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地域科学部

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

 本学部は、人文科学、社会科学及び自然科学の諸専門領域の基盤的研究を維持強化しつつ学際的に協同させることにより、地域概念の多様性を学術文化的に広く探究します。専門的知見と併せて、人間や社会に対する深い洞察力と的確な判断力を備え、より良い地域社会の構築を目指す教育研究を行います。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

<教育理念・目標>
 地域科学部は、「地域」がキーワードとなるさまざまな社会的及び文化的課題について、人文科学、社会科学ならびに自然科学の基礎学力をもとにして、総合的に考究する能力を育てることを目標としています。これにより発展的な地域創成や、豊かな社会形成に貢献でき、リーダーシップを発揮できる人の育成を目指します。

<求める学生像>
 このような理念・目標のもと本学部の学生には、主に次のような資質を持っていることを望みます。
 1.人間社会の営みや自然との関わりに深い関心を持っている。
 2.物事をさまざまな視点から総合的かつ論理的に考えることができる。
 3.自ら課題を見つけ、その課題に対して積極的に取り組もうとする意欲を持っている。
 4.他者の考えをよく理解し、自己の意見を表現する能力を持っている。
 5.幅広い学問分野を学びながら、自己の専門分野を次第に決定してゆきたいという意欲を持っている。

<学力の3要素について>
 本学部は、学力の3要素のどの要素も重視しています。知識・技能、思考力・判断力、表現力、主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度、その他の要素を相互に関連付け、相互に補い合うように学んでくることを期待しています。
 ・知識・技能
  人間・社会の営みや自然との関わりに基礎的な知識、技能を持っている。
 ・思考力・判断力
  さまざまな視点から総合的かつ論理的に物事を考えることができる。
  自ら課題を見つけ、その課題に対して積極的に取り組もうとする意欲を持っている。
 ・表現力
  他者の考えをよく理解し、自己の意見を表現できる能力を持っている。
 ・主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度
  自ら課題を見つけ、その課題に対して積極的に取り組もうとする意欲を持っている。
  他者の考えをよく理解し、自己の意見を表現できる能力を持っている。
 ・その他の要素
  人間・社会の営みや自然との関わりに深い関心を持っている。

<学力の3要素について>
【一般選抜】
前期日程試験
  地域科学部で学ぶのに必要な基礎学力を判定するため、大学入試センターが実施する試験を課しています。個別学力試験では、数学または英語(どちらかを選択)、および小論文試験を課しています。前者は、高校で学んだ数学または英語の学力を評価します。また、後者は、読解力や論理的思考力・表現力、関心の広さ、着眼点などを評価します。配点は、入学者選抜に関する要項を参照ください。高校で履修しているどの授業も大切にし、幅広く学んでおくこと、さらに、豊富な読書体験を積んでおくことを勧めます。

後期日程試験
 地域科学部で学ぶのに必要な基礎学力を判定するため、大学入試センターが実施する試験を課しています。個別学力試験では、小論文試験を課しています。小論文試験では、読解力や論理的思考力・表現力、関心の広さ、着眼点などを評価します。配点は、入学者選抜に関する要項を参照ください。高校で履修しているどの授業も大切にし、幅広く学んでおくこと、さらに、豊富な読書体験を積んでおくことを勧めます。

【特別選抜】
学校推薦型選抜試験

学校推薦型選抜Ⅰ(大学入試センターが実施する試験を課さない選抜)
 対象は、高等学校(中等教育学校を含む。)の専門学科又は総合学科、及び特別支援学校高等部の卒業見込みの者です。推薦書、志望理由書及び調査書並びに小論文試験と面接試験により、読解力や論理的思考力・表現力、関心の広さ、着眼点、学習意欲、問題意識などを評価し、総合的に合否を判定します。配点は、学生募集要項を参照ください。高校で履修しているどの授業も大事にし、幅広く学んでおくこと、さらに、豊富な読書体験を積んでおくことを勧めます。

学校推薦型選抜Ⅱ(大学入試センターが実施する試験を課す選抜)
 地域科学部で学ぶのに必要な基礎学力を判定するため、大学入試センターが実施する試験を課しています。また、推薦書、志望理由書及び調査書並びに面接試験では、論理的思考力・表現力や関心の広さ、着眼点、学習意欲、問題意識などを評価し、総合的に合否を判定します。配点は、学生募集要項を参照ください。高校で履修しているどの授業も大事にし、幅広く学んでおくこと、さらに、豊富な読書体験を積んでおくことを勧めます。

社会人選抜
 対象は、社会経験を積み、大学で学ぶ意欲のある社会人です。出願書類、小論文試験と及び面接試験により、読解力や論理的思考力・表現力、関心の広さ、着眼点、学習意欲、問題意識などを評価し、総合的に合否を判定します。配点は、学生募集要項を参照ください。幅広い豊富な読書体験を積んでおくことを勧めます。

私費外国人留学生選抜
 地域科学部で学ぶのに必要な基礎学力を判定するため、日本留学試験を課しています。また、小論文試験と面接試験により、読解力や論理的思考力・表現力、関心の広さ、着眼点、学習意欲、問題意識などを評価し、合否を判定します。配点は、学生募集要項を参照ください。各自の学校で履修しているどの授業も大事にし、幅広く学んでおくこと、さらに、豊富な読書体験を積んでおくことを勧めます。

帰国生選抜
 出願書類、小論文試験、及び面接試験により、読解力や論理的思考力・表現力、関心の広さ、着眼点、学習意欲、問題意識などを評価し、総合的に合否を判定します。配点は、学生募集要項を参照ください。各自の学校で履修しているどの授業も大事にし、幅広く学んでおくこと、さらに、豊富な読書体験を積んでおくことを勧めます。

【3年次編入学試験】
 対象は、大学を卒業した者(卒業見込みの者)、短期大学、高等専門学校を卒業した者(卒業見込みの者)、修業年限4年以上の大学に2年以上在学し所定の単位を取得した者です。英語の学力試験、小論文試験、面接試験を課しています。英語の学力試験では、地域科学部で学ぶのに必要な英語の学力を評価します。また、小論文試験、面接試験により、読解力や論理的思考力・表現力、関心の広さ、着眼点、学習意欲、問題意識などを評価します。これらの評価を合わせて、合否を判定します。各自の学校で履修しているどの授業も大事にし、幅広く学んでおくこと、さらに、豊富な読書体験を積んでおくことを勧めたいと思います。また、3年次編入学の場合は、編入学すると、すぐに、所属する専門セミナーを決めることになります。自分の勉強したい専門分野を決めておいてください。そして、その分野を学ぶ準備を怠らないようにしてください。

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教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

 文系分野を主とする学生は理系の知識を、理系分野を主とする学生は文系の知識も兼ね備えることで、総合的な視野と幅広い知識を修得します。このために、人文科学、社会科学、自然科学及びそれらの融合領域に関する多彩な科目を開設しています。
 一定の分野に対する専門性を高めるため、また、学生自身が学問的関心や興味のある分野を選択して学ぶことができるように、学習の指針として4つの系統(地域政策系統、環境政策系統、生活・社会系統、人間・文化系統)を提示します。これらの4つの履修系統に即した学習を促すことにより、地域の個別課題に対する分析力および対応力を育てます。
 また、教育プログラムとして、国際的な視野から地域研究を行う能力を育成することを目的とした「国際教養プログラム」を設置しています。
 また、多文化共生の社会で活躍できるようにするために、複数の言語を使った学修を行い、国際教養プログラムなどで国際的な視野や多様な地域の文化への関心を培います。
  地域の社会や文化が抱える現実の問題に対して実践的に取り組む方法を学ぶために、全学部生必修科目の社会活動演習と地域学実習の履修を課します。
 初年次セミナー、基礎セミナー、及び専門セミナー(1 学年4 人以下)において4年間を通した少人数でのセミナー教育を行うことで、課題発見力、論理的思考力、コミュニケーション力、表現力を養います。
 学修成果の評価については、全学的な申し合わせ及び各科目のシラバスに記載された成績評価項目等に基づき、授業目標への達成度により評価を行います。

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

 地域科学部では、教育課程において所定の単位数を修得するとともに、地域の社会や文化が抱えるさまざまな問題を、地域に根ざし地域から構想することで解決し、暮らしやすく平和で文化的に高度な地域社会を創り出すために必要な専門的能力を備えた人に学士の学位を授与します。
 地域科学部では、岐阜大学で育成すべき基盤的能力を基礎として、以下の専門的能力を備えた人材育成に向けて、能力の修得・達成を保証するために、厳格な単位・卒業認定を行います。

○創造的思考力と論理的思考力
 地域社会を取り巻く自然環境および歴史を総合的に把握し、多角的な視点から地域の政策的課題について論理的に分析して創造的な思考ができる。
○課題発見力と政策立案力
 現代社会の諸課題を発見し、人文科学、社会科学、自然科学の幅広い学問的蓄積をふまえて、個別課題に対する政策を立案できる専門的能力を身につけている。
○コミュニケーション力および実行力
 多様な価値観や思想と異なる文化を理解し、それらとの共存と交流を図りつつ、国際的な視野をもって地域社会の形成に参画することができる。