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教養学部(文科系:1,2年次)

 
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教育課程

学科・専攻等の名称

学科・専攻名修業年限取得可能な学位
前期課程(文科一類~三類) 2年

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

東京大学教養学部前期課程は、以下の方針に基づき教育課程を体系的に編成・実施します。
・ 全学生を対象とした教養学部前期課程は、東京大学における学士課程一貫教育の前半部分に位置付けられるものです。ここでは、基礎科目、展開科目、総合科目、主題科目の科目区分を設け、科類ごとに学生が取得すべき必要最低単位数を定めています。
・ 基礎科目は、学士課程における学習の揺るぎない基盤となりうる基礎知識・技能、および主体的・自発的に思考する姿勢を学生が身につけることを目的とする科目です。それは、全科類共通の必修科目である「外国語(既修/初修)」「情報」「身体運動・健康科学実習」「初年次ゼミナール(文科/理科)」と、科類毎に必修・選択必修という形で履修を求める「社会科学」「人文科学」「自然科学」から構成されています。「初年次ゼミナール(文科/理科)」は、少人数のチュートリアル授業により、基礎となる学術的スキルを修得するとともに、自ら問題を設定し、その解決に取り組む姿勢を養うことを目的とする科目です。
・ 基礎科目においては、習熟度別の授業が広範に導入され、個々の学生の適性を見出し、意欲を引き出し、能力を伸ばす工夫がなされています。クラス分けにあたっては、授業の性格に応じて、学力・意欲、入試における科目選択、指定科目の履修等の基準が用いられます。
・ 展開科目は、「社会科学ゼミナール」「人文科学ゼミナール」「自然科学ゼミナール」から構成される任意選択科目で、各ゼミナールは、さらに学問領域や学術的方法に従って区分されています。前期課程における基礎科目と、後期課程における専門科目との結節点に位置付けられるもので、個々の学生が、主体的に選択した分野に固有の思考様式・分析手法を、実践を通じて体得する少人数授業です。
・ 総合科目は、広い視野から学生の総合的な判断力や柔軟な思考力を培う、多様性と体系性を備えた科目で、7つの系列(L.言語・コミュニケーション、A.思想・芸術、B.国際・地域、C.社会・制度、D.人間・環境、E.物質・生命、F.数理・情報)、さらに大科目、科目、個々の授業へと、幾重にも階層的に分類されて開講されます。学生は、特定の学問領域に偏ることなく社会科学・人文科学・自然科学を幅広く学びます。
・ 主題科目は、文字通り特定の主題に焦点を当てて掘り下げた考察を行う科目で、「学術フロンティア講義」「全学自由研究ゼミナール」「全学体験ゼミナール」「国際研修」から構成され、学生に、研究の最先端に触れる、あるいは時事的なトピックへの理解を深める機会を提供するものです。なお、学生が海外の大学等において取得した単位等を、「国際研修」の単位として認定する制度が設けられています。
・ 言語の壁を越えて自分の考えをグローバルに発信することを可能にする能動的な英語力を鍛えるために、英語を母語とする教員による少人数授業として、FLOW(Fluency-Oriented Workshop)、文科生対象のALESA(Active Learning of English for Students of the Arts)、理科生対象のALESS(Active Learning of English for Science Students)が設けられています。
・ 東京大学の「グローバルリーダー育成プログラム」の一環として、教養学部前期課程では、一定水準の英語力を有すると認められる学生を対象に、日本語と英語に加えて第三の言語の優れた運用能力を持つ人材を育成するために、トライリンガル・プログラムを導入しています。
・ 文科一類の学生は法と政治を中心に、文科二類の学生は経済を中心に、社会科学全般の基礎を学ぶとともに、関連する人文科学、自然科学の諸分野にわたって理解を深めます。文科三類の学生は言語、思想、歴史を中心に、人文科学全般の基礎を学ぶとともに、関連する社会科学、自然科学の諸分野にわたって理解を深めます。理科一類の学生は数学、物理学、化学を中心に、理科二類・三類の学生は生物学、化学、物理学を中心に、生命科学・物質科学・数理科学の基礎を学びます。
・ 日本語以外の言語で初等中等教育を一定期間以上受けた学生を対象として、英語で学位が取得できる特別なプログラム、PEAK(Programs in English at Komaba)が設けられています。PEAK生対象の授業の一部は他の学生にも開かれています。
・ 前期課程においては、個々の授業について学生が関連学習の時間を十分に確保できるように、履修登録できる単位数に上限を設けています。
・ 2年次の6・7月の授業期間には、原則として、当該期間以外に履修できないような必修科目を配置しません。この期間を積極的に活用して国内外のサマープログラムに参加するなど、多様な活動への挑戦に道が開かれています。
・ 前期課程における成績評価については、通常の科目では優以上の評価を原則として受験者の三割程度としています。また、科目によっては、共通教材の開発、統一試験の実施、シラバスの共有等を通じて、教育内容を標準化したうえで成績評価を厳正化することに取り組んでいます。
・ このように前期課程のカリキュラムは、科目群全体として豊かな教養を身につけるのに十分な広がりを持つと同時に、後期課程の専門科目に接続する奥行きを備えた科目も含んでいます。これは、独立した思考の主体たる学生を育成するカリキュラムであるとともに、進学希望者を受け入れるにあたって後期課程諸学部が主体的に独自の基準を設計できるようなカリキュラムでもあります。
・ 以上の教育課程の編成・実施方針を十全に実現するため、科目によっては諸学部および附置研究所・センター等の協力を得て、全学体制で運営しています。

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教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)

修業年限は、4年とし、前期課程2年は教養学部において、後期課程2年は各学部において教育を行う。ただし、後期課程のうち医学部医学科、農学部獣医学課程及び薬学部薬学科の修業年限は、4年とする。

授業科目

授業の方法・内容

年間の授業計画

シラバス等

学生が修得すべき知識及び能力に関する情報

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

学修の成果に係る評価の基準

卒業・修了認定の基準

転学部・編入学等の可否、費用負担

可否費用負担
転学部
編入学不可

転学部・編入学情報補足

専攻分野

専攻分野に関する説明