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教育学部(教員養成)

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

教育学部は、教育に関する学識と専門的素養を身につけるための幅広いカリキュラムを通じ、人間の発達と教育に関する深い理解を基礎とし、教科と教職に関する専門の教育・研究を行うことで、適切な判断力、十分な実践的指導力、豊かな創造性を備えた質の高い教員を養成することによって、地域社会・国際社会の教育・文化の発展に貢献することを目的とする。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

-このような人を求めます-
●子どもと教育に関心を持ち、将来、教員になりたいと思っている人〔関心・意欲・態度〕
●教育に関する専門的な知識・技能を学修する上で必要となる基礎学力を有している人〔知識・理解〕
●ものごとを多様な視点から捉え、論理的に考えようとする人〔思考・判断〕
●自分の考えを的確に表現し、伝えようとする人〔技能・表現〕

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

 三重大学教育学部は、ディプロマ・ポリシーを実現するために、教員養成コア科目群を核とし、「学びのあしあと」による学修目標の設定と振り返りを行いながら、理論と実践の往還に基づいた体系的な教育課程を編成しています。4年間の学修を通して、複数(異校種・異教科)の免許を取得することができます。
 1年次には、教養教育科目を中心に学び、学士(教育学)取得のための基礎的な知識や技能を習得します。具体的には、専門教育の入門授業と教育実地研究基礎の履修を通して、教員としての基礎的な関心、意欲、態度を涵養します。
 2年次には、各コース・専攻で、取得する免許に関する専門科目の学修を行います。具体的には、教職に関する科目やコース専門に関する科目などで、教育をめぐる諸課題に対応するための理論や実践の学修を開始します。また、介護等体験や教育実習の事前実習を通して教員に求められる使命感や責任感を培います。
 3年次には、引き続き理論や実践の学修を行います。そして、習得した理論や実践を、主免許・基礎免許にかかわる教育実習において具体化することにより、実践的指導力を高めます。あわせて、教員になるための意欲や態度も高めていきます。また、コース専門に関する科目の学修も深め、教育をめぐる諸課題とより深く向き合うとともに、論理的思考力を養います。
 4年次には、これまでに修得した実践的指導力を、教育実地研究における関係機関・施設との協働を通してさらに高め、教員に必要とされる使命感や責任感を確実に身につけます。また、副免許・特別支援学校免許取得にかかわる教育実習を行います。さらに、教職実践演習において4年間の学修の成果を振り返ることを通して、自律的、主体的に学び続ける教員像を確立します。更に、卒業研究を通して、教育をめぐる諸課題を捉える多様な視点や態度、及び問題解決に向けての論理的思考力を修得します。

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

 教育学部は、次のような資質・能力を備えた人に対して、厳格な評価基準に基づいて学位を授与します。
・「感じる力」
  教員に求められる使命や責任を理解し、幼児や児童生徒の心身の成長を支えることができる。
・「考える力」
  教育に関する専門的な知識や技能に基づいて学級等を経営するとともに、授業等を計画・実践し、さらなる改善策を考え示すことができる。また、教育をめぐる諸課題を把握し、解決策を考え示すことができる。
・「コミュニケーション力」
  子どもの多様性を認め、一人ひとりに配慮した教育を行うことができる。また、同僚、保護者、地域の人々と協働しながら諸課題の解決に取り組むことができる。
・「生きる力」
  社会人としての教養や公正な態度、柔軟な思考を身につけ、地域社会の動向を踏まえながら、責任ある行動をとることができる。また、自己研鑽の必要性を理解し、主体的・自律的に学び続ける意欲や態度を有している。