学部・研究科等の特色等
医学科は、高い学術能力と豊かな人間性を兼ね備え、患者さんに信頼される医師および医学・生命科学の優れた研究者になるべき人材を育てます。そのために、基礎医学と臨床医学の教育を行い、学生の知識・技能はもちろん、日進月歩し、多様化する医学・医療に対応できる応用力を培います。同時に、医師としての倫理観や幅広い素養につながる日常生活での意識および行動を学生に求め、それを教員や医療スタッフがサポートします。また、亜熱帯という地域特性と東南アジア諸国との交流を生かした特色ある授業や課外活動も進め、国際性豊かな医師であることも教育目標の一つです。さらに昨今、医師不足の地域あるいは診療科の偏在などから明らかになってきた医師不足対策として「地域枠」を設けて学生定員を増やし、地域医療に貢献できる人材も育成しています。