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理工学研究科(博士課程(前期))

 
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学部・研究科等の特色等

学部・研究科等の特色等

 理工学研究科は、平成21年に『自然科学の深化と理学と工学の融合により科学創成をリードする研究教育拠点の構築』を目的に大学院の機能強化を図り、博士前期・後期課程、各々10専攻と3専攻でスタートさせました。その後、平成28年に後期課程を総合理工学専攻の1専攻(基盤研究コースと先端科学技術コース)に、令和2年に前期課程を理学専攻(数理情報プログラム、物理・宇宙プログラム、化学プログラム、生物学プログラム、地球化学プログラム)、工学専攻(機械工学プログラム、電気電子プログラム、海洋土木工学プログラム、化学工学プログラム、化学生命工学プログラム、情報・生体システム工学プログラム、建築学プログラム)の2専攻に改組しています。各専攻は、関連する主要分野の基礎から応用に至るまで、幅広く教育研究活動を行っています。附属施設には地域の自治体や中堅企業との共同研究の拠点となる地域コトづくりセンターと災害の軽減に貢献する南西島弧地震火山観測所を設置しています。グローバル化に対応した学生の長・短期留学等の支援に対しては、グローバル人材育成支援室を設けています。国内外の多くの研究機関と連携協定や学術交流協定を結び、活発な交流・協働活動の推進も図っています。

 理工学研究科の運営は、自然に潜む普遍的原理を解明し、人類の英知を深めてより高度な科学技術の発展に寄与するために、理学系(理学部)と工学系(工学部)が各々の特徴を尊重しつつ、融合と深化を目指した協力体制を取っています。

 理工学研究科の研究理念は、『真理を愛し、高い倫理観を備え、自ら困難に挑戦する人格を育成し、時代の要請に対応できる教育研究の体系と枠組みを創成することによって、地域ならびに国際社会の進展に寄与する』です。

 この理念を受け、研究目的を『理工学に関する学問の高度化と多様化に幅広く柔軟に対応できる次世代を担う研究、及び人間生活を取り巻く自然について総合的な知識を増進し、今日の諸課題に対応できる倫理的判断基準を涵養するための研究活動の実践』として、国内外に発信する基礎研究はもちろんのこと環境・エネルギーや医療工学をはじめとする諸分野の応用研究を推進し、火山活動・集中豪雨・台風・地震・津波等の自然の摂理に係る防災・減災を図る研究や島嶼及び南九州地域が包含する諸課題に関連する研究に取組み、地域社会への貢献と我が国の理工学の発展に寄与した教育研究活動を続けてきています。

 教職員約250名、博士後期課程学生約30名、博士前期課程学生約600名を擁する理工学研究科は、未来に繋がる夢のある、あるいは役に立つ研究をベースに、地域社会の安心・安全・活性化と国内外への情報発信を推進する理工系教育研究活動の拠点として、今後とも力強く邁進する所存です。