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社会情報学部

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

 本学部は, 情報科学と人文・社会科学との融合のもとで, 情報と人間の共存の在り方を追究し, 高度情報化社会の要請に応える人材の育成, 新しい学問分野の創造, 地域社会及び国際社会に貢献することを目的とする。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

<人材育成の目標>
 社会で情報が生産・流通・加工・蓄積・活用される過程に関する知識を有し,批判的な思考・判断によって高度情報社会の課題を発見し,その解決を科学的な思考と実践的な情報処理やデータの収集・分析によって提案できる人材の育成

<入学者に求める能力・資質>
 1.社会の仕組みや情報技術に関する基本的な知識を持つ人
 2.科学的な考え方や基本的な分析手法を身に付けている人
 3.思考力・表現力の基礎となる言語運用能力を身につけている人
 4.高度情報社会の在り方や望ましい発展に関心がある人
 5.情報処理能力やデータの収集・分析能力を身に付けようとする人
 6. 外国語運用能力の向上と多文化の理解に関心がある人

<入学に際し必要な基礎学力>
 入学試験で選択した科目に限らず幅広く学習していることが望ましい。国語や数学,英語,地理歴史,公民,理科等を学習し,さらに広く情報社会の出来事に関心を持つようにしておくことが望ましい。

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教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

<教育の目標>
1. 大学での学修に必要な基礎的な学力や学修の方法・技術を修得させ,多角的な視点から問題を探究する姿勢を身に付けさせる教育
2. 専門教育を支える十分な社会情報学的な思考方法を醸成する教育
3. 情報リテラシーやデータ収集・分析能力,外国語運用能力等を養成する教育
4. 高度情報社会の特質を専門的・多角的に読み解く力や問題解決能力を養成する教育
5. 自ら設定したテーマに沿って調査・研究活動を進め,それを論文や提案として結実させる能力を養成する教育

<教育課程の構成>
1. 初年次を中心に編成された人文・社会科学,自然科学,外国語科目等の教養基盤科目,教養育成科目により基礎的素養を身に付ける教育を展開する。また,専門教育の基礎となるコア科目及びスキル系科目を学修させ,教養教育から専門教育へのスムーズな導入を図る。
2. これを基盤として,教育目標を達成するための専門教育をカリキュラムマップに則って系統的に行う。学んだ知識を実際の場面で応用できる技術・方法の修得のため,演習を重視し,専門分野での実践力を養う。

<教育内容・方法>
1. 学生の主体的・能動的な参加に基づいた講義・演習・実習の各科目
2. シラバスに詳述されたカリキュラムを構成する授業科目の目標・内容・教育方法・評価方法等に基づいた授業の展開
3. シラバス記載の目標の達成に向けた講義時間外の自己学習(予習・復習)の督励

<学修成果の評価>
学修成果の評価は,各科目についてはシラバス記載の成績(達成度)評価基準に基づいて行い,学則に従いS,A,B,C,Dの5段階での判定とこれを基にしたGPAの決定を行う。

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学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

<学位授与の条件,達成度・能力評価の基準>
 所定の年限在学し,かつ所定の単位を修得した者に学士の学位を授与する。
 上記のことを前提に,国立大学唯一の社会情報学部であることから,学士に求められる能力評価の一般的な基準を参考にしつつも,高度情報社会において有用な能力を獲得したかどうかを厳しく評価することとする。

<学修成果の目標>
 1.社会で情報が生産・流通・加工・蓄積・活用される一連のプロセス(社会情報過程)に関する知識を有し,課題を理解できること
 2.情報社会に生起する組織や地域社会の諸課題に関心を持ち,その解決に意欲を持つこと
 3. 科学的・批判的に思考・判断する能力を有し,自ら得た知見を分かりやすく説明・伝達する能力を備えていること
 4. 実践的な情報処理能力と課題に即したデータの収集・分析能力を有し,適切な考察を行うことができること
 5.外国語運用能力を有し,国内外で活躍できること