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水産学部

 
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学部・研究科等の特色等

学部・研究科等の特色等

 水産学部は、水産業をはじめ水圏とそれを舞台とした人間の活動に関わる科学・技術について教育・研究を行うところです。食料安全保障、食の安全、環境の保全といった社会的要請に応え、その重要性が増しています。鹿児島大学水産学部は、これを総合的に教育・研究している全国でも数少ない学部の一つです。水産学科に水圏科学、水産資源科学、食品生命科学、水産経済学、水圏環境保全学の5教育分野を置くとともに、職業能力開発のために水産教員、海技士、グローバル人材を養成する3つのプログラムを設け、海洋環境・資源からその産業的利用までの幅広い分野で、人材育成および基礎・応用研究の両面での活動を展開しています。また、農学部と連携した国際食料資源学特別コースでは、国際的な食料問題に取り組む学生を育成します。現在、大学院農林水産学研究科(修士課程)、連合農学研究科(博士課程)を擁し、質の面でもますます充実しつつあります。 本学部は、水産資源の持続的生産と合理的利用、水圏生態系を基礎とした水圏環境保全、水産学分野からの国際貢献と地域連携を教育・研究の理念とし、フィールドでの活動を重視する姿勢を、その教育研究の基本に据えてきました。このために、練習船かごしま丸、南星丸および海洋資源環境教育研究センターといった附属施設をバランスよく整備してきました。特に、平成23年度末に新かごしま丸が竣工し、世界最新鋭の練習船を教育研究に投入することができるようになりました。かごしま丸は、熱帯・亜熱帯水域における洋上教育の教育関係共同利用拠点として、全国の大学から学生を受け入れています。本学部は、「学生に親切な学部」という基本方針から、品質保証の国際規格であるISO9001をベースとした独自の教育マネジメントシステムを構築しています。 鹿児島大学はその立地から、東南アジア、南太平洋域との関係を重視してきましたが、中でも水産学部は、フィリピン大学や、世界最大の水産系国際組織であるSEAFDEC(東南アジア漁業開発センター)をはじめ世界の大学・研究機関との長年の協力など活発な国際的活動を展開し、我が国の大学の国際的通用性の充実に向けて先頭に立っています。伝統的な教育・研究に加えて、国際協力事業への参画などユニークな活動を行っており、一方では、県下の島嶼水域を舞台に、現場のニーズに拘った地域連携活動も展開しています。 水産学部は、今後も世界の熱帯・亜熱帯水圏ベルトを自らの活動領域として、世界に誇れる水産教育研究機関であり続けることを目指します 。