可否、費用負担
可否 | 費用負担 | |
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転学部 | 可 | |
編入学 | 可 |
(2018年7月24日現在)
転学部・編入学情報補足
兵庫県立大学学則に基づく規程があります
専攻分野
専攻分野 |
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言語学 文化学 社会学 社会福祉学 教育学(教員養成課程) 建築学 環境デザイン・都市デザイン 栄養学 食物学・調理・栄養 住居 人間科学 国際文化学・国際地域研究 地域社会学 体育学・スポーツ科学・健康科学 環境学・災害科学 |
専攻分野に関する説明