学科・専攻等の名称
学科・専攻名 | 修業年限 | 取得可能な学位 |
---|---|---|
環境人間学専攻 | 3年 | 博士(環境人間学) |
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
1.博士前期・後期課程ともに、環境創造を担う高度な識見と、環境に関する諸問題を体系的・総合的に分析・解明できる研究力を身につけるために、指導教員による少人数指導を通じた綿密、かつ独創的な研究指導を実施する。
2.博士後期課程では、次世代における環境学、人間学分野における指導的人材にとって必要な専門的知識、およびその研究方法論について指導教員より学ぶために、環境人間学特別演習、環境人間学特別研究、産学連携実践講義を提供する。
3.博士前期・後期の両課程を通じて、姫路環境人間キャンパス、自然・環境科学研究所をベースとして、県全体を学習の場とする新たな学問的知見について学べる機会と場を設置する。
4.学修成果の評価は、試験、レポート、参加度、発表内容、論文の審査結果等により、学修目標に即して多面的な方法で行う。
教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)
◆人間科学・文化
少子高齢化、貧困などの社会問題の背景にある、生涯にわたる人の育ちや心身の健康、そして文化が我々の暮らしに与える影響を多角的に捉えて、人間に対する総合的な深い見識を持ち、より望ましい人間の生き方や在り方(well-being)とは何かについて学術的に考究しています。
◆公共政策
公共政策分野における研究・実践を担える人材育成を目指し、社会科学の知見や方法論をベースに、都市・農村計画学等を組み合わせた学際的研究を行っています。
◆建築・都市
インテリア、住宅、建築、地域、都市という空間的な広がりとしての環境と人間の暮らしとの関係を探究することで、建築環境、建築構造、建築設計、インテリア計画、住宅計画、建築計画、都市計画といった建築に関わる専門家を育成しています。
◆自然・環境
自然環境を構成する水圏,大気圏,生物圏における諸現象およびこれらの動態,相互関係を解明するために,森林科学,生物地球化学などの視点から必要となる様々な計測手法等を学び,フィールド調査や実験,情報科学的アプローチで研究しています。
◆食環境栄養
ヒトと環境との関わりを基礎として、健康で豊かな持続可能な食環境の創出をめざし、人々の食と健康に関る複合領域を多角的な視点からアプローチすることで、優れた科学的思考力と実践力を併せ持つ「食と健康に関するプロフェッショナル」を育成しています。
◆共生博物
生物多様性の保全と持続的利用の観点から、望ましい人と自然の関係構築を考究し、実践しています。県立人と自然の博物館や兵庫県森林動物研究センターの研究施設を活用し、身近な自然をフィールドとする実践的な研究を行っています。
◆先端医療工学
健康、医療、看護、栄養に関する諸問題の解決に資する専門知識と技術の習得を目指し、人々の健康と生活の質の向上のためのデータ取得、解析の技法を自主的・計画的に活用できる人材、社会への提言につなげる能力を身につけた人材、健康、医療、看護、栄養の問題に関して、その解析方法を理解し、考え方と基本技法を身につけている人材を養成します。
授業科目
授業の方法・内容
年間の授業計画
シラバス等
学生が修得すべき知識及び能力に関する情報
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
◆下記の能力を身につけた学生に学位を授与する。
【博士後期課程)
1.環境人間学の学理と方法論をさらに深く科学的に考究できる能力を身につけている
2.環境と人間のあり方を正しく理解し、環境に関する諸問題に対して総合的、創造的な視点から対処しうる高度の研究能力を身につけている
学修の成果に係る評価の基準
卒業・修了認定の基準
転学部・編入学等の可否、費用負担
可否 | 費用負担 | |
---|---|---|
転学部 | ||
編入学 |
(2018年7月24日現在)
転学部・編入学情報補足
専攻分野
専攻分野 |
---|
言語学 文化学 社会学 社会福祉学 建築学 環境デザイン・都市デザイン 生態学 住居 人間科学 国際文化学・国際地域研究 地域社会学 体育学・スポーツ科学・健康科学 環境学・災害科学 |
専攻分野に関する説明