学科・専攻等の名称
学科・専攻名 | 修業年限 | 取得可能な学位 |
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経営管理 | 2年 | 修士(商学)、修士(経営) |
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
【研究者養成コース】
一橋大学大学院経営管理研究科経営管理専攻研究者養成コース(以下、研究者養成コース)のカリキュラムの目的は、①創造的な研究成果を世に問うことができる高い研究能力、②学界において「知の発展」をグローバルに牽引するリーダーシップ、③社会科学の健全な発展に貢献するための高い倫理性を涵養することにあります。
その目的の達成に向けて研究者養成コースでは、コースワークおよび演習を通じて、商学・経営学分野における古典から最先端の研究成果まで幅広い内容を学ぶことができます。
コースワークでは、基本的なレベルとして400番台科目が、応用的な領域として500番台科目が、さらに博士後期課程のみを対象とする600番台科目が設定されています。これらの科目は、商学・経営学の学問領域を網羅して堅固な知的基盤を築き、研究能力を着実に高めることができるように、体系的に構成されています。
演習では、専門分野で高い研究能力を有する教員からきめ細かな研究指導を受けることができます。
以上のような体系的なプログラムを通じた学習の達成度を確認するために、本専攻では、ビジネススクール国際認証に対応した「学びの質保証」(Assurance of Learning)を実現するための調査を、継続的に実施しています。その結果は、各科目の内容およびカリキュラム全体の改善に活用されています。
【経営学修士コース 経営分析プログラム】
一橋大学大学院経営管理研究科経営管理専攻修士課程経営学修士コース経営分析プログラム(以下、経営分析プログラム)では、企業経営に関わる基本的な知識と考え方を幅広く学修した上で、現実社会で生じる課題について深く分析して創造的な解決策を提案し、高い倫理性に基づいてそれを実行につなげ、社会を牽引していく経営人材を養成することに重点を置いています。そのために、以下の教育課程編成の考え方に基づく、学修内容及び学修方法、学修成果の到達目標、学修成果の評価方法による教育課程を設けています。
1.教育課程編成の考え方
経営分析プログラムは、社会人、新卒者、そして留学生といった国内外からの多様な受講者を対象に、平日昼間に開講されているフルタイムのプログラムです。 経営分析プログラムの教育課程は、①講義科目と②演習科目で構成されています。講義科目は、企業経営を考える上で必要な知識を習得できるよう体系的かつ段階的に配置されています。演習科目は1年次および2年次にそれぞれ開講されており、多様性に恵まれた場での濃密な対話を通じて、お互いの価値観を尊重し合いながら、現実社会で直面する課題の分析能力と課題解決能力を高めることを目的としています。
2.学修内容及び学修方法
①講義科目
経営学、マーケティング、会計、ファイナンスの4領域を中心とする「コア科目」に加え、各領域のより専門的な内容や先端的な考え方を学ぶための応用科目として「選択科目」を提供しています。コア科目では、基礎となる標準的な内容を体系的に理解していきます。選択科目では先端的な理論やトピックなどを、自らの関心に基づいて学べます。さらに、英語による講義も提供されており、日本語と英語の講義を併用して知識を深めることができます。
これらの講義科目では、企業経営の諸問題を考える上で欠かせない理論を学ぶと同時に、ケース・ディスカッションやデータ分析をはじめとする実践的な手法を通じて、現実の世界と理論的な考え方を有機的に関連づけることで、実際の企業経営に適用するための能力も習得していきます。
②演習科目
演習科目では、教員によるきめ細かな指導の下で「読む・書く・考える」というプロセスを繰り返すことによって、企業経営の諸問題を深く洞察して創造的に解決する能力を培います。同時に、高い倫理性を備えた高潔な精神を育むことも、こうした少人数教育の目的です。
なお、外国人特別選考を経て入学した留学生には、専用の科目群として、日本語の集中的な学修を目的とした科目とともに、演習が提供されています。これらの科目群は、日本人学生と十分かつ円滑に討議するための土台を形成するだけでなく、修了後において高度なビジネス用語を日本語で駆使する能力を確実に定着させることに主眼を置いています。
3.学修成果の到達目標
講義科目および演習科目それぞれにおける目標はシラバスに明示されています。
4.学修成果の評価方法
講義科目においては、試験やレポートにより、シラバスで示された科目の目標への到達度を判定します。演習科目においては、レポートや発表内容等を通して、その目標への到達度を判定します。
また、研究成果物としてのワークショップレポートは、所定の審査体制と審査基準により評価します。
さらに、体系的なプログラムを通じた学修目標の達成度を確認するために、本研究科では、ビジネススクール国際認証に対応した「学びの質保証」(Assurance of Learning)に継続的に取り組んでいます。その結果は、各科目の内容およびカリキュラム全体の改善に活用されています。
なお、研究活動上の不正行為を防止するため、全学生を対象として、研究倫理教育を実施します。
教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)
授業科目
授業の方法・内容
年間の授業計画
シラバス等
学生が修得すべき知識及び能力に関する情報
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
【研究者養成コース】
一橋大学の前身である東京高等商業学校・東京商科大学は、産業界で活躍する人材のみならず、商学・経営学分野の優れた研究者・教育者を養成する機関でもありました。その伝統は、1953年に設置された大学院商学研究科を経て、2018年に発足した経営管理研究科によって、現在に至るまで受け継がれています。
大学院経営管理研究科経営管理専攻研究者養成コースの目的は、商学・経営学分野において質の高い研究を実現できる研究者を養成することにあります。
質の高い研究を実現するには、①創造的な研究成果を世に問うことができる高い研究能力、②学界において「知の発展」をグローバルに牽引するリーダーシップ、③社会科学の健全な発展に貢献するための高い倫理性を有しなければなりません。
これらを獲得して学位を授与された者は、経営、マーケティング、会計、金融ならびに関連諸分野を専門とする大学教員や、公的研究機関・民間シンクタンク等で研究員等として、活躍しています。こうした人材は、研究から得られる知見に基づいて産業界が直面する実践的な課題の解決にも有効な示唆を与えることのできる研究者として、社会に貢献することが期待されます。
【経営学修士コース 経営分析プログラム】
1875年に「商法講習所」として開設された一橋大学は、その前身である東京高等商業学校・東京商科大学の時代から、客観的な分析力と深い思考力を備えた高度専門職業人を、産業界を中心に数多く送り出してきました。
1.修得する能力・資質等
大学院経営管理研究科経営管理専攻修士課程経営学修士コースは、その伝統を受け継いで、企業経営に関わる高度な専門知識と分析能力を備え、企業や団体で指導的役割を果たす高度専門職業人材の育成を目的としています。
具体的には、深い洞察と効果的なコミュニケーション・スキルを併せ持つリーダーを育成すること、高度な専門的スキルに支えられた創造性を持つプロフェッショナルを育成すること、そして社会の健全な発展に貢献するための高い倫理性を備えた人材を育成することをその使命として掲げています。
本コースにおける学修を通じて理論・実務にわたる幅広い知識と深い洞察力を身につけることによって、修了後は、優れた企業・事業のあり方を創造的に構想・実現できる中核的な経営人材として、また高度な専門知識や分析力を駆使する専門職人材として、国内外で社会を牽引していくことが期待されます。
2.修得した能力・資質等の判定方法
大学院経営管理研究科規則および細則に定められた修了要件を満たしたことをもって、『1.修得する能力・資質等』に示した能力および資質等を身につけたものと判定します。
学修の成果に係る評価の基準
卒業・修了認定の基準
転学部・編入学等の可否、費用負担
可否 | 費用負担 | |
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転学部 | 不可 | |
編入学 | 不可 |
(2022年9月28日現在)
転学部・編入学情報補足
専攻分野
専攻分野 |
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経済学 商学・会計・ビジネス 観光学 経営学 MBA(経営学修士) 経営情報学 |
専攻分野に関する説明