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医学系研究科(修士課程)(臨床心理学専攻)

 
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学部・研究科等の特色等

学部・研究科等の特色等

医学系研究科に臨床心理学の大学院を設置するメリットを活かし、以下のような「新しい心理援助者のすがた」を描き、その養成を進めます。
・疾患・障害に関わる医学的知識を持つ
・クライエントの家族等、周囲の人々と適切な関係が構築できる
・自他の職種の機能・役割の明確な理解ができる

疾患や障害を抱えるということは、時にその人や家族の暮らしに大きな影響を及ぼします。そういった「生きづらさ」が生じた時に、心理学・臨床心理学的な視点・知識・技能をもって関わり、こころと身体の痛みを和らげる。そのためにも多職種連携・協働やチーム医療の学びが必要です。そしてその経験は、チーム学校をはじめとした教育分野、組織内での調整力を期待される産業分野など、その他の分野でも役にたつはずです。

本専攻の定員10名に対し、公認心理師または 臨床心理士資格を有した専任教員11名(心理・臨床心理学系9名、医学系2名)が、実践中心の充実した教育課程を展開します。加えて医学部・医学系研究科及び附属病院所属教員の協力により、それぞれ の専門的立場から医学・医療を学修する機会が提供されます。また、他大学の心理学系・臨床心理学系の学部・学科から本専攻へ進学される方には、本専攻で必要とされる医学の素養や多職種連携等についてあらためて学ぶ機会が設けられます。

また地域の方々の相談機関でかつ大学院生の実習施設ともなる心理臨床相談室が、新たに医学部キャンパス附属病院外来診療棟2階に開設され、従来の幸町キャンパスと合わせ2室体制となります。大学院生は継続的に心理的アセスメント・心理面接・プレイセラピー等を担当し、カンファレンスやスーパービジョン(個人指導)を通して心理援助者としての実践力をみがいていきます。

大学院修了後に心理援助者としてキャリアを形成していくにあたっては、新たな国家資格で「国民の心の健康の保持・増進」を目的とした「公認心理師」と、スクールカウンセラーなどに長年の実績を有する「臨床心理士(公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会)」という2つの資格が有利となります。 本専攻では、公認心理師となるために必要な科目として文部科学省令・厚生労働省令で定めるものを修めて大学(学部等)を卒業した後に、本専攻を修了することで「公認心理師」国家試験の受験資格が得られます。さらに別途指定された科目を履修することで「臨床心理士」の受験資格を取得することもできます。

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