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医学部(医学科)

 
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教育課程

学科・専攻等の名称

学科・専攻名修業年限取得可能な学位
医学科 6年 学士(医学)

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

香川大学医学部医学科は、卒業の認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)に示した人材を育成するために、全学共通科目(31単位以上)と学部開設科目(160 単位以上、内訳は、専門基礎科目(15単位)、早期医学(10単位以上)、学際医学(2単位以上)、基礎医学(30単位)、社会医学(6単位)、統合講義等(40単位)及び臨床医学(57単位))から構成される教育課程を編成・実施します。卒業要件単位数は191単位以上とします。
 階層的カリキュラムを実質化するため、年次ごとの進級要件を定め、年度末に厳格な進級判定を行っています。進級要件は、1年次末、2年次末においては、全学共通科目以外の当該年次に履修すべき授業科目等に不合格となった授業科目がないことです。3年次末においては、当該年次に履修すべき授業科目等に不合格となった授業科目がないこと及び全学共通科目についても、所定の単位以上修得していることです。4年次末においては、当該年次に履修すべき授業科目等に不合格となった授業科目がないこと及び全国共通の共用試験(CBT;医学的知識の評価及びOSCE;臨床技能の評価)についても合格することです。5年次末においては、当該年次に履修すべき授業科目等に不合格となった授業科目がないことが条件となります。臨床医学の修得に関する評価は卒業試験として行い、卒業判定に用いています。
 医学部医学科の教育体制の主な特徴は、医学教育モデル・コア・カリキュラムに則りつつ独自のディプロマ・ポリシー(DP)を達成しうるカリキュラムを編成していることにあります。医師・医学研究者としての知識や技能のみならず、豊かな人間性と幅広い教養、コミュニケーション能力、社会的責任と高い倫理観、国際的視野と地域理解、向上心と課題探求・問題解決能力などを涵養することを目的とした科目が配置されています。また、教育方法として座学(講義やテキスト)による知識習得だけでなく、実習やproblem-based learning(PBL)・チュートリアル方式、グループワークなど学生自らが積極的に学修に取り組むアクティブラーニングを推進しています。
 医学部医学科では、1年次に幅広い教養を身に着ける全学共通科目とともに、早期医学科目を始めることで医学・医療に対する学生のモチベーションを高め、2年次から3年次前期にかけては基礎医学科目において人体の構造と機能、病態を中心に学びます。3年次後期から4年次にかけては、臓器・系統別の統合講義が行われ基礎系・内科系・外科系の知識を統合させて臓器別関連疾患の理解を深めます。また、4年次には社会医学科目があります。4年次の終盤に、全国共通の共用試験(CBT/OSCE)を受け、合格するとStudent Doctorとして附属病院での臨床実習(医学実習I及びII)を診療科別に行うことになります。なお、カリキュラム・ポリシーに関係する教育課程については、カリキュラムマップを用いて詳細に明示しています。
 学修成果の評価は、講義科目では修得した知識と理解度を基本とし、実験・実習科目では知識を応用出来る能力と専門的技術・技能の習熟度を基本とし、厳格な成績評価(5段階評価、GPAの活用)を行います。令和4年10月1日以降は、シラバスに記載している方法によって、各授業科目の到達目標の達成度で評価します。ただし、自由科目では、「了」をもって合格とします。

教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)

授業科目

授業の方法・内容

年間の授業計画

シラバス等

学生が修得すべき知識及び能力に関する情報

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

 香川大学医学部医学科では、その教育理念に基づき、医学を学ぶ上で必要な幅広い基礎的知識を基に、疾病の予防、診断、そして適切な治療ができる最新の医学的知識と診療能力・技能を身につけ、崇高な倫理観と人間性に富み、地域を理解し、世界に通用する医師並びに医学研究者を育成します。本学科を修了し、本学が送り出す学士(医学)・21世紀型市民として身につけるべき能力・態度の到達基準は、次のとおりです。

①言語運用能力
*医療現場・研究領域において適切なコミュニケーションを実践できる。
*患者に対して傾聴・共感の姿勢を持ち、患者中心の医療を実践できる。
*医療チーム・研究グループの一員として、時としてリーダーシップを発揮し、多職種連携による医療・研究を実践できる。
*国際的視野を持ち、世界標準の医療・医学研究に関する情報を収集できる。

②知識・理解(21世紀型市民及び学士(医学)として)
*特定分野にとらわれない幅広い教養、基礎科学・社会環境・病態生理に立脚した医学的知識を有している。
*症候から鑑別診断・確定診断にいたる、根拠に基づいた臨床推論を実践できる。
*医療現場における安全・安心に立脚した基本的診療能力・技能を有している。

③問題解決・課題探求能力
*医学の学びの中、あるいは臨床現場において、自ら問題点を見出し、解決することができる。
*積極性・向上心を持ち、自己主導型学習を実践できる。

④倫理観・社会的責任
*医師・医学研究者として、倫理観・使命感・責任感を持ち、省察的態度をもって行動ができる。
*専門職として生涯にわたり研鑽に努める姿勢を持っている。
*法令・社会的規範を遵守し、社会の一員として行動ができる。

⑤地域理解
*地域の保健・医療・福祉の実情を理解し、介護・福祉施設と緊密に連携して地域医療に積極的に参加できる。

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学修の成果に係る評価の基準

卒業・修了認定の基準

転学部・編入学等の可否、費用負担

可否費用負担
転学部0円
編入学312,000円

転学部・編入学情報補足

転学部は、欠員がある場合に限ります。
編入学費用(検定料:30,000円、入学料:282,000円)
※2年次のみ編入学の入試を行っています。

専攻分野

専攻分野
医学・医師養成課程

専攻分野に関する説明