大学の基本情報
- 大学名
- 群馬大学
- 本部所在地
- 群馬県前橋市荒牧町4-2
- 設立年(設置認可年)
- 1949
- 大学の連絡先(代表番号、メールアドレスなど)
- 027-220-7111
平日8:30~17:15
連絡先ページへ
問合せページへ - 大学の種類
- 国立・大学(大学院大学を含む)
- 総学生数(学部)
- 5,032人
- 総学生数(大学院)
- 1,313人
- 総教員数(本務者)
- 780人
(2024年5月1日現在)
大学の教育研究上の目的や建学の精神
群馬大学は、上毛三山に抱かれた明るく豊かな自然風土の下、1949(昭和24年)に新制の国立大学として誕生した。それ以後、北関東を代表する総合大学として、有為な人材を育成するとともに、真理と平和を希求し、深遠な学理とその応用を考究し、世界の繁栄と人類の福祉に貢献することを目的として、その社会的使命を果たしてきた。
20世紀後半は、科学技術の飛躍的発展と経済の繁栄に象徴される時代であり、同時に、人類の生存と繁栄の根幹に関わる諸問題が地球的規模において顕在化した時代でもあった。この中にあって、本学は、教育学、社会情報学、医学、工学、の各分野における教育及び研究を通して、真摯に時代の要請に応えてきた。
ここにおいて、群馬大学は、21世紀を多面的かつ総合的に展望し、地球規模の多様なニーズに応えるため、新しい時代の教育及び研究の担い手として、次の基本理念を宣言する。
【基本理念】
1.新しい困難な諸課題に意欲的、創造的に取り組むことができ、幅広い国際的視野を備え、かつ人間の尊厳の理念に立脚して社会で活躍できる人材を育成する。
2.教育及び研究活動を世界的水準に高めるため、国内外の教育研究機関と連携し、世界の英知と科学技術の粋を集め、常に切磋琢磨し、最先端の創造的な学術研究を推進する。
3.教育及び研究の一層の活性化と個性化を実現するため、大学構成員の自主性、自律性を尊重し、学問の自由とその制度的保障である大学の自治を確立するとともに、それに対する大学としての厳しい自己責任を認識し、開かれた大学として不断の意識改革に務める。
【教育の目標】
1. 学生の自主的で創造的な勉学を促進する学修環境を整えるとともに、学生が本来持っている潜在的能力とエネルギーを引き出すため最大限の支援を行う。
2.教養教育においては、その重要性を認識し、全学的な協力体制の下、専門教育との連携を図りながら、幅広く深い教養、総合的な判断力、そして自然との共生を基盤とした豊かな人間性を涵養する。
3.学部専門教育においては、教養教育との融合を図りつつ、各専門分野の最新の知見及び技術を修得しうる基礎的能力を育成し、豊かな知性と感性及び広い視野を持ち、学士力に裏打ちされた、社会から信頼される人材を養成する。
4.大学院教育においては、高い倫理観と豊かな学識に立脚し、学部専門教育との関連を視野において、実践力を有する高度専門職業人及び創造的能力を備えた研究者を養成する。
【研究の目標】
1.専門分野において独創的な研究を展開するとともに、特に重点研究領域において国内外の大学・研究機関と連携して先端的研究を推進し、国際的な研究・人材育成の拠点を形成する。
2.基礎的研究と応用的、実践的研究との融合を図り産業界や自治体等との共同研究・共同事業を推進し、その成果を広く社会に還元する。
【社会貢献等の目標】
1.地域の知の拠点として学内外の関係機関と連携した活動を通じて、地域の文化及び伝統を育み、豊かな地域社会を創造する活動を行うとともに、知の地域社会への還元を推進し、産業の発展に貢献する。
2.地域医療を担う中核として医療福祉の向上にあたるとともに、地域住民の多様な学習意欲や技術開発ニーズに応え、地域社会の活性化に貢献する。
3.国際的視野の下で教育研究を充実する観点から、留学生の受け入れ及び本学学生の海外派遣を推進するとともに、海外の大学等との学術交流や教職員の国際交流を進める。
※社会貢献等の「等」は国際交流を含みます。
【大学運営の目標】
1.学長のリーダーシップの下で経営戦略を明確にし、大学構成員の能力を引き出し、自主性、自律性を持って効率的な大学運営に当たる。
2.大学内での情報共有化と社会に対する大学情報の積極的な発信に努め、学内外への説明責任を果たす。
3.不断の点検・評価と改革を推進し、大学の活力を維持発展させるとともに、大学の諸活動の質的向上を図る。
大学の特色等
◆学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー) ~このような人材を育てます~
<卒業認定・学位授与の条件>
1.以下の学修達成目標及び所属する学部・学科・課程が定める学位授与の要件を満足していること。
2.所定の年限在学し,かつ所属する学部・学科・課程が定める単位を修得していること。
<学修成果の目標>
専門的学識,技能
1.所属する学部・学科・課程の専門分野において求められる専門的学識・技能を修得し,現実の諸課題に対してその活用ができる。
幅広い教養,学際性
2.人間社会,歴史・文化,自然等についての幅広い教養と学際的理解に基づいて,様々な問題に対して多面的・総合的な判断ができる。
論理的思考力,コミュニケーション力
3.論理的思考力とコミュニケーション能力を持ち,社会で生起する問題に対し主体的に取り組む意欲を持っている。
社会人としての自覚,国際性
4.自然との共生を基盤とした豊かな人間性と広い視野及び社会的倫理観を持ち,社会から信頼され国内外で活躍することができる。
◆教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー) ~このような教育を行います~
<教育課程編成と教育方法>
全学的な協力体制の下、教養教育と専門教育の融合を図り、幅広く深い教養、豊かな知性と感性、総合的な判断力、専門分野の基礎的能力を育成するため、学生の潜在能力を最大限引き出せる教育課程を編成し、実施します。本学の基本理念及び教育の目標を達成するために、本学の教育課程(カリキュラム)は以下の方針で編成されています。
1.カリキュラム・ポリシーを具現化するカリキュラム・マップに従った系統的な教育と,授業科目の目標・内容・教育方法・達成度(成績)評価方法等について詳述されたシラバスに基づいた教育を実施し,アクティブ・ラーニング等の学生の自主的な学修意欲を促す教育,授業時間外自己学修や学修の振り返りを促す教育等を幅広く行う。
2.学士課程教育においては、全学共通の教養科目及び専門科目を、互いの融合を図りながら編成する。
3.全学共通の教養科目は、学士力の育成の基礎となる教養基盤科目と、幅広く深い教養・総合的な判断力・豊かな人間性の涵養につながる教養育成科目の二つの科目群から構成される。個別の領域の知識を学ぶのではなく、それらを統合していく考え方の修得及び各学問分野に共通の思考・判断・表現法の修得につながる教育を行うことにより、学生が自らの教養と主体性を構築していくことを促し、また外国語も含めた汎用的技能の基盤を培い、アイデンティティの確立した知識人としての考え方ができる人材を育成する教育を行う。
4.専門教育を学ぶ上で必須となる基礎的知識や技能の修得を目的に、高校教育と大学における専門教育との円滑な接合を助け、その分野の基本的リテラシーについて学ぶ教育を行う。また、専門分野に関連する分野についての基礎的理解と新しいアイデアを引き出すことに役立つ知識・技能の修得を図り、専門分野の知識・理解・技能の質の更なる向上を目指す教育を展開する。
5.専門科目においては、次の能力の養成に向けた教育を行う。
(1)専門分野の内容、社会的意義と限界を深く理解し、他者に説明・表現できる能力
(2)専門分野に関係する諸分野についての基礎的理解があり、客観的な評価ができる能力
(3)自らの専門分野の視点から現代世界が直面する諸変化の特性・特質を理解し、生起する諸課題について探究し、課題解決に実践的に取り組んでいくことができる能力
<学修成果の評価>
成績評価基準に基づいて行います。
◆入学者受入方針(アドミッション・ポリシー) ~このような人を求めています~
<入学者に求める能力・資質>
群馬大学の理念、教育の目標に賛同し、本学の教職員と共に学術研究の成果を地域に還元し、豊かな地域社会・国際社会の創造に貢献していく意欲にあふれ、以下の能力・意欲を持つ人を求めています。
1.高等学校の教育課程についての総合的な理解と大学教育を受けるにふさわしい基礎学力がある。
2.専門分野を学ぶ上で必要な基礎知識と強い探究心、コミュニケーション能力を持っている。
3.主体的に学ぶ姿勢と、論理的で柔軟な思考能力を持っている。
4.知的好奇心が旺盛で、新しい課題に積極的に取り組む意欲がある。
5.高い志と豊かな発想力を持ち、未来を切り開く夢と情熱を持っている。
6.地域社会や国際社会に貢献する意欲とリーダーシップを持っている。
<入学者選抜の方針・方法>
群馬大学は、本学で学びたい学生に対し、その多元的な能力を評価し選抜するために、多様な受験機会・入学試験を提供します。また、本学の国際化推進基本計画に基づいて、海外からの留学生を積極的に受け入れる方針の下、受験機会を提供します。
本学の教育の目標、求める能力・資質に合致する学生を選抜するために、一般選抜(前期・後期)の他に、特別選抜として総合型選抜、学校推薦型選抜、帰国生選抜、社会人選抜、私費外国人留学生選抜、3年次編入学試験等の入学試験を実施します。本学の入学試験では、それぞれの学部・学科・課程の専門・特性に合わせて、大学入学共通テスト、個別学力検査、実技等試験、調査書、活動歴、面接、小論文等を組み合わせて、総合的に合否を判定します。
教育研究上の基本組織
学部(短期大学の場合は学科) |
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共同教育学部 |
教育学部 |
情報学部 |
社会情報学部 |
医学部(医学科) |
医学部(保健学科) |
理工学部 |
特別支援教育特別専攻科 |
研究科 |
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大学院教育学研究科(専門職学位課程) |
大学院情報学研究科 |
社会情報学研究科(修士課程) |
大学院医学系研究科(修士課程) |
大学院医学系研究科(博士課程) |
大学院保健学研究科(博士前期課程) |
大学院保健学研究科(博士後期課程) |
大学院理工学府(博士前期課程) |
大学院理工学府(博士後期課程) |
大学院パブリックヘルス学環 |
大学院医理工レギュラトリーサイエンス学環 |
その他の学内組織 |
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総合情報メディアセンター(図書館) |
大学教育・学生支援機構 |
研究・産学連携推進機構 |
重粒子線医学推進機構 |
数理データ科学教育研究センター |
食健康科学教育研究センター |
未来先端研究機構 |
ダイバーシティ推進センター |
多職種連携教育研究研修センター |
多職種人材育成のための医療安全教育センター |
共同利用設備統括センター |
共同教育学部附属幼稚園 |
共同教育学部附属小学校 |
共同教育学部附属中学校 |
共同教育学部附属特別支援学校 |
共同教育学部附属教育実践センター |
医学部附属病院 |
医学系研究科附属生物資源センター |
医学系研究科附属薬剤耐性菌実験施設 |
医学系研究科附属教育研究支援センター |
保健学研究科附属保健学研究・教育センター |
理工学府附属元素科学国際教育研究センター |
生体調節研究所 |
生体調節研究所附属生体情報ゲノムリソースセンター |
生体調節研究所附属代謝シグナル研究展開センター |
生体調節研究所附属拠点研究支援センター |
教育研究上の基本組織に関する説明
キャンパス情報
荒牧キャンパス
所在地
群馬県前橋市 GoogleMapで参照
アクセス
~荒牧キャンパスへのアクセス~
●JR前橋駅北口2番乗り場(関越交通バス)
・群馬大学荒牧経由渋川市内循環渋川駅行、小児医療センター行「群馬大学荒牧」下車(所要時間約28分)
・渋川駅行、渋川市内循環渋川駅行 「前橋自動車教習所前」下車(所要時間約25分+徒歩10分)
※運行路線及び時刻等については、変更される場合もありますので詳細は、各運行会社のHP等をご確認ください。
外観
校地・校舎等の施設及び設備その他の学生の教育環境(バリアフリー等の対応状況含む)
●体育施設
体育館(球技場、柔・剣道場、体操・卓球・ダンス場)・陸上競技場・サッカー・ラグビー場・野球場・水泳プール(50m8コース)・テニスコート(9面)(全天候型・夜間照明付2面含む)・合宿所・妙義(和室)・ハンドボールコート
●課外活動施設
弓道場・馬場・合宿研修施設(22畳(1室)、14畳(2室)・シャワー室、談話室(12畳))体育管理施設・課外活動共用施設
高等教育の修学支援新制度
高等教育の修学支援新制度の対象校か | 確認年月 |
---|---|
○ | 2019年9月 |
※対象校とは、大学等における修学の支援に関する法律に定める授業料等減免実施のための要件を満たしていることについて確認を受けた機関を指す。
要件を満たさない機関及び対象校となるための申請をしていない機関は空欄で表示される。
※対象校であっても要件に合う学生のみが支援の対象になる。
評価結果(認証評価及びその他の評価の結果)
評価機関 | 評価年月 | 評価結果 | |
---|---|---|---|
機関別認証評価 | 大学改革支援・学位授与機構 | 2023年3月 | 適合している |
評価機関 | 評価年月 | 評価結果 | |
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機関別認証評価 | 大学改革支援・学位授与機構 | 2016年3月 | 適合している |
評価機関 | 評価年月 | 評価結果 | |
---|---|---|---|
教職大学院等認証評価 | 教員養成評価機構 | 2021年3月 | 適合している |
評価機関 | 評価年月 | 評価結果 | |
---|---|---|---|
国立大学法人群馬大学の2020(令和2)年度に係る業務の実績に関する評価結果 | 国立大学法人評価委員会 | 2020年12月 | 下記URL参照 |
評価機関 | 評価年月 | 評価結果 | |
---|---|---|---|
JABEE認定 | 日本技術者教育認定機構 | 適合 |
学生支援
修学支援
本学では、学生の個人的な問題に対する相談(修学相談・人生相談・生活相談等)に応じるため,「学生相談窓口」が学生センター(荒牧)及び理工学部事務室(桐生)に設けられています。また,助言を行うための全学的な機関として,荒牧地区に学生相談室、理工学部に学生相談室分室が開設されています。困っていること,悩んでいること,身体等の調子が悪いことなど,相談に応じています。
【施設について】
○健康支援総合センター
医師・カウンセラーとの相談等も実施しており,留学生に関しては,グローバルイニシアチブセンターにおいても相談を実施しています。
○図書館
学生が自立的な学習や,グループ学習,ディスカッションなどができる共有スペースとして,中央図書館,医学図書館及び理工学図書館にラーニングコモンズを設けています。会話や議論などコミュニケーションを取りながらの学習が可能です。個人・グループでの学習など,利用人数に合わせて多目的にご活用できます。
【各種プログラムについて】
○次世代グンマ創発的博士人財インダクションプログラム(Next-GIP)
博士課程学生の自由で挑戦的・融合的な研究を支援するとともに、研究に専念できる環境を整備します。
研究奨励費・研究費などの経済的支援および多様なキャリアパスの支援を通じ、博士課程学生を多彩な分野で活躍できる人材へと導くプログラムです。博士人材として必要な「人間力」の要素に含まれる「7つのコンピテンシー」に対応した、社会の多様な方面で活躍できるための「異分野研究者によるメンタリング」や「創発研究スキル講座」「キャリアパスセミナー」など8つの教育コンテンツを提供します。
本プログラムの詳細については下記のリンクからご確認ください。
https://sites.google.com/gunma-u.ac.jp/gu-next-gip
なお、本プログラムは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)に採択されて実施するものです。
○群馬大学グローバルフロンティアリーダー(GFL)育成プログラム
「自国及び他国の文化・歴史・伝統を理解し、外国語によるコミュニケーション能力を持ち、国内外において主体的に活動できる人」となるようなグローバルフロンティアリーダー(GFL)の育成のためのプログラムです。グループワークやプレゼンテーションなど実践的に英語を使用する特別授業、業界リーダー等の特別講演、特別留学プログラム、学生自身が企画する留学生交流や先端研究講演会などを通じ、日本語能力・国際理解を含む幅広い教養・外国語コミュニケーション能力の修得を中心とした教育を行うとともに、海外留学の経験を通して広い視野を持つ学生を育てます。
また、GFL学生に対し、授業料免除や留学費用の補助など、経済的にも支援します。
本プログラムの詳細については下記のリンクからご確認ください。
https://gfl.jimu.gunma-u.ac.jp/
心身の健康に係る支援
本学では,在学中の学生のために,心身に関する健康を支援する場として「健康支援総合センター」を設置しています。
ここでは,医師・看護師・公認心理師が中心となって,健康相談・カウンセリング・健康教育・保健指導・応急時の処置・近隣の医療機関への紹介などを行っています。
留学生支援
本学では、海外からの留学生受入れや協定校への留学生派遣を支援するためグローバルイニシアチブセンターを設置しています。
◆学習上の支援
日本語能力が不十分な留学生には、以下の日本語クラスを開講しています。
1.学部留学生のための外国語科目としての日本語コース
2.学部・研究科開講日本語科目
3.大使館推薦国費留学生・交換留学生などのための集中コース
4.大学院留学生のための補講科目としての日本語コース
学生のレベルや学習目標に応じて、上記の各コースに 参加し日本語を学習することができます。
国費留学生や交換留学生が、日本人学生対象の授業に参加するための十分な日本語能力を身につけていないと判断される場合、3のコースで中級レベルの日本語を 半年間集中的に学習し、コース修了後、日本人学生対象の授業に参加し教育研究活動が円滑に行えるようにします。
ゼロスタートの学習者は英語で指導を受けることを前提に受け入れますが、4のコースで日常生活に必要な日本語から中上級までの日本語を学ぶことができます。4のコースはオンラインで開講されており、どのキャンパスからでも参加できます。
既に日本人対象の授業に参加し教育研究活動を行える学習者については、本人の希望に応じて、1、2、4のクラスを履修できます。
また、留学生の円滑な学習・研究活動のためにチューター制度を設けています。
群馬大学学生がチューターとなり、留学生の日本語能力向上のための学習支援だけでなく、日本の大学での学習・研究に基本的な知識を補う支援もします。
◆生活上の支援
来日前の支援としては、海外交流課職員等が在留資格認定証明書交付申請による支援や寝具等の必要な物品の購入代行を行い日本での生活を円滑にスタートできるように支援しています。また、来日時には、住居となる学生寮やアパートへの送迎を行っています。来日後すぐに生活オリエンテーションを実施し、日本滞在中の生活に支障のないようにし、国民健康保険に加入させ、病気や怪我をした場合、大学職員が最寄りの病院、診療所の紹介を行っています。また、自国を離れて生活・学習を行う留学生を対象とした相談(カウンセリング)、および日本人学生を対象とした海外留学についての相談業務をグローバルイニシアチブセンターの教員や留学生アドバイザーが担当しています。すべての留学生を対象としているため、留学生相談をオンラインで行い、「留学生相談便り」を月に一度発行し、すべての留学生にメールで配布しています。留学生を対象とした学生寮が前橋市、桐生市に各1棟あり、月額5,900円(単身室)の寄宿料で提供しています。部屋数に限りがあるため、寮に入居できない学生は、民間アパートに入居します。民間アパートの場合、群馬大学が機関保証という形で保証人となり支援しています。
留学生支援(日本人学生への支援)
学生のニーズにあわせて、さまざまなタイプの留学プログラムを提供しています。例えば、
・海外協定校へ交換留学生として派遣される長期交換留学(3カ月以上)
・英語研修を兼ね備えた、海外協定校の学生と合同で実施する共同の課題解決型学習(PBL)プロジェクト(2週間~1カ月)
・本学学生が自分で企画した留学計画に基づいて留学を支援する「グローバルチャレンジプログラム」
があります。上記の留学プログラムについて、以下の経済的、および学生の派遣にあたる手続きや教育的支援を行っています。
◆経済的(奨学金)支援
日本学生支援機構(JASSO)の海外留学支援制度(協定派遣)や本学独自の奨学金支援制度により、各プログラムの選考により選出された学生に対して奨学金を支給しています。また、上記、グローバルチャレンジプログラムについては、本学基金により、学内の審査に採択された留学企画に対して、1件最大50万円の奨学金を支給しています。
◆派遣にあたる手続きや教育的支援
留学プログラムのタイプにあわせた、必要な留学の手続きや、教育的支援を行っています。また、どのような留学のタイプであっても、留学前・留学中・留学後について、本学グローバルイニシアチブセンターの専任教員(留学コーディネーター)が対応にあたっています。留学前後には研修を実施し、留学プログラムや手続きについてのオリエンテーションのほか、留学の教育的効果をあげるための指導を行っています。海外での滞在について、学生の安全確保のため、事前研修で危機管理の講座を実施するほか、渡航する学生には全員、大学が指定する海外旅行保険への加入を義務付けています。また、留学中は、本学・保険会社・旅行会社が連携して学生の安全管理について対応を行い、24時間の相談受付体制を整えています。
障害者支援
本学では、群馬大学における障害を理由とする差別の解消の推進に関する教職員対応要領に基づく合理的配慮や修学支援を提供しています。障害学生支援の窓口として大学教育・学生支援機構学生支援センターの中に「障害学生支援室」を設置しています。
◆支援内容
〇授業担当教員ならびに関係者、教育実習関係機関等への配慮依頼文書の配布
〇支援機器の貸出
〇学内のアクセスの確保
〇支援者(手話通訳者、文字通訳者、介助者等)の配置
〇実習・実験科目における配慮の調整
〇期末試験や課題における配慮の調整
〇健康支援総合センターと連携した支援
*実際に利用できる支援内容は、障害や状況によって異なります。
*具体的な支援例は対応要領に基づく留意事項(別紙)参照
就職・進路選択支援
◆学生の就職支援
荒牧キャンパスに全学生が利用可能な進路指導及び相談室としてキャリアサポート室を設置し、
次のような支援を行っています。
1.全学就職ガイダンスの開催
学生支援センターキャリアサポート室主催による就活対象学年及び低学年に向けた就職
ガイダンスを年間で30回程度開催。主な内容は以下のとおり。
①基本講座(就活スタートアップ講座、就職活動基礎講座、就活マナー講座等)
②実践講座(自己分析、企業研究、エントリーシート、面接講座等)
③医学部生向け講座
④公務員講座(試験対策講座等)
⑤特別講座(障がい学生向け就職セミナー、留学生のための就活講座、体験発表会等)
⑥各種試験対策(職務適性・一般教養模擬試験講座、SPI筆記試験対策等)
⑦インターンシップ関係説明会及び成果報告会
⑧合同企業説明会の開催
2.キャリアカウンセリングの充実
学生の就職相談体制の強化として、キャリアカウンセラーを配置し、荒牧、昭和及び桐生の
各キャンパスでの対面形式によるカウンセリングを実施しています。
(希望によりオンライン対応も可能)
主なカウンセリング内容は以下のとおりです。
①就職活動への指導助言
②職業適性・自己分析の指導助言
③エントリーシートの添削指導助言
④面接試験の指導助言
3.就職情報の収集環境の充実
①各種募集案内(公務員試験案内含む)の設置及び配付
②先輩の就職活動報告書の公開
③就職関連書籍・DVDの貸出
④求人情報、カウンセリングの予約状況等について、ホームページ及びツイッターによる情報発信
4.就職支援体制の強化、充実
①国公私立大学が参加する就職指導担当者研修会や全国就職指導ガイダンスにおいて意見交換
を図るとともに企業の採用担当者等による専門的助言や情報の収集による就職支援体制の強化。
②体験型インターンシップを推進するため実習先企業(登録企業)を継続的に確保して実習先との
協力体制を整備。
◆キャリア教育
群馬大学では学部の特性に応じたキャリア教育を行っています。学生の社会観や職業観を養うため、職業観
育成から将来の就業までを意識したキャリア教育を行っています。各学部でのキャリア教育科目は、カリキュラ
ムマップをもとに、在学中に学ぶべき学問について理解を深め、学ぶことの意味について考えるとともに、その
学習内容が企業や社会でどのように活用されるのかについて学びます。学部の特徴に応じた講義や実習、種々
のグループワーク、社会見学などを通して、社会が何を求めているのかを知り、自らのキャリアや将来像について
の意識を高めます。
課外活動
クラブ活動の状況
◆学生団体
文化部系76団体,運動部系78団体,その他5団体※種目や活動内容が同様の団体でも,全学部の学生が入部できる全学横断の団体と,原則,当該学部の学生が入部できる団体がある場合があります。
◆大学祭
学生の意識高揚と,広く群馬大学を学外に情報発信することなどを目的とし,大学祭を開催しています。
荒牧祭(荒牧キャンパス)毎年11月頃開催,医学祭(昭和キャンパス)隔年11月頃開催,群桐祭(桐生キャンパス)毎年10月頃開催
◆関東甲信越大学体育大会
関東甲信越大学体育大会は,学生スポーツの健全な発達及び普及を図り,併せて相互の親睦に資するため関東甲信越地区14大学(東京地区大学を除く。)が共同で毎年8月に開催しています。競技は,陸上競技・テニス・バスケットボール・剣道・卓球・硬式野球・サッカー・ソフトテニス・水泳・体操・柔道・準硬式球・ラグビー・弓道・バレーボール・バドミントン・空手道です。
◆クラブ・サークルリーダーシップ研修会
クラブ・サークルの新旧リーダー等を対象に,課外活動団体の健全な活動及び発展に寄与させることを目的として毎年行っています。
ボランティア活動の状況
本学では、各自治体,社会福祉団体等からの各種募集に対し,募集要項等を掲示板で周知しています。また,ボランティア募集情報の紹介も行っています。
学生寮一覧
学生寮の有無 |
---|
有 |
学生寮名 | 養心寮 |
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所在地 | 群馬県群馬県前橋市若宮町2-14-7 GoogleMapで参照 |
学生寮からキャンパスへのアクセス |
【養心寮】 【養心寮】 |
定員 | 139人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | 4,300円 |
入寮条件 |
入寮対象学生は共同教育学部,社会情報学部,医学部及び理工学部1年次の学生とし,家計の困窮度の高い者から順次行うものとします。 入寮対象学生は共同教育学部,社会情報学部,医学部及び理工学部1年次の学生とし,家計の困窮度の高い者から順次行うものとします。 |
特色 |
前橋市のほぼ中心地に位置し,鉄筋コンクリート3階建(収容人員男子77室(入居不可3室含),女子62室)で居室は個室です。個室設備は荷物用ロフト・エアコン・テレビアンテナ端子・コンセント2箇所(計6個)があり,各居室にインターネットの配線が設備されています。なお,インターネットを利用する場合は本人による所定の会社等との契約(有料)が必要です。また,寮内の共同利用施設は,談話室・浴室・洗濯室・洗面所・補食室が設けられております。費用は寄宿料(月額4,300円)の他に自治会費(4,800円/年額)及び光熱水費(8,000円/月)がかかります。また,最初の月のみ入寮費として別途3,000円を徴収します。 前橋市のほぼ中心地に位置し,鉄筋コンクリート3階建(収容人員男子77室(入居不可3室含),女子62室)で居室は個室です。個室設備は荷物用ロフト・エアコン・テレビアンテナ端子・コンセント2箇所(計6個)があり,各居室にインターネットの配線が設備されています。なお,インターネットを利用する場合は本人による所定の会社等との契約(有料)が必要です。また,寮内の共同利用施設は,談話室・浴室・洗濯室・洗面所・補食室が設けられております。費用は寄宿料(月額4,300円)の他に自治会費(4,800円/年額)及び光熱水費(8,000円/月)がかかります。また,最初の月のみ入寮費として別途3,000円を徴収します。 |
(2024年5月30日現在) | |
学生寮名 | 啓真寮 |
所在地 | 群馬県群馬県桐生市天神町3-14-45 GoogleMapで参照 |
学生寮からキャンパスへのアクセス |
【啓真寮】 【啓真寮】 |
定員 | 89人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | |
入寮条件 |
理工学部2年次以上の学生及び大学院理工学府学生 理工学部2年次以上の学生及び大学院理工学府学生 |
特色 |
啓真寮は、桐生市天神町三丁目14番45号にありJR桐生駅からバスで約15分かかります。寮から、理工学部(桐生キャンパス)へは徒歩で15分です。建物は鉄筋コンクリート4階建(収容人員89名)で居室は全て個室です。食事の提供はありません。 大学による管理寮で、外国人留学生及び女子学生も入居できます。 啓真寮は、桐生市天神町三丁目14番45号にありJR桐生駅からバスで約15分かかります。寮から、理工学部(桐生キャンパス)へは徒歩で15分です。建物は鉄筋コンクリート4階建(収容人員89名)で居室は全て個室です。食事の提供はありません。 大学による管理寮で、外国人留学生及び女子学生も入居できます。 |
(2024年5月30日現在) | |
学生寮名 | 国際交流会館(前橋) |
所在地 | 群馬県前橋市国領町2-22-4 GoogleMapで参照 |
学生寮からキャンパスへのアクセス |
【国際交流会館(荒牧地区)】 【国際交流会館(荒牧地区)】 |
定員 | 23人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | 5,900円 |
入寮条件 |
会館に入居できる者は、次のいずれかに該当する者。 会館に入居できる者は、次のいずれかに該当する者。 |
特色 |
(設備及び備品) (設備及び備品) |
(2024年5月30日現在) | |
学生寮名 | 国際交流会館(桐生) |
所在地 | 群馬県桐生市天神町3-14-45 GoogleMapで参照 |
学生寮からキャンパスへのアクセス |
桐生キャンパスへは、徒歩15分。 桐生キャンパスへは、徒歩15分。 |
定員 | 40人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | 5,900円 |
入寮条件 |
会館に入居できる者は、次のいずれかに該当する者。 会館に入居できる者は、次のいずれかに該当する者。 |
特色 |
(設備及び備品) (設備及び備品) |
(2024年5月30日現在) |
財務諸表等