大学の基本情報
- 大学名
- 長崎大学
- 本部所在地
- 長崎県長崎市文教町1-14
- 設立年(設置認可年)
- 1949
- 大学の連絡先(代表番号、メールアドレスなど)
- 095-819-2016
平日 8:45~17:30
www_admin@ml.nagasaki-u.ac.jp
連絡先ページへ
問合せページへ - 大学の種類
- 国立・大学(大学院大学を含む)
- 総学生数(学部)
- 7,419人
- 総学生数(大学院)
- 1,625人
- 総教員数(本務者)
- 1,141人
(2022年5月1日現在)
大学の教育研究上の目的や建学の精神
大学の理念
長崎大学は,長崎に根づく伝統的文化を継承しつつ,豊かな心を育み,地球の平和を支える科学を創造することによって,社会の調和的発展に貢献する。
大学の設置目的
上記の理念に基づき,教育研究の高度化及び個性化を図り,アジアを含む地域社会とともに歩みつつ,世界にとって不可欠な知の情報発信拠点であり続けるとともに,地域及び国際社会の発展に貢献できる人材を養成する。
大学の特色等
長崎大学では、長年にわたり培ってきた個性と伝統を基盤に、地域での持続的発展から地球規模の課題解決まで、さまざまな分野で社会に貢献できる人材の育成を目指して,主に次の5つの目標を掲げ、戦略的かつ包括的な取組を進めています。
■グローバルヘルス領域の世界的な教育研究拠点へ
現在、感染症の問題は途上国だけでなく、先進国を含む全世界の問題であり、感染症のリスクが日本のリスクに繋がると言われています。グローバルヘルス領域の人材の育成は、国家戦略であり、社会的に求められています。そこで長崎大学では、長年にわたる熱帯医学・感染症、放射線医療科学分野における卓越した実績を基盤に、予防医学や医療経済学などの関連領域を学際的に糾合し、人間の健康に地球規模で貢献する世界的なグローバ
ルヘルス教育研究拠点を目指しています。
さらに、医療だけでは解決しない深刻な宗教対立や政治対立、地球温暖化の加速、エネルギー・食糧問題など地球規模の課題により地球の健康が冒されているという認識に立ち、グローバルヘルスに加えて、文化・政治・経済の観点、資源・環境の観点等から、社会の持続的発展を可能とする「プラネタリーヘルス」へ貢献する大学への進化を加速しています。
■国内外のトップレベルの大学と連携世界標準の総合大学へ
長崎大学では、すべての教育研究領域の高度化、国際化を推進します。国内外のトップレベルの大学との連携を強化して、大学全体の総合力を格段に向上させます。これらは世界最高水準の総合大学への進化のための基盤づくりでもあります。
その取り組みの一つとして、平成30年度に熱帯医学・グローバルヘルス研究科にロンドン大学衛生・熱帯医学大学院とのジョイント・ディグリーが取得できる国際連携グローバルヘルス専攻(博士後期課程)を設置しました。
■グローバル化する社会の要請に応える人材育成
多文化が共生する国際社会の現場で活躍する力と、地域の課題を掘り下げる能力を兼ね備えた長崎大学ブランド人材を育成します。実現には、国際水準の教育やキャンパスの国際化、日本人学生の留学拡大に向けた戦略的かつ包括的な教育改革の推進が不可欠です。特に英語力強化のために教養教育に“グローバル科目”を導入して英語による講義や留学生との共修共学を実施しています。
留学生増に対応するため英語や中国語、韓国語に精通する職員の配置を積極的に行い、留学生教育プログラムや課外活動の充実を図っています。交換留学生プログラムや国際拠点を活用した研究など、海外との連携も強化しています。
■学生参加型の教養教育と学部専門教育の有機的結合
近年注目されているのが学部教育における学生参加型の新しい教養教育です。問題解決能力や創造的思考力、コミュニケーションスキル等の学士力を伸ばす教養教育と、世界標準の学部専門教育を有機的に結合させ、知識と素養に裏打ちされ、また現実の課題に即応できる学士を育成します。また、高校教育改革とも効果的に接続させるための新しい入学者選抜方法を先進的に開発・導入する準備も行っています。
■地球規模の課題解決を考えつつ地域の持続的発展に貢献する
地域に基盤を置く総合大学として、地域のニーズに寄り添い、教育研究の成果を地域に還元し、地方創生の原動力となります。その一例として、海洋エネルギー関連産業の活性化と離島・漁村振興に寄与する新技術開発や、自立型総合水産業システムの構築が挙げられます。さらに、令和3年度からSociety 5.0の実現に必要な数量的スキル強化を図る数理・データサイエンス科目や、大学の特色ある研究をオムニバス形式で学ぶことにより複眼的視点で地球規模の課題に向き合う姿勢を涵養するプラネタリーヘルス科目を新設しました。
○その他教育における特色(長崎大学HP)
https://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/campuslife/contribution/index.html
○その他研究における特色(長崎大学HP)
https://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/gakusai/contribution/index.html
教育研究上の基本組織
学部(短期大学の場合は学科) |
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多文化社会学部 |
教育学部(教員養成) |
経済学部 |
経済学部(夜間) |
医学部(医学科) |
医学部(保健学科) |
歯学部(歯学科) |
薬学部(薬学科) |
薬学部(薬科学科) |
情報データ科学部 |
工学部 |
環境科学部 |
水産学部 |
その他の学内組織 |
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計画・評価本部 |
広報戦略本部 |
原子力災害対策戦略本部 |
インスティテューショナル・リサーチ推進本部 |
海洋未来イノベーション機構 |
グローバル連携機構 |
教育開発推進機構 |
研究開発推進機構 |
熱帯医学研究所 |
原爆後障害医療研究所 |
長崎大学病院 |
附属図書館 |
保健センター |
先導生命科学研究支援センター |
ICT基盤センター |
言語教育研究センター |
核兵器廃絶研究センター |
留学生教育・支援センター |
環境保全センター |
キャリアセンター |
ダイバーシティ推進センター |
先端創薬イノベーションセンター |
障がい学生支援室 |
福島未来創造支援研究センター |
子どもの心の医療・教育センター |
校友会 |
感染症共同研究拠点 |
教育研究上の基本組織に関する説明
キャンパス情報
文教キャンパス
所在地
長崎県長崎市文教町1-14 GoogleMapで参照
アクセス
JR長崎駅から
• 路面電車 「長崎駅前」→(赤迫行き)→「長崎大学」下車
• 長崎バス 「長崎駅前」→(1番系統「溝川」,「上床」,「上横尾」行き)→「長崎大学前」下車
JR浦上駅から
• 路面電車 「浦上駅前」→(赤迫行き)→「長崎大学」下車
• 長崎バス 「浦上駅前」→(1番系統「溝川」,「上床」,「上横尾」行き)→「長崎大学前」下車
長崎空港から
• 県営バス「長崎空港4番のりば」→(昭和町・浦上経由長崎方面行き)→「長大東門前(旧:長大裏門前)」下車
外観


校地・校舎等の施設及び設備その他の学生の教育環境(バリアフリー等の対応状況含む)
●運動施設の概要
体育施設の名称:施設の概要
総合運動場: ラグビー・サッカー兼用1面,野球場1面
総合体育館: バレー・バスケットボール兼用2面,柔道場1面,剣道場1面,トレーニング室フロア,サブフロア
補助体育館: バレー・バスケットボール兼用1面
テニスコート: 4面,バレー兼用オムニコート1面
ハンドボールコート:1面
弓道場
プール: 25メートル
●課外活動に用いる施設
総合運動場 総合体育館
補助体育館 テニスコート
ハンドボールコート 弓道場
プール サークルセンター1・2
体育管理棟 課外活動棟
共用校舎2 音楽練習棟
学生会館 教育サークル棟
学生プラザ 文教地区課外活動共用施設
文教スカイホール
中部講堂 (臨海研修所)
●休息を行う環境その他の学習環境
長崎大学生活協同組合,図書館,学生交流プラザ
●バリアフリーへの対応状況
各学部本館や図書館等に身障者エレベーター,自動ドア,スロープ,身障者トイレ等を整備している。
高等教育の修学支援新制度
高等教育の修学支援新制度の対象校か | 確認年月 |
---|---|
○ | 2019年9月 |
※対象校とは、大学等における修学の支援に関する法律に定める授業料等減免実施のための要件を満たしていることについて確認を受けた機関を指す。
要件を満たさない機関及び対象校となるための申請をしていない機関は空欄で表示される。
※対象校であっても要件に合う学生のみが支援の対象になる。
評価結果(認証評価及びその他の評価の結果)
評価機関 | 評価年月 | |
---|---|---|
国立大学法人評価 | 国立大学法人評価委員会 | 2021年12月 |
評価機関 | 評価年月 | |
---|---|---|
大学機関別認証評価 | 独立行政法人大学改革支援・学位授与機構 | 2022年3月 |
学生支援
修学支援
大学HPの「在学生」ページでは,以下の項目について掲載している。
・授業関係:年間スケジュール,教育課程の概要,授与する学位の名称,取得できる免許状及び資格等,全学休講措置,ナンバリング・システム,GPA計算方法,教養教育に関する情報,学部・大学院教育に関する情報
・システム関係:学務情報システム(NU-Webシステム)や出席管理システム,主体的学習促進支援システム(LACS)といった各種システムへアクセスできる在学生専用ページへリンク
・教育・学修支援:ラーニングティップス(学びの技法),受講ふり返り(旧授業アンケート)に関する情報
・特色ある教育:副専攻プログラム,履修証明プログラム,卓越大学院プログラム,NICEキャンパス長崎(長崎県内の大学による単位互換制度)の紹介
・サポート窓口
・その他,授業に関するトピックス
各学部において,1・2年次については学年(クラス)担任制により,3年次以上についてはゼミ教員や指導教員によるきめ細かな履修指導,生活指導等を行っている。
研究科においても,指導教員等による履修指導,助言,支援を行っている。
また,学生の様々な相談に対応するため,保健センターと各部局が連携を図る学生相談支援等協議会を設置し,カウンセリング体制を強化している。
心身の健康に係る支援
・全学生の定期健康診断を実施,その結果を受けて二次検診対象者へ保健指導及び医療機関への受診を指導
・学生定期健康診断時に,全学生のメンタルヘルスチェックを行い,高リスクの学生においてはカウンセラーとの面談を実施
・内科相談,歯科相談,婦人科相談の実施
・禁煙外来の実施
・専属カウンセラーを配置し,相談体制の整備
留学生支援
・留学生教育・支援センターによる日本語教育の実施
・新規渡日した留学生に対して,最長1年間チューターを配置し,学習面,生活面のサポートを実施
・英語,中国語,韓国語で対応できる職員を配置し,事件,事故等の緊急時もサポートを実施
・留学生全員に指導教員がつき,学習面のサポートを実施
留学生支援(日本人学生への支援)
海外文化研修,短期語学留学及び協定校への交換留学に関する相談対応,出願手続き等
障害者支援
長崎大学は障害を理由とする差別の解消や社会的障壁の除去のために、環境整備及び合理的配慮の推進、障害に関する理解の啓発に取り組んでおり、平成28年3月に「長崎大学における障害者差別解消等の推進に関する規則」を制定いたしました。
また、障害のある学生へのサポートの充実を図り、「障がい学生支援室」(通称「アシスト広場」)を設置しています。支援室では修学を中心とする大学生活における必要かつ適切なサポート(合理的配慮等)に関する相談や調整、そして外部機関・支援団体等との連携を行っています。全ての障害(視覚障害、聴覚・言語障害、肢体不自由、病弱・虚弱、発達障害、精神障害など)を対象としています。
障がい学生支援室はサポート(合理的配慮等)を希望する学生及び保護者の方々、そしてサポート活動に関心のある方のための窓口です。気軽に相談・連絡・来室できる体制を整えています。
就職・進路選択支援
長崎大学キャリアセンターでは,1年次の必修科目「キャリア入門」のほか,選択科目として「キャリア交流」「コミュニケーション概論」「プレゼンテーション基礎」等を開設しています。
また,学生のキャリア・就職支援のため,各部局での支援のほか,全学的な企業・求人情報の提供やキャリア・ガイダンス,就職支援講座,企業説明会,インターンシップ及びキャリア相談などの企画・実施を行っています。キャリア相談では,常駐のキャリアカウンセラーも配置し,就職・進路相談や模擬面接等を実施しています。
その他,学生の働く意識や意欲(キャリア観)の向上を図ることを目的とした企業参加型の合同イベント等も開催しています。
課外活動
クラブ活動の状況
本学では,複数学部の学生で構成する全学団体と単一学部の学生で構成する学部団体があり,全学団体121,学部団体81が公認団体として活動しています。また全学団体の中には,各団体のとりまとめや新入生歓迎祭などの行事を行う全学サークル連合や,学園祭の運営を行う学園祭運営委員会があります。
ボランティア活動の状況
ボランティア活動支援「やってみゅーでスク」は大学と地域が協同し、学生の社会参加活動を支援する事業で、様々な分野の幅広い世代の方々との交流を通して、学生が自ら育む人間関係力の醸成を目的としています。具体的には、街づくり、地域行事、文化、芸術、自然、環境、健康、社会福祉などの各分野について、地域の方々からご提供いただいたボランティア活動に学生が自主的に参加するプログラムです。令和3年度の登録・参加状況は、コロナの影響を受け通常より減少したものの、登録数は2,503人、参加延人数3,267人、応援団(ボランティアを提供して下さる地域の団体等)は284団体でした。なお、この事業はU-サポとして長崎市域にある他の6大学とも連携して長崎大学が事務局を担当し、より多くの学生が地域との交流に参加し、地域の活性化に寄与しています。
学生寮一覧
学生寮の有無 |
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有 |
学生寮名 | 国際学寮ホルテンシア |
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所在地 | 長崎県長崎市白鳥町8-77(A棟) 長崎市白鳥町8-78(B棟) GoogleMapで参照 |
学生寮からキャンパスへのアクセス |
徒歩約12分 徒歩約12分 |
定員 | 135人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | 25,000円 |
入寮条件 |
多文化社会学部に入学する学生及び外国人留学生。多文化社会学部に入学する者で希望者は、入学時から原則1年間入居できます。 多文化社会学部に入学する学生及び外国人留学生。多文化社会学部に入学する者で希望者は、入学時から原則1年間入居できます。 |
特色 |
【収容人数】 【収容人数】 |
(2021年5月1日現在) | |
学生寮名 | 国際交流会館西町本館 |
所在地 | 長崎県長崎市西町12-1 GoogleMapで参照 |
学生寮からキャンパスへのアクセス |
【文教キャンパスへ】 徒歩約20分 【文教キャンパスへ】 徒歩約20分 |
定員 | 128人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | |
入寮条件 |
・本学に在学する外国人留学生。 ・本学に在学する外国人留学生。 |
特色 |
・西町会館と坂本会館にはそれぞれチューター(日本人学生又は,日本の生活に慣れた留学生)が居住。 ・西町会館と坂本会館にはそれぞれチューター(日本人学生又は,日本の生活に慣れた留学生)が居住。 |
(2021年5月1日現在) | |
学生寮名 | 国際交流会館坂本分館 |
所在地 | 長崎県長崎市坂本1-7-1 GoogleMapで参照 |
学生寮からキャンパスへのアクセス |
【文教キャンパスへ】 徒歩約8分→「原爆資料館」(赤迫行き)→「長崎大学」(約6分)→徒歩約1分 【文教キャンパスへ】 徒歩約8分→「原爆資料館」(赤迫行き)→「長崎大学」(約6分)→徒歩約1分 |
定員 | 32人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | |
入寮条件 |
・本学に在学する外国人留学生。 ・本学に在学する外国人留学生。 |
特色 |
・西町会館と坂本会館にはそれぞれチューター(日本人学生又は,日本の生活に慣れた留学生)が居住。 ・西町会館と坂本会館にはそれぞれチューター(日本人学生又は,日本の生活に慣れた留学生)が居住。 |
(2021年5月1日現在) |
財務諸表等
国立大学法人長崎大学の財務諸表等の公表について