学科・専攻等の名称
学科・専攻名 | 修業年限 | 取得可能な学位 |
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経済学(3,4年次) | 2年 | 学士(経済学) |
経営学(3,4年次) | 2年 | 学士(経済学) |
金融学(3,4年次) | 2年 | 学士(経済学) |
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
東京大学経済学部は、経済学や経営学の理論的、実践的かつ総合的な洞察力あるいは応用力を持ち、国際的な視野に立って国内外の実業界・官界・学界などで活躍できる人材を養成することを自らの使命と考えています。この目標を実現するために、経済学科、経営学科、金融学科の三学科を設置し、以下のような方針に従ってカリキュラムを編成しています。また、各授業においては、目標、計画、方法及び成績評価方法を明示するとともに、成績評価を厳格に行っています。
第1に、主に2年次においては、経済学・経営学の基礎的な知識を学習する機会をすべての学生が持てるように、経済学・経営学の専門科目1の講義科目(経済学・経営学の基礎知識に関する科目)を配当しています。
第2に、主に3年次と4年次においては、経済学科、経営学科、金融学科に分かれて、より専門的な知識を習得するために専門科目2(経済学の専門知識に関する科目)、専門科目3(経営学の専門知識に関する科目)、専門科目4(金融学の専門知識に関する科目)の講義科目を配当します。しかしここでも、学科間での履修の制約を極力減らすことにより、上記三学科の学生が経済学・経営学の幅広い知識を習得するようなカリキュラム編成となっています。
第3に、特定のテーマに興味を持つ学生が、より深い理論的・実践的な知識を獲得することができるように、主に3年次と4年次において、少人数の学生と特定の教員が長期的かつ双方向的にディスカッションを重ねる場として演習科目(ゼミナール)を用意しています。これは東京大学経済学部の一つの伝統ともいえます。また学生は、演習指導教員などからの指導を得つつ、特定のテーマに関する学部卒業論文を作成・提出し所定の単位を得ることができます。
第4に、特定の分野でより高度な理論的知識の習得に挑戦したい学生のために、経済学部は東京大学大学院経済学研究科の講義・演習科目の一部を、一定の条件を満たした学生に対して履修可能としています。また、これを用いて、大学院経済学研究科に入学した学生が経済学部時代に取得した大学院科目の単位を活用して1年間で修士号を取得することを可能とする「卓越プログラム」を大学院に設置し、意欲と能力のある学生が計5年間で修士号を取得できる道を開いています。
第5に、東京大学経済学部在学中に、海外の教育機関での履修経験や、企業等での実業経験を積めるように、海外の諸大学との交流協定などにもとづく交換留学制度やインターンシップの充実を図っています。
以上の方針に基づくカリキュラムを実行することによって、東京大学経済学部は、実業界や官界の厳しい実践の現場あるいは意思決定の場においても、高度な学術研究の場においても、また大きな国際舞台でも身近な地域社会でも、臆することなく自分の理論と信条に従って意見を述べ、実行に移し、時に指導力を発揮し、もって社会に貢献できるような有為の人材を育成していきたいと考えます。
教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)
修業年限は、4年とし、前期課程2年は教養学部において、後期課程2年は各学部において教育を行う。ただし、後期課程のうち医学部医学科、農学部獣医学課程及び薬学部薬学科の修業年限は、4年とする。
授業科目
授業の方法・内容
年間の授業計画
シラバス等
学生が修得すべき知識及び能力に関する情報
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
東京大学経済学部は、学部の教育研究上の目的に基づき、国際的な視野に立って実業界・官界・学界などで活躍する人材を養成するため、定められた期間在学し、経済学・経営学の多様な分野に関する体系的な講義や個別研究を行う演習を履修し、かつ、所定の単位を修得したことにより、実業界や官界の厳しい実践の現場あるいは意思決定の場においても、高度な学術研究の場においても、また大きな国際舞台でも身近な地域社会でも、臆することなく自分の理論と信条に従って意見を述べ、実行に移し、時に指導力を発揮し、もって社会に貢献できるような有為の人材と認められる者に学士(経済学)の学位を授与します。
学修の成果に係る評価の基準
卒業・修了認定の基準
転学部・編入学等の可否、費用負担
可否 | 費用負担 | |
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転学部 | ||
編入学 | 不可 |
(2024年10月1日現在)
転学部・編入学情報補足
専攻分野
専攻分野に関する説明