医学系研究科(博士課程)は平成28年度に3専攻(機能構築医学専攻、分子情報制御医学専攻、社会環境病態医学専攻)から1専攻(医学専攻)へ改組しました。
学科・専攻等の名称
学科・専攻名 | 修業年限 | 取得可能な学位 |
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医学専攻 | 4年 | 博士(医学) |
機能構築医学専攻 | 4年 | 博士(医学) |
分子情報制御医学専攻 | 4年 | 博士(医学) |
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
医学系研究科(博士課程)は、修了の認定に関する方針(ディプロマ•ポリシ一)に示した人材を育成するために、1専攻(医学)2コース(基礎臨床研究医・生命科学研究者育成コース、高度医療人育成コース)において、共通科目(6単位)、専門科目(16単位以上)、課題研究(8単位以上)から構成される教育課程が設定されています。修了要件は、上記30単位以上を修得し、必要な研究指導を受けた上、博士論文の審査及び最終試験に合格することです。開設授業科目(共通科目+専門科目)はシラバスに明示された多様な授業形態により、課題研究は主及び副指導教員による日常的指導により行われます。
ディプロマ・ポリシーの各項目の達成は、以下に示す体系的教育をもって実現します。
①専門知識・理解
1年次に配置された共通科目により、医学・生命科学に関する専門知識を理解•修得します。さらに専門科目として1年次から3年次にかけて開講されるライフサイエンス科目群、臨床医・メディカルスタッフ養成科目群、がんフロフェッショナル養成科目群により、高度職業人として活躍するために必要な幅広い専門の知識を修得します。
基礎臨床研究医・生命科学研究者育成コースでは、自立して独創的な医学研究を行うのに必要な高度な研究能力と学識を基に、基礎的研究が行える人材を育成します。一方、高度医療人育成コースでは、地域特有の疾患や最新の医学知識を基に、研究志向の医療人や専門医やがん専門職医療人を育成します。
②研究能力・応用力
3年次から4年次には、課題研究が設けられています。課題研究では、課題の設定とその解決のための作業仮説の設定の過程で、絶え間ない探求心と深い思考力や判断力が培われ、更にその検証、分析結果の解析と考察を経て一定の結論を導き、これから博士論文を英文で作成することを通じて研究能力•専門応用能力・表現力を培います。
③倫理観・社会的責任
医学研究には、高い生命倫理、医学倫理の涵養が要求されます。さらに、医学研究を通じて社会福祉の向上に貢献し、社会的責任を果たせる人材を育成することが求められます。これらを高い次元で両立させるために、1年次共通科目の必須授業科目として「研究・生命倫理」が開設されています。この科目を通じて、研究に必要な倫理教育と生命倫理に関する高い見識を教授し、社会に貢献できる人材を育成します。
④グローバルマインド
博士論文は原則として、英文で発表することが要求されます。そのため、最新の医学・生命科学の知見を得るために、開設された全ての授業科目で英語文献の読解力を養成します。豊かな国際感覚をもち、グローバルな視野に立って独創的な研究活動を遂行し、社会をリードするために、表現・発信能力とスキルを培います。
以上の学修成果の評価は、基本的に講義科目では修得した知識の理解度ならびに説明能力により、研究科目では知識・専門的技術を応用して研究を計画・実施できる能力の総合評価により、厳格な成績評価(5段階評価、GPAの活用)で行います。
また、博士論文は、本研究科の定める学位審査基準に基づき、本研究科で選出された当該領域を専門分野とする審査委員(主査1名、副主査2名)と指定討論者(主査・副主査以外で当該領域を研究分野とする者)1名)による審査及び最終試験を実施し、学位論文としての合否判定を行います。より厳格で公正な審査の為、研究指導教員は審査委員にはなれず、審査は公開討論会の形式で行われます。
教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)
授業科目
授業の方法・内容
年間の授業計画
シラバス等
学生が修得すべき知識及び能力に関する情報
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
医学系研究科(博士課程)では、その教育理念に基づき、高度で幅広い医学・生命科学の専門知識と技能、学術研究領域の情報を適切に分析・活用できる能力、豊かな人間性に基づく高い研究・生命倫理観を備え、医学の発展に寄与出来る高度専門職業人を育成します。
本研究科を修了し、本学が送り出す博士(医学)の身につけるべき能力・態度の到達基準は、次のとおりです。
①専門知識・理解
*医学や生命科学に関する高度で幅広い専門知識と技能を備えていると共に、その専門性に基づいた見識と深い理解力を有している。
②研究能力・応用力
*専門分野の情報を収集し、研究の計画及び遂行が出来る能力と、その成果を知識や経験に立脚して論理的に判断、分析して発信できる能力を備えている。
*自らの専門知識と科学的思考力を応用して、医学や生命科学の発展のために尽くすことができる。
③倫理観・社会的責任
*豊かな人間性に基づく高い研究・生命倫理観の涵養と、医学・生命科学の発展に寄与する研究を通じて、社会的責任を自覚した高度専門職業人として活躍することができる。
④グローバルマインド
*国際感覚と自己の専門知識を以て社会を先導し、医学・生命科学の発展にグローバルに寄与する高い志で研鑽を積む能力を備えている。
学修の成果に係る評価の基準
卒業・修了認定の基準
転学部・編入学等の可否、費用負担
可否 | 費用負担 | |
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転学部 | 不可 | |
編入学 | 不可 |
(2024年5月1日現在)
転学部・編入学情報補足
専攻分野
専攻分野 |
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生命科学 医療・保健・衛生 |
専攻分野に関する説明