学科・専攻等の名称
学科・専攻名 | 修業年限 | 取得可能な学位 |
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文化学科 | 4年 | 学士(人文科学) |
法律経済学科 | 4年 | 学士(法律経済) |
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
【文化学科】
世界諸地域の文化を、哲学、歴史学、考古学、社会学、文化人類学、地誌学、美術史、言語学、文学、図書館・情報学といった学問分野から専門的・総合的に学ぶことのできるカリキュラムを用意しています。
-4年間のカリキュラム構成と特徴-
●1年生:前期の「地域から考える文化と社会」では地域の文化や社会的問題を学ぶことで専門科目を学ぶ上での問題意識を身につけます。後期の「文化学研究総論」では、文献の読み方、調査・発表の仕方等、大学での学修の方法を学びます。また文化学必修科目(基礎)で、さまざまな学問領域の基礎的な考え方や知識を学んでいきます。1年生の最後には、これから専門的に学んでいく地域を決定します。
●2年生:前期の「専門PBLセミナーA(地域学セミナー)」で各地域文化に対する幅広い視野を得ながら、地域必修科目では多様な地域文化の諸相を学びます。また文化学必修科目(発展)や後期の「専門PBLセミナーB(文化学セミナー)」では、学問領域ごとのより高度の理論や研究を進めるための方法論などを学修します。2年生の最後には、これから専門的に学んでいく学問領域(指導教員)を決定します。
●3年生:専門演習(ゼミ)では、これまで学んできた専門的知識や研究方法を活かして、最も関心のある文化事象について研究を深めて行きます。また地域必修科目の学修を継続しながら、自分の研究テーマについて、多角的な視点からの理解を進めます。
●4年生:指導教員の指導の下に、4年間の学修の集大成として卒業論文を作成します。
【法律経済学科】
法学・政治学・経済学・経営学といった学問分野を対象にして、皆さんが自分の適性や関心を確認しながら学習できる教育カリキュラムを用意しています。
(4年間のカリキュラム構成と特徴)
●1年生:広い視野から学び始めつつ基礎の形成を前期に、「地域から考える文化と社会」の受講を通じてこれからの学習の問題意識を形成します。そして、後期から2年生前期にかけて受講する「専門PBLセミナー」では、討論の仕方や意見集約の方法など、大学での勉強の仕方を学びながら、2年生以降に専門としたい分野(コース)を絞り込んでいきます。また、1年生後期からは専門基礎科目も受講します。
●2年生:コースを決定して、コースの専門科目を中心に法政コース・現代経済コースのいずれかに所属し、法学・政治学・経済学・経営学に関する講義の中から、自分が選択したコースの専門科目を中心に勉強します。
●3年生:専門演習に所属して、さらに専門科目を専門演習では、これまでに学習してきたなかで最も関心のあるテーマについて、深く掘り下げて勉強します。また、所属する演習に関連する専門科目を中心に勉強します。
●4年生:卒業研究を通じて4年間の集大成を専門演習の指導教員の指導のもとに、4年間の学習の集大成として卒業論文を作成します。
教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)
●文化学科
文化学科では、まず1年次で「文化学必修科目(基礎)」や「文化学研究総論」などの基礎的な科目を履修します。そして2年次から、日本研究、アジア・オセアニア研究、ヨーロッパ・地中海研究、アメリカ研究のいずれかに属し、それぞれの地域の文化を多面的・総合的に学ぶことになります。各地域では、以下に示すようなバラエティ豊かな科目・専門分野を学ぶことができます。
日本研究:日本思想、日本史、考古学、社会学、日本民俗学、地理学、日本文学、日本語学
アジア・オセアニア研究:中国思想、インド思想、中国史、美術史、文化人類学、地理学・環境学、中国とその周辺地域の文学・語学
ヨーロッパ・地中海研究:西欧思想、倫理学、西洋史、社会学、地理学、イギリス・ドイツ・フランスの文学と語学
アメリカ研究:アメリカ思想、アメリカ史、社会学、文化人類学、地理学、アメリカの文学と語学
なお、「美術史」「図書館・情報学」は 地域に関わることなく専攻することができます。そして、地域ごとの総合的な学習を基盤として、そこから特定の専門分野の研究を深化させて、4年次には卒業論文を執筆します。
●法律経済学科
法律経済学科では、まず1年次に、「地域から考える文化と社会」で大学での学びが社会や地域の中でもつ意味を自覚し、さらに、1年次後期および2年次前期に、「専門PBLセミナー」で、専門的な課題についての学問的なアプローチの仕方を、グループ学習を通じて体得します。また並行して、4つの専門分野のもっとも基本となる科目である「専門基礎科目」(憲法、民法総則、政治学原論、経営学総論、経済原論、近代経済学)を学び、その過程で2年次後期以降、どのような専門分野に立脚して勉学を深めていくのかを決めます。具体的には、3年次の「専門演習(ゼミ)」を選択し、ある特定の専門分野を深く学び専門知識を獲得するとともに、4年次ではゼミの担当教員の指導のもと卒業論文を執筆します。ゼミでは、文献・判例の輪読、事例研究、ディベート、フィールドワーク・調査、さらに合宿やゼミ交流会などを通じて、ゼミ生同士がお互いに切磋琢磨するなかで、「積極性」や「主体性」を身につけていきます。このゼミの活動が、法律経済学科での大学生活の中心となります。
法律経済学科では、4分野にまたがる多様な専門科目を2年次前期から履修していきますが、このように幅広い学問分野の授業を提供しているため、どのように履修すれば自分の課題を深めていけるのかについて道しるべが必要になることがあります。そこで、すべての専門科目を2つのコースと4つの履修プログラムに配置し、またどの「専門演習(ゼミ)」を選択するかで、所属するコースおよびプログラムを決定しています。それによって、体系的かつ専門的に学んでいける環境を整えています。
法政コース
統治システム履修プログラム(憲法、政治学原論、行政法、地方自治論、行政学、国際関係論など)
生活法システム履修プログラム(民法総則、家族法、刑法総論、刑事訴訟法、会社法、労働基準法など)
現代経済コース
地域経済履修プログラム(近代経済学、計量経済学、地域経済論、産業経済論、財政学など)
企業経営履修プログラム(経営学総論、経済原論、金融論、マーケティング論、日本経済史など)
授業科目
授業の方法・内容
年間の授業計画
シラバス等
学生が修得すべき知識及び能力に関する情報
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
●文化学科
1.人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
2.変動激しい現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
3.人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探究できる。
4.変動激しい現代社会・地域社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
5.自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
6.国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。
●法律経済学科
1.法律・政治・経済・経営の諸分野において、専門的知識と豊かな教養を身につけている。
2.現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
3.法律・政治・経済・経営の諸分野を広く学び、学際的視点で問題を探究できる。
4.現代社会・地域社会の課題に挑戦する積極性を備える。
5.自ら学んだ知を的確に発信し、国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。
学修の成果に係る評価の基準
卒業・修了認定の基準
転学部・編入学等の可否、費用負担
可否 | 費用負担 | |
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転学部 | 可 | 0円 |
編入学 | 可 | 579,900円 |
(2023年5月1日現在)
転学部・編入学情報補足
入学検定料 30,000円(出願時)
入学料 282,000円(入学手続き時に納付)
授業料(前期 )267,900円(入学手続き時に納付)
専攻分野
専攻分野 |
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専攻分野に関する説明