学科・専攻等の名称
学科・専攻名 | 修業年限 | 取得可能な学位 |
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保健学専攻 | 2年 | 修士(看護学)、修士(理学療法学)、修士(作業療法学) |
災害・被ばく医療科学共同専攻 | 2年 | 修士(医科学)、修士(看護学) |
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
保健学専攻(修士課程)
保健学専攻では、教育目標に掲げる人材を育成するために、大きく以下の方針に基づき教育課程を体系的に編成・実施します。
1.共通科目では、豊かな人間性と広い視野の獲得および専門領域における基礎的知識を補強し、最新の専門知識を学ぶための科目を配置します。
2.専門科目では、高度専門職業人としての優れた専門的知識・技術を涵養します。特に、保健医療に関する課題を解決できる高度な実践能力と方法論を修得するためのセミナー科目を配置します。
3.他分野の専門領域を理解し、連携・協働できるようになるために、他分野の専門科目の一部を修得できるように編成します。
4.高い倫理観を持って保健学分野の発展に必要な創造性豊かな探究心とリーダーシップを養うための科目を配置します。
5.研究的思考を育てるため、適切な研究手法を選択し、自ら課題に取り組む能力を向上させる特論、セミナー、特別研究を系統的に配置します。
保健学専攻には、看護学、理学療法学、作業療法学の3つの専門分野があり、各分野に応じ「修士論文コース(看護実践科学、公衆衛生看護学、リプロダクティブヘルス、理学療法学、作業療法学)」、「遺伝看護・遺伝カウンセリングコース」、「助産師養成コース」、「保健師養成コース」の4つのコースを設け、それぞれ特徴のあるカリキュラムを編成・実施しています。
*各コースのカリキュラム・ポリシーは下記ホームページから参照のこと
(https://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/guidance/disclosure/published/education/policy/file/80-2.pdf)
災害・被ばく医療科学共同専攻(修士課程)
医科学コースと保健看護学コースの共修となる専攻共通科目においては、災害・被ばく医療科学の基盤となる基礎放射線医科学、リスクコミュニケーション学、災害医学に関連する科目群を設ける。各コースにおける専門科目では、医科学コースにおいては国際保健学や災害医学に関連する科目群、保健看護学コースにおいては放射線看護学に関連する専門的知識を習得するための科目群を設ける。
福島県立医科大学、長崎大学、長崎大学川内村復興推進拠点における実習を通じて、習得した専門知識を活用し実践できる力の習得を目指す。
課題研究においては、それまでに習得した知識を基盤として、構成大学の教員が体系的な研究指導を行う。
※その他詳細は以下を参照
http://www.fmu.nagasaki-u.ac.jp/about#policy02 (災害・被ばく医療科学共同専攻)
教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)
保健学専攻(修士課程)
教育課程の体系性について,医歯薬学総合研究科保健学専攻修士課程では,保健学専攻共通科目及び分野専門科目を設けている。共通科目では保健学全分野から幅広い知識と技術を身に付け,分野専門科目では専門知識及び技術の基本を身に付ける。特にセミナー,特別研究では自分自身の研究テーマに関する研究を遂行しながら,文献レビュー,各種研究手法,データ解析及び論文執筆技術等を身に付ける。
教育課程の特徴について,本教育課程では医歯薬学総合研究科の強みを生かし,一部他専攻の授業科目を履修することが可能である。
災害・被ばく医療科学共同専攻(修士課程)
【医科学コース】
放射線災害を含む災害時の医療対応とクライシスコミュニケーション、災害発生前後における防災計画、こころのケアなどをはじめとする種々の災害対応を、専門知識を基に行うことができる人材を育成する。
【保健看護学コース】
臨床放射線科業務に精通するのみならず、放射線災害時の緊急放射線被ばく医療や放射線健康リスクコミュニケーション、緊急時における住民とのクライシスコミュニケーションに対応できる看護師、保健師を育成する。
※その他詳細は以下を参照
http://www.fmu.nagasaki-u.ac.jp/curriculum_map (災害・被ばく医療科学共同専攻)
授業科目
授業の方法・内容
年間の授業計画
シラバス等
学生が修得すべき知識及び能力に関する情報
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
保健学専攻(修士課程)
所定のカリキュラムによる教育プログラムに定められた単位を修得したうえ、論文審査および最終試験に合格し、
1.人間や生活に関わる幅広い学問領域の知識を修得している。
2.高度専門職業人として、地域社会およびグローバル社会で活躍するために必要な専門知識・技能を修得している。
3.看護学・助産学・公衆衛生看護学、理学・作業療法学分野における高度な実践能力を修得している。
4.多分野・多職種の人々と連携・協働するための調整能力を身につけている。
5.高い倫理観を持って実践できるリーダーシップを身につけている。
6.科学的に探究する研究手法ならびに教育手法を修得している。
と認められた者に対し、看護学分野にあっては修士(看護学)、理学療法学分野にあっては修士(理学療法学)、作業療法学分野にあっては修士(作業療法学)の学位を授与します。
*学位論文審査基準は下記ホームページを参照のこと
(https://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/guidance/philosophy/policy/file/80-2.pdf)
災害・被ばく医療科学共同専攻(修士課程)
医科学コースでは災害医学や被ばく医療学、放射線国際医療保健学、保健看護学コースでは被ばく医療学、放射線保健看護学に関連する学際的知識を駆使して、協調性やリーダーシップを発揮し、国内外の災害現場における問題把握、対策の立案、実施を行い、さらには災害時のクライシスコミュニケーション(災害発生時における情報伝達と共有)とリスクコミュニケーション(災害発生前後における情報共有と対話)を主導することができる。具体的な能力は以下のとおりである。
●医療機関、搬送機関、地方行政機関、関連する省庁において、複合広域災害時の災害サイクルに応じて、超急性期・急性期対応では調整能力とクライシスコミュニケーション能力を発揮して健康被害に対して適切に対応し、平時や復興期においては、住民の防災対策・健康影響、リスクコミュニケーション等に関する事業に対応できる。
●国内外の教育機関・自治体・公的機関において、後進の育成を行うことができる。
●博士課程を経て、関連する国際機関において災害時のクライシスコミュニケーションやリスクコミュニケーションに関連するプロジェクトを主導できる。
※その他詳細は以下を参照
http://www.fmu.nagasaki-u.ac.jp/about#policy03 (災害・被ばく医療科学共同専攻)
学修の成果に係る評価の基準
卒業・修了認定の基準
転学部・編入学等の可否、費用負担
可否 | 費用負担 | |
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転学部 | 可 | 0円 |
編入学 | 不可 |
(2024年5月1日現在)
転学部・編入学情報補足
専攻分野
専攻分野 |
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看護 医療・保健・衛生 理学療法・作業療法・リハビリテーション学 |
その他の専攻分野 |
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医科学 |
専攻分野に関する説明