■兵庫県立大学創立の基本理念
◆基本目標
統合による相乗効果と総合大学のもつ利点・特徴を最大限に生かし、異分野間の融合を重視した教育と研究を行い、独創的・先駆的な研究を推進して「新しい知の創造」に全力を尽くすとともに、新しい時代の進展に対応し得る確固たる専門能力と幅広い教養とを備えた人間性豊かな人材の育成に努め、地域の発展と我が国の繁栄、ひいては世界・人類の幸せに貢献し得る大学となることを目指します。
◆目指す大学像
1.教育の成果を誇りうる人間性豊かな大学
いのちの尊重に根ざした豊かな人間性とともに、幅広い教養や専門知識・技能を含めた課題探究能力とグローバル・リテラシー(国際対話能力)を備えた、地域や国際社会で活躍できる創造力と自律性を有する人材を育成し、教育の成果を誇り得る大学を目指します。
2.先導的・独創的な研究を行う個性豊かな大学
兵庫県に存する高度な研究基盤を生かした先導的・創造的な研究を、県内に集積する様々な分野の研究機関等との連携の中で進め、研究成果を広く地域社会や国際社会に還元することを通じて、世界に向けて発信できる独自性の高い研究を行う個性豊かな大学を目指します。
3.世界に開かれ、地域とともに発展する夢豊かな大学
県民の生涯学習ニーズこたえ、大学の教育・研究機能を広く開放するなど地域社会の発展に貢献するとともに、県内に集積する科学技術関連機関や企業等とも連携を図りながら、新産業の創造や地域経済の振興に寄与します。更に、教育研究の国際交流を進め世界に向けた学術文化の発信に努め、世界に開かれ、地域とともに発展する大学を目指します。
大学の基本情報
- 大学名
- 兵庫県立大学
- 本部所在地
- 兵庫県神戸市西区学園西町8-2-1
- 設立年(設置認可年)
- 2004
- 大学の連絡先(代表番号、メールアドレスなど)
- 078-794-6580
(平日)9:00~12:00、13:00~17:30
u-hyogo@ofc.u-hyogo.ac.jp
連絡先ページへ - 大学の種類
- 公立・大学(大学院大学を含む)
- 総学生数(学部)
- 5,411人
- 総学生数(大学院)
- 1,129人
- 総教員数(本務者)
- 523人
(2020年5月1日現在)
大学の教育研究上の目的や建学の精神
◆教育研究上の目的
学術の中心として、豊かな教養をはぐくむとともに、深く専門の学芸を教育研究し、地域社会や国際社会の発展に寄与し得る創造力を持つ人間性豊かな人材の育成に努めるとともに、学術的な新知見を国内外に発信して地域の活性化と我が国の発展、ひいては世界人類の幸せに貢献することを目的とします。
◆育成する人材像
豊かな人間性と公共の精神とともに、幅広い教養や専門知識・技能を含めた課題探究能力とグローバル・リテラシー(国際対話能力)を備えた、兵庫県をはじめとする地域や国際社会で活躍できる創造力と自律性を有する人材の育成をめざします。
■大学全体の学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
<知識・技能>
1.幅広い教養を有し、学士として専門知識を有している
2.阪神・淡路大震災の教訓を踏まえ、地域社会や国際社会の諸課題を認識・理解している
3.語学力を活用したコミュニケーション・プレゼンテーション能力を有している
4.情報技術、情報リテラシーを有している
<思考力・判断力・表現力>
5.創造力と自律性を有し、グローカルな思考によって、地域の発展や課題解決に取り組むことができる
6.必要な情報を収集・分析・活用し、論理的思考、批判的思考、創造的思考を用いて問題を解決することができる
<主体性・多様性・協調性>
7.自己を明確に表現し、相手の立場も理解できる高度なコミュニケーション力を有している
8.豊かな人間性と公共の精神を備え、倫理観、コンプライアンス意識や、他者の立場を理解する共感力を有している
9.社会の諸課題に関心を持ち、課題解決に主体的に取り組もうとする姿勢を有している
大学の特色等
■教育 ~グローバル社会で自立できる高度な人材を育成~
○グローバル教育の推進・・・国際社会や地域社会で主体的に活躍する高度な人材を育成するため、実践的英語教育や海外体験研修に取り組んでいます。
○リーディング大学院・・・優秀な学生を広く産学官にわたりグローバルに活躍するリーダーへと導くため、博士課程前期・後期一貫制の学位プログラムによる教育を進めています(生命理学研究科 ピコバイオロジー専攻、看護学研究科 共同災害看護学専攻)。
~兵庫の強みを生かした特色ある教育を展開~
○副専攻の開講・・・所属学部以外にも学びの機会を拡げ、地域社会と協働して取り組むリーダーとして活躍するために必要な能力を修得する「地域創生人材教育プログラム」「グローバルリーダー教育プログラム」「」を開講しています。
○減災復興政策研究科の開設・・・阪神・淡路大震災の経験と教訓、東日本大震災の課題を踏まえ、平成29年4月に減災復興政策研究科を開設し、減災社会や復興に貢献する人材を育成しています。
■研究 ~高度な研究基盤を活用した先端研究を推進~
○医・産・学連携拠点の形成・・・医療工学の先端研究成果を活用し、医療機関及び県内ものづくり企業との連携のもと、先端医療機器開発のための連携拠点(先端医工学研究センター)の形成に取り組んでいます。
○計算科学連携センターの充実・・・スーパーコンピュータ「富岳」等との連携による研究交流の推進や人材育成等に取り組んでいます。
○中型放射光施設ニュースバル・・・日本最大の大型放射光施設SPring-8等とも連携し、光科学技術を中心とした研究を推進しています。
○次世代水素社会実現に向けた研究の推進・・・水素エネルギー社会の実現に向けて、次世代水素触媒の研究・開発に取り組んでいます。
○天文科学センターの研究推進・・・日本最大の光学望遠鏡であり、公開望遠鏡としては世界最大でもある「なゆた望遠鏡」を活用した宇宙・天文研究に取り組んでいます。
~地域資源を生かした地域に貢献する研究を推進~
○周産期ケア研究センターの運営・・・周産期ケアに関する研究を行うとともに、助産師に対する教育支援を実施しています。
■社会貢献 ~地(知)の創造拠点として地域課題を解決~
○大学COC事業(ひょうご・地(知)の五国豊穣イニシアティブ事業)・・・兵庫県内全域をフィールドとし、県内自治体等との連携による特色ある6つのプロジェクトの展開を通じて、地域の活性化や地域課題の解決に取り組んでいます。
~産学公連携活動を通じて地域社会に貢献~
○産学連携・研究推進機構等を通じたものづくり及びビジネスづくり支援・・・大学が有する先端研究を基に、産業界への技術支援・経営支援等に取り組み、地域・社会のものづくり、ビジネスづくりに貢献しています。
○自治体・地域団体等との連携・・・地域の企業や商工関係団体、自治体等との連携による地域の活性化、課題解決に貢献しています。
教育研究上の基本組織
学部(短期大学の場合は学科) |
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国際商経学部 |
社会情報科学部 |
経済学部 |
経営学部 |
工学部 |
理学部 |
環境人間学部 |
看護学部 |
その他の学内組織 |
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政策科学研究所 |
高度産業科学技術研究所 |
自然・環境科学研究所 |
地域ケア開発研究所 |
総合教育機構 |
国際交流機構 |
学生支援機構 |
産学連携・研究推進機構 |
地域創造機構 |
学術総合情報センター |
教育研究上の基本組織に関する説明
キャンパス情報
神戸商科キャンパス
所在地
兵庫県神戸市西区学園西町8丁目2-1 GoogleMapで参照
アクセス
神戸市営地下鉄「学園都市駅」下車 徒歩約10分
外観


アクセス図

周辺図

校地・校舎等の施設及び設備その他の学生の教育環境(バリアフリー等の対応状況含む)
●駐車場
・駐車場がある
・障害者等が利用できる駐車区画がある
・障害者等が円滑に利用できる駐車区画がある
●敷地内通路(建物前)
・建物の主な外部出入口前が平坦
・建物の主な外部出入口前などにスロープがある
●建物の主な外部出入口
・建物の主な外部出入口が自動ドアである
●トイレ
・洋式トイレがある
・障害者対応トイレ(車いすで利用できるトイレ)がある
・オストメイト対応トイレがある
●誘導案内
・敷地内通路や建物内部に視覚障害者誘導用ブロックがある
・点字による触知案内板がある
●昇降設備
・一般用のエレベーターがある
・ 車いす使用者対応エレベーターがある
●観客席
・車いす用観覧スペースがある
●その他
・貸出し用車いすがある
・AED(自動体外式除細動器)を設置している
高等教育の修学支援新制度
高等教育の修学支援新制度の対象校か | 確認年月 |
---|---|
○ | 201909 |
※対象校とは、大学等における修学の支援に関する法律に定める授業料等減免実施のための要件を満たしていることについて確認を受けた機関を指す。
要件を満たさない機関及び対象校となるための申請をしていない機関は空欄で表示される。
※対象校であっても要件に合う学生のみが支援の対象になる。
評価結果(認証評価及びその他の評価の結果)
評価機関 | 評価年月 | |
---|---|---|
令和元年度の業務の実績に対する評価 | 兵庫県公立大学法人評価委員会 | 2020年9月 |
評価機関 | 評価年月 | |
---|---|---|
第一期中期目標期間の業務の実績に対する評価 | 兵庫県公立大学法人評価委員会 | 2019年9月 |
学生支援
修学支援
◆学部等の特性に応じて、クラス担任制やゼミへの配属により、担当教員による学生の相談等を行っています。1年生には、大学での勉学の基礎を指導する「基礎ゼミナール」を実施しており、学習上の能力や問題点、要望の的確な把握やきめの細かい助言や支援を行っています。
◆オフィスアワーの設定や教員の連絡方法も公開し、相談を受ける機会を設けています。
◆経済的な事情により、授業料の納付が困難な学生に対し、授業料を減額又は免除する制度を設けています。
心身の健康に係る支援
◆心身ともに健康な学生生活を送れるよう、学業や大学生活についての相談や病気怪我の応急措置などに対応するため、各キャンパスに保健室等のケア施設を設けています。
◆心の悩みに対しても、臨床心理士による定期的なカウンセリングを各キャンパスで行っています。
留学生支援
◆不慣れな日本での大学生活での悩みごと、困りごとなどの解決に繋がるよう、国際交流員を配置し、中国語、英語での相談に応じるほか、複数のキャンパスで実施する「巡回相談」や大学本部での「交流ランチ」「留学生バスツアー」の開催などを通じて、より気軽に相談や交流に参加できる機会を提供しています。
留学生支援(日本人学生への支援)
◆留学生も含めた本学学生、教職員が「国際交流」をテーマに互いに語らい、学び合う空間である「国際交流サロン」を配置し、留学を希望する学生に対して、国際交流員が留学情報の提供や相談に応じています。
障害者支援
◆個々の障害特性を踏まえた対応について、担任教員や保健室職員、キャンパス担当職員等が連携しながら実施しています。
就職・進路選択支援
◆各キャンパスにキャリアセンターを設置し、就職担当教員、就職支援コーディネーター、アドバイザー等による個別相談や模擬面接等を随時実施し、皆さんの就職支援活動に積極的に取り組んでいます。
◆キャリアセンターでは、就職支援用のパソコンを設置するとともに、求人情報等の各種就職情報を提供しています。
◆毎年、合同企業等説明会や業界・企業研究会をキャンパス等で実施しています。
課外活動
クラブ活動の状況
ボランティア活動の状況
学生寮一覧
学生寮の有無 |
---|
有 |
学生寮名 | 西播磨学生寮A・B棟 |
---|---|
所在地 | 兵庫県たつの市新宮町光都3丁目25番1号 GoogleMapで参照 |
学生寮からキャンパスへのアクセス |
播磨理学キャンパスから歩いて5分位の位置に隣接しています。 播磨理学キャンパスから歩いて5分位の位置に隣接しています。 |
定員 | 120人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | 3,000円 |
入寮条件 |
入寮できるのは、理学部2年生以上及び大学院生で、希望者は毎年1回、10月~11月に開催する「入寮説明会」(具体的な開催通知は10月上旬頃、播磨理学キャンパス及び工学キャンパス内に掲示します。)に出席し、入寮心得や学生自治会が作ったルール(掃除当番等)を遵守できるかどうか、共同生活になじめるかどうか等を熟慮のうえ、申込みを行います。ただし、希望どおり入寮できるとは限りません。 入寮できるのは、理学部2年生以上及び大学院生で、希望者は毎年1回、10月~11月に開催する「入寮説明会」(具体的な開催通知は10月上旬頃、播磨理学キャンパス及び工学キャンパス内に掲示します。)に出席し、入寮心得や学生自治会が作ったルール(掃除当番等)を遵守できるかどうか、共同生活になじめるかどうか等を熟慮のうえ、申込みを行います。ただし、希望どおり入寮できるとは限りません。 |
特色 |
・鉄筋3階建 120名(男72名、女48名) ・鉄筋3階建 120名(男72名、女48名) |
(2020年5月1日現在) | |
学生寮名 | 黎明寮 |
所在地 | 兵庫県たつの市新宮町光都3-26-1 GoogleMapで参照 |
学生寮からキャンパスへのアクセス |
播磨理学キャンパスから歩いて5分位の位置に隣接しています。 播磨理学キャンパスから歩いて5分位の位置に隣接しています。 |
定員 | 272人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | 3,000円 |
入寮条件 |
入寮できるのは、理学部2年生以上及び大学院生で、希望者は毎年1回、10月~11月に開催する「入寮説明会」(具体的な開催通知は10月上旬頃、播磨理学キャンパス及び工学キャンパス内に掲示します。)に出席し、入寮心得や学生自治会が作ったルール(掃除当番等)を遵守できるかどうか、共同生活になじめるかどうか等を熟慮のうえ、申込みを行います。ただし、希望どおり入寮できるとは限りません。 入寮できるのは、理学部2年生以上及び大学院生で、希望者は毎年1回、10月~11月に開催する「入寮説明会」(具体的な開催通知は10月上旬頃、播磨理学キャンパス及び工学キャンパス内に掲示します。)に出席し、入寮心得や学生自治会が作ったルール(掃除当番等)を遵守できるかどうか、共同生活になじめるかどうか等を熟慮のうえ、申込みを行います。ただし、希望どおり入寮できるとは限りません。 |
特色 |
・鉄筋9階建及び8階建 大学生用272名(男200名、女72名) ・鉄筋9階建及び8階建 大学生用272名(男200名、女72名) |
(2020年5月1日現在) | |
学生寮名 | 西播磨学生寮C棟 |
所在地 | 兵庫県たつの市光都3丁目25番1号 GoogleMapで参照 |
学生寮からキャンパスへのアクセス |
播磨理学キャンパスから歩いて5分位の位置に隣接しています。 播磨理学キャンパスから歩いて5分位の位置に隣接しています。 |
定員 | 100人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | 4,000円 |
入寮条件 |
入寮できるのは、理学部2年生以上及び大学院生で、希望者は毎年1回、10月~11月に開催する「入寮説明会」(具体的な開催通知は10月上旬頃、播磨理学キャンパス及び工学キャンパス内に掲示します。)に出席し、入寮心得や学生自治会が作ったルール(掃除当番等)を遵守できるかどうか、共同生活になじめるかどうか等を熟慮のうえ、申込みを行います。ただし、希望どおり入寮できるとは限りません。 入寮できるのは、理学部2年生以上及び大学院生で、希望者は毎年1回、10月~11月に開催する「入寮説明会」(具体的な開催通知は10月上旬頃、播磨理学キャンパス及び工学キャンパス内に掲示します。)に出席し、入寮心得や学生自治会が作ったルール(掃除当番等)を遵守できるかどうか、共同生活になじめるかどうか等を熟慮のうえ、申込みを行います。ただし、希望どおり入寮できるとは限りません。 |
特色 |
・鉄筋5階建 100名(男58名、女42名) ・鉄筋5階建 100名(男58名、女42名) |
(2020年5月1日現在) | |
学生寮名 | 国際学生寮 |
所在地 | 兵庫県神戸市西区学園西町8丁目2-1 GoogleMapで参照 |
学生寮からキャンパスへのアクセス |
神戸商科キャンパスから歩いて3分位の位置に隣接しています。 神戸商科キャンパスから歩いて3分位の位置に隣接しています。 |
定員 | 150人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | 3,000円 |
入寮条件 |
入居資格は国際商経学部グローバルビジネスコースの1年生、交換留学生、他学部留学生等 入居資格は国際商経学部グローバルビジネスコースの1年生、交換留学生、他学部留学生等 |
特色 |
・鉄骨造6階建 約150名 ・鉄骨造6階建 約150名 |
(2020年5月1日現在) |
財務諸表等
財務情報:財務諸表等を公表しています。
■大学全体の入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
●求める学生像
1.兵庫県立大学の各学部・研究科の理念と教育(目標・内容)を十分に理解している人
2.次代を担う、社会に貢献する等の目的意識を持って自らの能力を伸長しようとする勉学意欲にあふれた人
3.論理的思考や表現力など、志望する専門分野にふさわしい適性を有する人
◆アドミッション・ポリシー
<知識・技能>
1.高等学校卒業レベル、研究科においては学士課程修了レベルの幅広い知識と教養を身につけている
2.各学部の一般入試の出題教科(大学入試センター試験・個別学力検査)を履修し、身につけている。研究科においては学士相当の専門的な知識を身につけている
3.外国人留学生については上記に加え、兵庫県立大学の教育に対応できる(日本語能力等)
<思考力・判断力・表現力>
4.知識・技能を活用して自ら課題を発見し、その解決に向けて探究し、成果等を表現できる
5.幅広い知識と教養、柔軟な思考力に基づく判断力や創造力、コミュニケーション能力を有する
<主体性・多様性・協調性>
6.公共の精神や人権尊重の精神に基づき、よりよい社会づくりに向けて主体的に行動できる
7.震災の教訓を踏まえ、地域の人々と手を携えながら地域の発展に貢献する意欲がある
8.異なる文化や価値観を理解し、国際社会の発展に貢献する意欲がある
■カリキュラムポリシー【全学部】(教育課程編成・実施の方針)
◆全学共通教育
主として1年次を対象に、東地区、西地区の各共通キャンパスで以下の共通教育科目を設置する。
1.大学における主体的な学修や生活の基本的態度、自己のキャリア形成に向け生涯学び続ける姿勢を身に付けるため、「基礎ゼミナール」及び「キャリア形成支援科目」からなる自主自律支援科目を設置する
2.語学力や統計・情報の基礎力などの大学での学修に必要な基本スキルを身に付けるため、「英語」、「外国語」及び「統計・情報」からなるグローバル化時代のアカデミックスキル科目を設置する
3.幅広い教養や豊かな人間性を養い、社会における様々な課題への関心と課題探究力を高めるため、「人間性基盤教育科目」及び「ひょうご県大特色科目」からなる教養教育科目を設置する
4.各学部の専門基礎科目の中から学生が自分の専攻以外の授業も選択して履修するための他専攻科目を設置する
◆学部専門教育
学士課程における専門教育カリキュラムを学部学科、または専攻コースごとに編成する。
1.専門教育科目の理解に備えるため、各学部に、専門教育への導入部としての専門基礎科目、または専門教育と共通教育を媒介する専門関連科目を設ける
2.深い学識を涵養し、専門的技能や能力を育成するため、専門教育科目を設ける
3.専門知識の修得を確実にし、論理的思考力や創造的思考力を育成するため、卒業研究を目的とする専門演習を設ける
◆特別教育プログラム(副専攻)
地域課題の探究と対応、グローバル社会への対応、災害等リスクへの対応をテーマとし、学部の枠を超えて選抜した有志学生を対象とする全学横断の特別教育プログラムを設置する。
要件を満たすものは副専攻として認定する。
1.五国豊穣プログラム(副専攻)
2.コミュニティ・プランナープログラム
3.グローバルリーダー教育プログラム(副専攻(国際キャリアコースを除く))
4.防災教育ユニット(特別専攻のみ副専攻)
◆附置研究所と全学機構
最先端の研究を展開する4つの附置研究所を備え、充実した環境の中、時代を担う最新の研究に取り組んでいます。また、教育改革や就職支援、産学連携・研究活動、地域貢献活動、国際交流などを推進するため全学機構を設置しています。
◆政策科学研究所・・・進化する政策科学を通じた社会イノベーションのために。
政策科学研究所は、発展著しいアジア経済との連携を視野に、多様な課題に直面する地域再生問題やグローバルな展開に挑戦する地域産業・企業の支援を行うため、平成22年(2010年)に設置されました。本研究所では、社会イノベーションに関わる先端的研究群とコミュニティ再生や地域産業活性化を狙いとする地域共同型研究群とを相互に結びつけながらプロジェクトを実施することで、地域の課題解決・地域社会創造に向けた政策提言を行っています。
https://www.u-hyogo.ac.jp/academics/research/seisaku/index.html
◆高度産業科学技術研究所・・・光科学技術を中心とした先端的かつ独創的な研究を推進し、新しい産業科学技術基盤の創造を図ります。
本研究所には、2つの大講座で5つの専門分野および2つの研究開発センター(極端紫外線リソグラフィ、LIGAプロセス)が設置されています。研究所の主要な研究設備は、1.5GeVの電子蓄積リングをもつニュースバル放射光施設です。これをSPring-8サイトに設置・運営し、2000年より放射光利用研究を行っています。理研、JASRIとも連携をしています。
ニュースバル放射光施設では軟X線から真空紫外領域の光を利用することができます。これらの光を用いて、放射光源の研究開発、次世代半導体製造技術である極端紫外線リソグラフィ、新材料創製、放射光材料分析、LIGAによるナノ・マイクロシステム等の、産業展開に向けた世界最先端の研究・開発を産学官との連携により進めています。
https://www.u-hyogo.ac.jp/academics/research/sangyo/index.html
◆自然・環境科学研究所・・・実践の現場を担うなかで、具体的な地域課題の解決に向けた高度な学術研究とその成果にもとづいた地域貢献のモデル構築をめざします。
私たちの日常活動そのものが地球環境に影響を及ぼすようになった現代では、「自然に調和した人間生活のあり方」を科学的に探る新しい学際的な学問領域の創造が大学に求められています。当研究所では、「自然のしくみ」と「人と自然のかかわり」の解明を基盤研究とし、地域課題の解決に向けた実践的な研究を進めています。すべての教員が、兵庫県の基幹プロジェクト施設のスタッフを兼務するスタイルは全国に例を見ない「大学による地域貢献の新しいモデル」となっています。
https://www.u-hyogo.ac.jp/academics/research/kankyo/index.html
◆地域ケア開発研究所・・・人々の命と暮らしをサポートする看護ケアの創造に取り組んでいます。
少子高齢化の時代、人々の健康を守り地域での生活を支えるケアやケア提供のための仕組み作りにつながる看護学の研究が求められています。地域ケア開発研究所は、このような研究を推進するために、災害看護や国際看護に関する実践・研究を行う『広域ケア開発研究部門』、「まちの保健室」活動を中心とした『地域ケア実践研究部門』、科学的根拠に基づく看護・助産ケア方法の開発等を行う『周産期ケア研究部門』の3部門で活動しています。
これら各部門の研究活動は、研究所の教職員に加え看護学部・看護学研究科の教員や学生、さらには地域の看護職等と連携しながら取り組んでいます。
http://www.u-hyogo.ac.jp/academics/research/chiiki/index.html
●総合教育機構
全学共通教育の実施および全学的な教育改革への取組を通して、「学士力」の育成を基礎から支えています。また、世界で活躍できるグローバル人材の育成をめざし活発な国際交流活動を行っています。
http://www.u-hyogo.ac.jp/campuslife/system/index.html
●学生支援機構
学生支援機構では、機構の中に「学生部」と「キャリアセンター」を設置し、学生生活支援及びキャリア形成支援等に関する企画、実施及び総括を行なうなど、学生支援活動の充実と学生生活の向上を図っています。
http://www.u-hyogo.ac.jp/campuslife/system/index.html
●産学連携・研究推進機構
産学連携・研究推進機構は、兵庫県立大学と産業界等とを結び、研究協力及び学術交流を積極的に推進するとともに、地域社会に開かれた大学として、その知的資産を地域社会に還元し、社会に貢献することを目的としています。
http://www.u-hyogo.ac.jp/research/center/index.html
●地域創造機構
大学の専門的知見を活用し、地域課題の解決や新たな地域づくりをより一層進めるため、地域の課題(ニーズ)と大学の資源(シーズ)の効果的なマッチングを行い、大学の地域連携活動を推進するとともに、生涯学習事業や地域志向科目(全県キャンパスプログラム)を通じて、兵庫県立大学の社会貢献及び教育をさらに充実させています。
http://www.u-hyogo.ac.jp/cooperation/local/index.html