大学の基本情報
- 大学名
- 東京大学
- 本部所在地
- 東京都文京区本郷7-3-1
- 設立年(設置認可年)
- 1949
- 大学の連絡先(代表番号、メールアドレスなど)
- 03-3812-2111
- 大学の種類
- 国立・大学(大学院大学を含む)
- 総学生数(学部)
- 14,058人
- 総学生数(大学院)
- 14,421人
- 総教員数(本務者)
- 3,961人
(2024年5月1日現在)
大学の教育研究上の目的や建学の精神
(東京大学憲章 前文)
21世紀に入り、人類は、国家を超えた地球大の交わりが飛躍的に強まる時代を迎えている。
日本もまた、世界に自らを開きつつ、その特質を発揮して人類文明に貢献することが求められている。東京大学は、この新しい世紀に際して、世界の公共性に奉仕する大学として、文字どおり「世界の東京大学」となることが、日本国民からの付託に応えて日本社会に寄与する道であるとの確信に立ち、国籍、民族、言語等のあらゆる境を超えた人類普遍の真理と真実を追究し、世界の平和と人類の福祉、人類と自然の共存、安全な環境の創造、諸地域の均衡のとれた持続的な発展、科学・技術の進歩、および文化の批判的継承と創造に、その教育・研究を通じて貢献することを、あらためて決意する。この使命の達成に向けて新しい時代を切り拓こうとするこの時、東京大学は、その依って立つべき理念と目標を明らかにするために、東京大学憲章を制定する。
東京大学は、1877年に創設された、日本で最も長い歴史をもつ大学であり、日本を代表する大学として、近代日本国家の発展に貢献してきた。第二次世界大戦後の1949年、日本国憲法の下での教育改革に際し、それまでの歴史から学び、負の遺産を清算して平和的、民主的な国家社会の形成に寄与する新制大学として再出発を期して以来、東京大学は、社会の要請に応え、科学・技術の飛躍的な展開に寄与しながら、先進的に教育・研究の体制を構築し、改革を進めることに努めてきた。
今、東京大学は、創立期、戦後改革の時代につぐ、国立大学法人化を伴う第三の大きな展開期を迎え、より自由にして自律性を発揮することができる新たな地位を求めている。これとともに、東京大学は、これまでの蓄積をふまえつつ、世界的な水準での学問研究の牽引力であること、あわせて公正な社会の実現、科学・技術の進歩と文化の創造に貢献する、世界的視野をもった市民的エリートが育つ場であることをあらためて目指す。ここにおいて、教職員が一体となって大学の運営に力を発揮できるようにすることは、東京大学の新たな飛躍にとって必須の課題である。
大学は、人間の可能性の限りない発展に対してたえず開かれた構造をもつべき学術の根源的性格に由来して、その自由と自律性を必要としている。同時に科学・技術のめざましい進展は、それ自体として高度の倫理性と社会性をその担い手に求めている。また、知があらゆる領域で決定的な意味をもつ社会の到来により、大学外における知を創造する場との連携は、大学における教育・研究の発展にますます大きな意味をもちつつある。このような観点から、東京大学は、その自治と自律を希求するとともに、世界に向かって自らを開き、その研究成果を積極的に社会に還元しつつ、同時に社会の要請に応える研究活動を創造して、大学と社会の双方向的な連携を推進する。
東京大学は、国民と社会から付託された資源を最も有効に活用し、たえず自己革新を行って、世界的水準の教育・研究を実現していくために、大学としての自己決定を重視するとともに、その決定と実践を厳しい社会の評価にさらさなければならない。東京大学は、自らへの評価と批判を願って活動の全容を公開し、広く世界の要請に的確に対応して、自らを変え、また、所与のシステムを変革する発展経路を弛むことなく追求し、世界における学術と知の創造・交流そして発展に貢献する。
東京大学は、その組織と活動における国際性を高め、世界の諸地域を深く理解し、また、真理と平和を希求する教育・研究を促進する。東京大学は、自らがアジアに位置する日本の大学であることを不断に自覚し、日本に蓄積された学問研究の特質を活かしてアジアとの連携をいっそう強め、世界諸地域との相互交流を推進する。
東京大学は、構成員の多様性が本質的に重要な意味をもつことを認識し、すべての構成員が国籍、性別、年齢、言語、宗教、政治上その他の意見、出身、財産、門地その他の地位、婚姻上の地位、家庭における地位、障害、疾患、経歴等の事由によって差別されることのないことを保障し、広く大学の活動に参画する機会をもつことができるように努める。
日本と世界の未来を担う世代のために、また真理への志をもつ人々のために、最善の条件と環境を用意し、世界に開かれ、かつ、差別から自由な知的探求の空間を構築することは、東京大学としての喜びに満ちた仕事である。ここに知の共同体としての東京大学は、自らに与えられた使命と課題を達成するために、以下に定める東京大学憲章に依り、すべての構成員の力をあわせて前進することを誓う。
【東京大学憲章の全文は本学ホームページ(https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/overview/b04.html)にてご覧いただけます】
大学の特色等
我が国最初の国立大学である東京大学は、人文学と社会科学と自然科学にわたる広範な学問分野において知の発展に努め、基盤的なディシプリンの継承と拡充を図るとともに、学際研究や学融合を媒介とする新たな学問領域の創造を進めてきた。東京大学は、一方で知の最先端に立つ世界最高水準の研究を推進し、活発な国際的研究交流を行って世界の学術をリードするとともに、他方で教養学部を責任部局とする前期課程教育体制を堅持して、充実した教養教育(リベラルアーツ教育)を学生に施し、広い視野と知的基礎を持つ学生を育成している。そして、そのような世界最高水準の研究と充実した教養教育とを基盤として、多様で質の高い専門教育を学部と大学院において展開し、日本のみならず世界各地からも多くの学生を集めて、世界的教育研究拠点の役割を果たしている。
さらに、平成29年6月に文部科学大臣から指定国立大学法人としての指定を受け、「知の協創の世界拠点」を形成するための取組を加速している。地域の課題を現場で体感し多くの方々と協力して課題解決を行うプログラムや学生の国際総合力を認定する制度の導入、海外大学等と連携した教育プログラムや卓越した学生をさらに伸ばす国際卓越大学院教育プログラムの拡充など高度人材育成の機能強化を図っている。
教育研究上の基本組織
学部(短期大学の場合は学科) |
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教養学部(文科系:1,2年次) |
教養学部(理科系:1,2年次) |
法学部 |
医学部(修業年限6年) |
医学部(修業年限4年) |
工学部 |
文学部 |
理学部 |
農学部(修業年限4年) |
農学部(修業年限6年) |
経済学部 |
教養学部 |
教育学部 |
薬学部(修業年限4年) |
薬学部(修業年限6年) |
その他の学内組織 |
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医科学研究所 |
地震研究所 |
東洋文化研究所 |
社会科学研究所 |
生産技術研究所 |
史料編纂所 |
定量生命科学研究所 |
宇宙線研究所 |
物性研究所 |
大気海洋研究所 |
先端科学技術研究センター |
学内共同教育研究施設 大学総合教育研究センター |
学内共同教育研究施設 相談支援研究開発センター |
学内共同教育研究施設 アイソトープ総合センター |
学内共同教育研究施設 高大接続研究開発センター |
学内共同教育研究施設 グローバル教育センター |
学内共同教育研究施設 多様性包摂協創センター |
国際高等研究所 東京カレッジ |
国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構 |
国際高等研究所 ニューロインテリジェンス国際研究機構 |
国際高等研究所 新世代感染症センター |
学術融合研究施設 未来ビジョン研究センター |
学術融合研究施設 低温科学研究センター |
学術融合研究施設 総合研究博物館 |
学術融合研究施設 環境安全研究センター |
学術融合研究施設 地球環境データコモンズ |
全国共同利用施設 情報基盤センター |
全国共同利用施設 素粒子物理国際研究センター |
全国共同利用施設 空間情報科学研究センター |
附属図書館 |
文書館 |
医学部附属病院 |
医科学研究所附属病院 |
教育研究上の基本組織に関する説明
キャンパス情報
アクセス
リンク先からご確認ください。
高等教育の修学支援新制度
高等教育の修学支援新制度の対象校か | 確認年月 |
---|---|
○ | 2019年9月 |
※対象校とは、大学等における修学の支援に関する法律に定める授業料等減免実施のための要件を満たしていることについて確認を受けた機関を指す。
要件を満たさない機関及び対象校となるための申請をしていない機関は空欄で表示される。
※対象校であっても要件に合う学生のみが支援の対象になる。
評価結果(認証評価及びその他の評価の結果)
評価機関 | 評価年月 | 評価結果 | |
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機関別認証評価 | 大学改革支援・学位授与機構 | 2023年3月 | 大学評価基準に適合している |
評価機関 | 評価年月 | 評価結果 | |
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国立大学法人評価(第三期中期目標期間) | 国立大学法人評価委員会 | 下記URL参照 |
評価機関 | 評価年月 | 評価結果 | |
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国立大学法人評価(第二期中期目標期間) | 国立大学法人評価委員会 | 下記URL参照 |
評価機関 | 評価年月 | 評価結果 | |
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国立大学法人評価(第一期中期目標期間) | 国立大学法人評価委員会 | 下記URL参照 |
評価機関 | 評価年月 | 評価結果 | |
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認証評価(大学機関別認証評価、専門職大学院認証評価) | 独立行政法人大学改革支援・学位授与機構 等 | 大学評価基準に適合している |
学生支援
修学支援
・個々の学生に応じた修学支援
① 学生生活(履修方法、サークル、対人関係等)にかかわる支援
② 学習(授業、研究活動等)にかかわる支援
・個々の学生に関する教職員、他部署との連携・調整
心身の健康に係る支援
学内には、健康診断や診療を行う保健センター、学生生活の困りごとや精神的な悩みを相談できる相談支援
研究開発センター(学生相談所、精神保健支援室、なんでも相談コーナー、コミュニケーション・サポート
ルーム、ピアサポートルーム)、各学部・研究科の相談室や支援室等があります。
留学生支援
リンク先からご確認ください。
留学生支援(日本人学生への支援)
リンク先からご確認ください。
障害者支援
(バリアフリー推進オフィス)
バリアフリー推進オフィスは「東京大学憲章」の精神及び「障害者差別解消法」といった法律に基づき、全学のバリアフリーを推進するための部署です。障害のある学生が円滑に教育を受けることができるよう、学生の所属する学部、研究科等とともに支援をコーディネートします。
(今まで行った支援の一部)
・支援に関する相談
・教室変更、教室での座席位置の確保、教室アクセスの確保
・パソコンテイク、ノートテイク、ノート作成
・書籍・資料の各種加工
・試験時に配慮すべき事項の調整
・支援機器に関する情報提供、支援機器の貸与
・学内施設の改善に向けた調整 等
(相談支援研究開発センター)
・コミュニケーション・サポートルームにおける発達障害学生支援
① 学生本人についての発達障害を軸とした医学・心理的評価と助言
② 社会適応を目的としたグループプログラムの実施
③ 発達障害学生への修学支援
④ 発達障害学生への就労支援
・精神保健支援室(保健センター精神科)における精神障害学生支援
①学生本人の精神症状を最小化しつつ修学可能性を検討する
②精神障害があり,修学上の配慮が必要と考えられた場合はその要請を行う
③精神障害のために休学を助言したり、休学していた学生には復学支援を行う
就職・進路選択支援
(キャリアサポート室)
○キャリア形成(進路全般)に関する支援
① 知の創造的摩擦プロジェクト
「交流会」
・東大生のための主体的なキャリア選択、大学生活をサポートするプロジェクト
・卒業生100名/在学生250名以上が一堂に会し人生観やキャリア観を話し合う
「語る会」
・専門分野/興味分野ごとに卒業生から学ぶ
②キャリア相談
・専任のアドバイザーによる進路/就職に関する支援
○就職活動に関する支援
①キャリアデザインセミナー、業界研究会、合同会社説明会の実施
②各種ワークショップ(ガイダンス、自己理解、エントリーシートの書き方等)の実施、OB/OG名簿の提供
○各種情報提供
①求人/インターンシップ情報の提供
②先輩からのメッセージ/先輩の進路情報
課外活動
クラブ活動の状況
リンク先からご確認ください。
ボランティア活動の状況
被災者の救援・復興支援に当たることは本学の責務であり、ボランティア活動に参画することは、学生にとって大変意義のあることと考えています。本学では、本学学生団体等が企画・募集する災害関連ボランティア活動や公的団体等が主催する、救援・復興に関わるボランティア活動を行う学生に支援金を補助するなど、支援活動に取り組んでいます。また、Webページ等でボランティアに関する情報も提供しています。
学生寮一覧
学生寮の有無 |
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有 |
学生寮名 | 三鷹国際学生宿舎 |
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所在地 | 東京都三鷹市新川6-22-20 GoogleMapで参照 |
学生寮からキャンパスへのアクセス |
宿舎(徒歩)→新川(小田急バス)→吉祥寺駅→吉祥寺(京王井の頭線)→駒場東大前(徒歩)→東大(駒場キャンパス) 宿舎(徒歩)→新川(小田急バス)→吉祥寺駅→吉祥寺(京王井の頭線)→駒場東大前(徒歩)→東大(駒場キャンパス) |
定員 | 605人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | 4,700円 |
入寮条件 |
・教養学部及び理学部数学科に在学する学生(外国人留学生は研究生でも可) ・教養学部及び理学部数学科に在学する学生(外国人留学生は研究生でも可) |
特色 |
上記寮費以外に別途、光熱水費基本料金、共益費等で月額4,150円が必要。 上記寮費以外に別途、光熱水費基本料金、共益費等で月額4,150円が必要。 |
(2024年9月1日現在) | |
学生寮名 | 豊島国際学生宿舎(A棟) |
所在地 | 東京都豊島区西巣鴨2-31-7 GoogleMapで参照 |
学生寮からキャンパスへのアクセス |
宿舎(徒歩)→西巣鴨(都営三田線)→春日(徒歩)→東大(本郷キャンパス) 宿舎(徒歩)→西巣鴨(都営三田線)→春日(徒歩)→東大(本郷キャンパス) |
定員 | 200人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | 10,000円 |
入寮条件 |
学部後期課程(教養学部の後期課程を除く)及び大学院正規課程に在籍する者(外国人留学生は研究生でも可) 学部後期課程(教養学部の後期課程を除く)及び大学院正規課程に在籍する者(外国人留学生は研究生でも可) |
特色 |
各居室の光熱水費は個人契約となっている。 各居室の光熱水費は個人契約となっている。 |
(2024年9月1日現在) | |
学生寮名 | 豊島国際学生宿舎(B棟) |
所在地 | 東京都豊島区西巣鴨2-31-7 GoogleMapで参照 |
学生寮からキャンパスへのアクセス |
宿舎(徒歩)→西巣鴨(都営三田線)→春日(徒歩)→東大(本郷キャンパス) 宿舎(徒歩)→西巣鴨(都営三田線)→春日(徒歩)→東大(本郷キャンパス) |
定員 | 300人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | 36,300円 |
入寮条件 |
学部後期課程(教養学部の後期課程を除く)及び大学院正規課程に在籍する者(外国人留学生は研究生でも可) 学部後期課程(教養学部の後期課程を除く)及び大学院正規課程に在籍する者(外国人留学生は研究生でも可) |
特色 |
特に経済的困窮度が高いと認められた者は、大学が月額26,300円の経済支援を行い、宿舎運営費が10,000円となる。 特に経済的困窮度が高いと認められた者は、大学が月額26,300円の経済支援を行い、宿舎運営費が10,000円となる。 |
(2024年9月1日現在) | |
学生寮名 | 追分国際学生宿舎 |
所在地 | 東京都文京区向丘1-12-8 GoogleMapで参照 |
学生寮からキャンパスへのアクセス |
宿舎(徒歩)→大学(本郷キャンパス) 宿舎(徒歩)→大学(本郷キャンパス) |
定員 | 150人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | 36,300円 |
入寮条件 |
学部後期課程(教養学部の後期課程を除く)及び大学院正規課程に在籍する者(外国人留学生は研究生でも可) 学部後期課程(教養学部の後期課程を除く)及び大学院正規課程に在籍する者(外国人留学生は研究生でも可) |
特色 |
特に生活困窮度が高いと認められた者は、大学が月額16,300円の経済支援を行い、宿舎運営費が20,000円となる。 特に生活困窮度が高いと認められた者は、大学が月額16,300円の経済支援を行い、宿舎運営費が20,000円となる。 |
(2024年9月1日現在) | |
学生寮名 | 目白台インターナショナル・ビレッジ |
所在地 | 東京都文京区目白台3-28-6 GoogleMapで参照 |
学生寮からキャンパスへのアクセス |
・宿舎(徒歩)→護国寺駅(東京メトロ有楽町線)→本郷三丁目駅(徒歩)→東大(本郷キャンパス) ・宿舎(徒歩)→護国寺駅(東京メトロ有楽町線)→本郷三丁目駅(徒歩)→東大(本郷キャンパス) |
定員 | 857人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | |
入寮条件 |
本学において研究教育に従事する研究者及びその配偶者 本学において研究教育に従事する研究者及びその配偶者 |
特色 |
2019年9月開寮。多彩な人々との共同生活により、コミュニケーション力を培い、国際的な視野を広げていく拠点となる事を目指した寮。 2019年9月開寮。多彩な人々との共同生活により、コミュニケーション力を培い、国際的な視野を広げていく拠点となる事を目指した寮。 |
(2024年9月1日現在) |
財務諸表等
財務情報についてリンク先からご確認ください。