学科・専攻等の名称
学科・専攻名 | 修業年限 | 取得可能な学位 |
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マス・フォア・イノベーション連係学府 | 2年 | 修士(数理学)、修士(技術数理学)、修士(情報科学)、修士(理学)、修士(工学)、修士(学術)、修士(経済学) |
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
本学位プログラムにおいては、各学生が修得を目指す学位の分野に係る学術基盤を身に付けるための、各連係協力学府における「専攻教育科目」に加えて、数学モデリングを理解し、活用する上で必要になる広範かつ発展的な知識・技能を習得し、実践的な場面での共創力を身に付けるために以下の科目を設定する。
1.「数学力」「統計力」および基礎「モデリング力」を養成するための基礎科目・トランジション科目《学修目標 卓越B》(博士前期課程)
1-1.数学共創基礎 I 〜 XX 《学修目標 卓越B-2》
「数学力」・「統計力」・「モデリング力」の基礎を徹底的に習得するため、学生が最初に学ぶ科目。
1-2.数学共創概論 I 〜 X 《学修目標 卓越B-2》
数学モデリングに必要な知識の習得を目的に、基礎から応用まで幅広く関連するテーマについて学習する科目。
1-3.数学トランジション基礎Ⅰ~Ⅵ 《学修目標 卓越 B-1》【システム情報科学、経済学を学ぶ学生向け】
教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)
授業科目
授業の方法・内容
年間の授業計画
シラバス等
学生が修得すべき知識及び能力に関する情報
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
教育の目的と養成する人材像
人工知能技術の爆発的発展により、データサイエンスは学術、技術、ビジネス、生活のあり方を激変させている。その柱となる数学の特長は、不変な理論的基盤を提供する厳密性と、変化する状況に柔軟に対応できる汎用性である。数学には、これらの強みを最大限に生かし、他分野との積極的な協働を通して、人類社会の未来を切り拓く役割が期待されている。特に、現実世界の諸問題を数学モデルとして定式化することにより数学的解析を可能にする数学モデリングは、現代社会の広範な領域において客観的に検証可能な方法論として重要な位置を占める。
本学位プログラムの連係協力学府である数理学府、システム情報科学府、経済学府における教育・研究は「数学モデルを用いて自然界や社会の様々な現象を解析して理解を深める」という点において本質的な共通項を持つ。本学位プログラムの博士後期課程においては、これまで培われた各連係協力学府の優れた専門的な教育・研究を基盤に、数学モデリングを通して組織や分野の垣根を越えて共創し、自らの専門分野の研究を高度なレベルで行い、国際的な視野でイノベーションを創発することのできる卓越した数学モデリング人材を育成する。博士前期課程においては、その前段階として、各連係協力学府の教育・研究を基盤に、基本的な数学モデリングを通して多様な組織や分野と共創して自らの専門分野の研究を行い、イノベーション創発に貢献できる人材を育成する。
本学位プログラムは、主として数理学、システム情報科学、経済学を学ぶ学生の中から優れた数学的資質と他分野との共創に意欲を持つ学生を選抜し、基盤となる学問分野の学びを発展させながら、「数学力」、「統計力」、「モデリング力」、「共創力」、さらにそれらを統合してイノベーションを創出する「創発力」も養う。(この5つの力を以下MFF = Math-Five-Forceと称す。)ダ・ヴィンチプログラム設立の趣旨に基づき、各学生が学問的必要性や興味に応じて分野を横断した様々な課題の中から選択して学習と研究を進められるように、マルチメンター制を併用した柔軟で個別的な研究指導体制を敷き、「数学モデリング」を共通項としてカリキュラムを編成する。
本学位プログラムのカリキュラムは連係協力学府での専門的教育課程を基盤とし、高度で先端的な数学モデリングの技術を習得し、それを用いて他分野との共創の経験を積むための科目を設定する。連係協力学府での専門的教育課程に相応する科目として「講究科目(セミナー)」と「専攻教育科目」を置く。また、システム情報科学、経済学を学ぶ学生に対して、現代的な数学を運用する共通の基礎力を養う「トランジション科目」を置く。そのうえで、本学位プログラムの卓越性を保証する中核科目として
学修の成果に係る評価の基準
卒業・修了認定の基準
転学部・編入学等の可否、費用負担
可否 | 費用負担 | |
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転学部 | ||
編入学 |
(2023年4月1日現在)
転学部・編入学情報補足
専攻分野
専攻分野に関する説明