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工学部

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

本学部は、今日の工業・技術社会に応え、幅広い教養と技術者倫理、コミュニケーション能力及び高度で最新の専門知識を身につけ、安心・安全な社会の創出及び地域環境保全や平和に貢献し得る、豊かな創造力と実践力を兼ね備えた人材を育成し、基礎科学研究の成果を、実際の産業や人間の生活・福祉等に役立てるよう応用・開発することを目的とします。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

【工学科】
※エネルギー環境工学コース・電気システム工学コース・機械工学コース・
 社会基盤デザインコース・電子情報通信コース・建築学コース・
 知能情報コース 共通

○ 一般入試(前期日程,後期日程)
・前期日程では大学入学共通テスト(5教科7科目または5教科8科目)及び個別学力検査等(数学、理科)を課しています。これにより、高等学校等で学んだ基礎学力をみるとともに、記述式の問題により思考力、判断力、表現力を総合的に評価します。また、調査書により自ら積極的に努力し総合的な基礎学力を有しているかを評価します。
・後期日程では大学入学共通テスト(3教科5科目または3教科6科目)を課しています。大学入学共通テストでは、特に数学、理科、外国語の基礎学力を重視し、論理的思考力が身に付いているかを評価します。また、調査書により自ら積極的に努力し総合的な基礎学力を有しているかを評価します。
(詳細は入学者選抜要項や学生募集要項を参照ください)。

○ 総合型選抜Ⅰ(大学入学共通テストを課さない)
・総合型選抜では書類選考による第1次選考及び個別面接による第2次選考を課しています。第1次選考では、志願理由書、自己推薦書と記載内容を証明する資料等に基づき、主体性、積極性及び工学への学習意欲を評価します。また、調査書により高等学校等で学んだ基礎学力を評価します。第2次選考では、面接で、志願理由・動機、将来計画、長所・特技などに関する質疑により、意欲や個性、コミュニケーション能力を評価し、口頭試問で、数学・物理に関する課題を課して、思考力及び基礎学力を評価します。また、プレゼンテーションを課し、表現力、思考力及び主体性を評価します。
(詳細は入学者選抜要項や学生募集要項を参照ください)。

○ 学校推薦型選抜Ⅱ(大学入学共通テストを課す)
・学校推薦型選抜(大学入学共通テストを課す)では大学入学共通テスト(3教科5科目または3教科6科目)及び個別学力検査(面接及び志願理由書、調査書、推薦書)を課しています。大学入学共通テストでは、特に数学、理科、外国語の基礎学力を重視し、論理的思考力が身に付いているかを評価します。個別学力検査では、面接及び志願理由書、調査書、推薦書により各コースの専門分野に対する強い向学心、高等学校等での主体的な活動、思考力や判断力を評価します。
(詳細は入学者選抜要項や学生募集要項を参照ください)。

○ 社会人特別選抜
・社会人特別入試では個別試験(面接)を課しています。面接(口頭試問を含む)及び志願理由書により基礎学力、各コースの専門分野を学ぶ意欲、思考力、表現力や主体性を評価します。また、履歴書等により社会人としての経験を確認します。
(詳細は入学者選抜要項や学生募集要項を参照ください)。

○ 私費外国人特別入試
・私費外国人特別入試では独立行政法人日本学生支援機構が実施する「日本留学試験」及び面接(口頭試問を含む)を課しています。日本留学試験(日本語、理科、数学)では各コースの専門分野を学ぶために必要な基礎学力を評価します。口頭試問を含む面接では思考力、判断力、表現力や主体性を評価します。
(詳細は入学者選抜要項や学生募集要項を参照ください)。

○ 第3年次特別編入学入試
・第3年次特別編入学試験では学力検査及び面接を課しています。学力検査では各コースの専門分野に関する基礎的な知識・技能と思考力を評価します。面接では学習意欲、表現力や主体性を評価します。
(詳細は入学者選抜要項や学生募集要項を参照ください)。

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教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

●機械工学コース
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)に示した人材を育成するため、全学共通教育科目、専門基礎科目及び専門科目を組み合わせたカリキュラムが編成されています。
全学共通教育科目により、多面的で幅広い教養科目をとおして、地域、国内、国際社会に関する知識を身に付けます。
専門基礎科目においては、機械工学に必要な数学、自然科学に関する基礎知識を身に付けます。
専門科目においては、機械工学の主要分野である、材料力学、材料・加工学、流体工学、熱工学、制御工学を学び、ものづくりに関する知識を初年次から高年次にかけて体系的に身に付けます。この他、グループワークによる実践的な科目が複数開講され、自立したものづくり能力を強化するとともにコミュニケーション能力や問題解決能力を身に付けます。

●エネルギー環境工学
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)に示した人材を育成するため、全学共通教育科目、専門基礎科目及び専門科目を組み合わせたカリキュラムが編成されています。
全学共通教育科目により、持続可能な社会構築等の多面的視野の重要性や社会規範、地域や国際社会との関わりを認識します。
専門基礎科目においては、エネルギー・環境に必要な、数学や物理学、化学といった自然科学に関する基礎知識を身に付けます。
専門科目においては機械工学をベースに、エネルギーの効率的な変換・制御、及び環境に配慮した材料に関する基礎知識を身に付け、これらを活用し、計画性と倫理性をもって実行・解決するための統合マネジメント及びコミュニケーション基礎能力を身に付けます。

●電気システム工学コース
本プログラムでは、入学から卒業まで各教員(指導教員)の指導をきめ細かく受けることによりコースの学習・教育目標を達成するための学習プログラムを段階的に履修していきます。
初年次では電気電子工学分野の技術者としての基礎学力の修得から始まり、電気システム工学分野の広がりを理解すると共に、興味深い分野を特化しながら専門的な課題に取り組む素地を身に付ける。
高年次では実験や演習をとおして養う自主学習能力や技術者としての倫理観を修得し、最終的には卒業研究をとおして技術者には欠かせない問題解決能力を身に付ける。
幅広い教養を身に付けるための人文・社会科学や国際的なコミュニケーション能力の向上のための外国語ならびに工学における他分野の知識を修得し、電気システム工学分野の技術者として、国際的に活躍できる能力を身に付ける。

●電子情報通信コース
本プログラムでは、入学から卒業まで各教員(指導教員)の指導をきめ細かく受けることによりコースの学習・教育目標を達成するための学習プログラムを段階的に履修していきます。
初年次では電気電子工学分野の技術者としての基礎学力の修得から始まり、電子情報通信工学分野の広がりを理解すると共に、興味深い分野を特化しながら専門的な課題に取り組む素地を身に付ける。
高年次では実験や演習をとおして養う自主学習能力や技術者としての倫理観を修得し、最終的には卒業研究をとおして技術者には欠かせない問題解決能力を身に付ける。
幅広い教養を身に付けるための人文・社会科学や国際的なコミュニケーション能力の向上のための外国語ならびに工学における他分野の知識を修得し、電子情報通信工学分野の技術者として、国際的に活躍できる能力を身に付ける。

●社会基盤デザインコース
本プログラムでは、地域特性を活かした教育及び島嶼社会から国際社会までの多様な社会的ニーズに対応できる教育を行うことを目的に、人文社会科学・自然科学を学び、その上で社会基盤デザインに関する専門技術に関する能力を身に付けます。1年次では、人文・社会・自然科学に関する幅広い教養及び語学力向上のための基幹科目、数学・物理等の専門基礎科目を中心に学ぶとともに、専門教育の導入科目が提供されます。2年次では、社会基盤デザインに関する専門科目である社会システム計画学、水圏環境工学、地盤環境工学、構造設計工学、建設材料学、デザイン基礎、情報処理解析法等が提供されます。3年次では社会基盤デザインに関する応用専門科目である海岸工学、地盤工学、橋設計論、維持管理工学、地震工学、減災計画、海底資源工学などが提供されます。また、より幅広い知識と複眼的な視点を身に付けることを目的に、工学科の他コースの専門科目が提供されます。なお、成績優秀者はグローバルエンジニアプログラム(GEプログラム)に志願することができます。GEプログラムでは学際的かつグローバルな視点とコミュニケーション能力、及び時代のニーズに貢献できる高度な技術力を兼ね備えた国際教養人の育成を目的に、英語を中心とした語学力・コミュニケーション能力、国際協力論・地域創生論等に関する科目、国際インターンシップや留学等が提供されます。4年次では卒業研究をとおしてこれまで身に付けてきた知識を活用する能力を身に付けるとともに、課題発見・解決能力及びコミュニケーション能力を身に付けます。なお、本コースは、日本技術者教育認定機構(JABEE)の認定を受けており、国際的な水準を有する教育システムとなっており、本JABEE教育プログラムを修了した者(卒業生)は、技術士一次試験が免除されるとともに、海外で活躍できる国際的技術者として認定を受けることができます。

●建築学コース
 1年次及び2年次においては多面的な文化、社会、自然環境等を幅広く学ぶ教養領域科目、言語、コミュニケーション、表現力を修得する基幹領域科目、専門分野の学習の基礎となる物理学、数学、化学を学ぶとともに、工学及び建築学の基礎となる科目(キャリアデザイン入門及び建築学基礎演習等)を履修します。
 2年次後期と3年次を中心に建築学の各分野の骨格的な内容を修得する科目を履修し、基本的な計画、設計、要素技術の理解と課題解決能力を身に付けます。3年次後期以降は建築学の専門家としての社会における職能や役割、責任を理解する科目(建築法規、技術者倫理等)も履修します。
 4年次では自立した技術者を目指して、それまでに修得した専門知識を課題解決に向けて応用、発展させ、その成果を集成、発表する機会として、卒業設計又は卒業研究に取り組みます。
 卒業に必要な単位数は、7つの能力を修得できるように編成されたカリキュラムにおいて、合計130単位以上の単位を修得する必要があります。この教育プログラムは、建築士の受験資格として認定されたものです。
【共通教育・専門基礎】
1.教養領域、総合領域、基幹領域 30単位以上
2.専門基礎科目 8単位以上
【専門教育】
1.専門必修科目 62単位
2.専門選択科目 24単位以上
3.工学融合プログラム科目 4単位以上

●知能情報コース
1年次及び2年次で提供される総合力演習科目の履修をとおして、自律性、社会性、コミュニケーション能力を重点的に身に付けます。
1年次及び2年次において、専門基礎科目、数学基礎科目及び知能情報コア科目群を履修することで、知能情報工学を学習していく上で必要とされる基礎学力、知能情報工学の専門基礎知識及びスキルを修得します。
共通教育の外国語科目に加えて、3・4年次に専門科目として提供される技術英語I〜III、ICT実践英語I、II等を履修することで、外国語によるコミュニケーション能力を修得します。
1年次、2年次の総合力演習科目の中の課題解決型グループ演習科目、3年次の知能情報実験III、エンジニアリングデザイン演習をとおして、課題解決能力、協調性、柔軟性を修得します。
1年次から4年次にかけて、共通教育科目(教養・総合領域)を履修することで、幅広い教養と柔軟な思考力を身に付けます。
3年次から4年次にかけて提供される知能情報専門科目、セミナーI、同II、卒業研究I、同II等をとおして、知能情報工学分野のより深い専門知識と先端技術を修得します。

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学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

●機械工学コース
機械工学の基本的な知識、幅広い教養、技術者倫理、ものづくりの基礎、これらを高めていく自己学習能力を身につけるため、以下の項目を学習目標とします。
1.分析・行動(地域・国際性、自律性)
国内外における機械工学の現状を多面的に考え、地域社会が要望する問題を自主的、継続的に学習する能力をもつ。
2.倫理(社会性)
幅広い教養と倫理観を備えて、深い洞察力や思考力を駆使し、物事を多面的に捉えて社会に対する責任感を有する。
3.知識(専門性、情報リテラシー)
数学、自然科学、情報技術の基礎分野および機械工学の専門分野に関する知識を習得し、これらを工学的問題に応用する能力をもつ。
4.協働・コミュニケーション(チームワーク、コミュニケーション・スキル)
他者との協働作業を通して論理的な説明ができるコミュニケーション能力を有し、英語などによる国際的なコミュニケーション能力 を身につけている。
5.解決・統合(問題解決力)
習得した知識を有機的に統合し、安全性・経済性・環境負荷を考慮した機械をデザインし、計画的に問題を解決できる能力を身につけている。

●エネルギー環境工学コース
エネルギーの効率的な変換・制御、環境に配慮した材料などの幅広い専門的な知識を有するとともに、それら複合分野を統合マネジメントし、総合的な問題であるエネルギー・環境分野に対応できる技術者となるよう以下の項目を学習目標とします。
1.分析・行動(地域・国際性、自律性)
広く国際社会を俯瞰したエネルギー・環境問題の現状を捉えつつ、地域との関わりを意識した持続可能な社会と人との諸問題について自主的かつ継続的に学習し、自らの考えを構築する能力を身につけている。
2.倫理(社会性)
知識や情報を、社会規範と高い倫理性をもって適切に判断し、責任感をもって行動する能力を身につけている。
3.知識(専門性、情報リテラシー)
幅広い教養と自然科学の基礎知識を有するとともに、エネルギー・環境についての専門知識を体系的に理解し、活用できる能力を身に つけている。
4.協働・コミュニケーション(チームワーク、コミュニケーション・スキル)
自らの考え方が説明でき、かつ他者の考え方をも理解できるコミュニケーション能力を有するとともに、他者と相互に協力しながら行動する能力を身につけている。また国際社会で必要な英語などによるコミュニケーション基礎能力を身につけている。
5.解決・統合(問題解決力)
獲得した知識やスキル、考え方や経験等を総合的に活用することによって、エネルギー・環境に関する課題に対して、計画性をもって実行・解決する能力を身につけている。

●電気システム工学コース
(A) 幅広い教養と豊かな知性及び柔軟な思考力の修得
幅広い教養を修得し、地域の歴史・文化や多様な価値観を理解することによって、国際的・多角的に物事を考える能力を修得する。
(B) 技術者としての基礎学力の修得
技術者に必要とされる自然科学、数学、情報処理技術の基礎を修得する。
(C) 電気システム工学分野の広がりの理解と専門的な課題に取り組むための知識の修得
電気電子工学の基礎および電気システム工学分野に関する専門知識を修得する。また、工学における他分野との関連を理解し、複眼的に諸課題を解決する能力を修得する。
(D) 技術者としてのコミュニケーション能力とチームワーク力の向上
論理的な記述力と語学力の獲得、口頭発表、討論などを通して、技術者としてのコミュニケーション能力を修得する。また、チームでの協働作業において、各人とのコミュニケーションを通してそれぞれの役割を理解し、自己の行動や他者への働きかけが実行できる能力を修得する。
(E) 社会とのつながりを意識した技術者しての責任の理解
科学技術が社会に及ぼす影響や効果を踏まえ、技術者としての責任を理解し、技術者に必須となる法規や倫理規範に関する基礎的な知識を修得する。
(F) 問題理解、課題解決能力および自主的・継続的学習能力の向上
与えられた課題の問題点を理解し、現実的な条件下で解決するための情報収集・分析、計画立案、実行ならびにデータ解析する能力を修得する。これら課題解決のプロセスを通して、自主的・継続的に学習する能力を修得し、定められた期限内に課題を仕上げる習慣を身につける。


●電子情報通信コース
(A) 幅広い教養と豊かな知性及び柔軟な思考力の修得
幅広い教養を修得し、地域の歴史・文化や多様な価値観を理解することによって、国際的・多角的に物事を考える能力を修得する。
(B) 技術者としての基礎学力の修得
技術者に必要とされる自然科学、数学、情報処理技術の基礎を修得する。
(C) 電子情報通信工学分野の広がりの理解と専門的な課題に取り組むための知識の修得
電気電子工学の基礎および電子情報通信工学分野に関する専門知識を修得する。また、工学における他分野との関連を理解し、複眼的に諸課題を解決する能力を修得する。
(D) 技術者としてのコミュニケーション能力とチームワーク力の向上
論理的な記述力と語学力の獲得、口頭発表、討論などを通して、技術者としてのコミュニケーション能力を修得する。また、チームでの協働作業において、各人とのコミュニケーションを通してそれぞれの役割を理解し、自己の行動や他者への働きかけが実行できる能力を修得する。
(E) 社会とつながりを意識した技術者しての責任の理解
科学技術が社会に及ぼす影響や効果を踏まえ、技術者としての責任を理解し、技術者に必須となる法規や倫理規範に関する基礎的な知識を修得する。
(F) 問題理解、課題解決能力および自主的・継続的学習能力の向上
与えられた課題の問題点を理解し、現実的な条件下で解決するための情報収集・分析、計画立案、実行ならびにデータ解析する能力を修得する。これら課題解決のプロセスを通して、自主的・継続的に学習する能力を修得し、定められた期限内に課題を仕上げる習慣を身につける。

●社会基盤デザインコース
本コースでは、以下に示す知識・能力の習得を目標としています。
(A)多面的理解: 物事を多面的に考えられるための人文・社会科学の素養
(B)技術者倫理: 亜熱帯島嶼地域の自然・社会環境を理解するとともに、社会基盤デザインの実社会に対する影響や効果を理解し、技術者としての社会的責任(技術者倫理)を考える素養
(C)基礎能力: 実社会で直面する様々な問題に対応するため、社会基盤デザインの基礎となる数学および自然科学に関する知識とその応用能力
(D)専門技術: 社会基盤デザインの主要専門分野である社会システム計画学、水圏環境工学、地盤環境工学、構造設計工学、建設材料学の基礎および応用能力と継続的な自己学習能力
(E)デザイン能力: 社会の要求を解決するために、社会基盤デザインの専門技術や情報処理技術を利用し、個人・チームでデザインする能力
(F)表現力: 日本語によって物事を理論的に記述し、プレゼンテーションを行う能力
(G)外国語能力: 国際的に活躍するために、英語およびその他の外国語の基礎、コミュニケーションおよび情報獲得能力
(H)問題解決能力: 与えられた制約の下で、自ら課題を発見し、課題を解決するための研究を計画的に遂行し、その結果をまとめ、チームで仕事をするための能力

●建築学コース
自然と調和しながら人間生活の安全性・快適性・利便性を追求し、多様化する社会のニーズに対応できる豊かな創造性と幅広い知識を持ち、亜熱帯島嶼地域に属する沖縄の特色ある自然、文化、資源、社会条件から地球レベルの環境、防災、生活空間づくりの課題を含めて、建築学に関わる包括的・基礎的な専門知識と、特定領域の高度な専門知識を有する技術者を育成する。 
(A)国際性、地域性、多面的理解:地域の歴史と自然、物事の価値を国際的視野から多面的にとらえ、豊かな生活環境のあり方を構想できる素養
(B)社会・倫理:建築関連技術が社会や自然環境に及ぼす効果・影響と、社会的責任を持つ建築技術者としての倫理を理解する能力
(C)自然科学: 数学・自然科学・情報技術に関する知識とそれらを建築技術に応用できる能力
(D)建築の専門技術・基礎:以下の分野にわたる基礎的・包括的な素養と、特定分野の高度な専門知識とその応用能力
(E)社会性、問題解決能力:社会の要請を的確にとらえ、種々の領域と連携しつつ課題を解決できる能力
(F)情報リテラシーとコミュニケーション能力:幅広い情報と知識を適切に収集し、言語やコミュニケーション手段を的確に用いて記述、発表、コミュニケーションを行うことができる能力

●知能情報コース
知能情報工学分野の専門知識・実践力及び幅広い教養と技術者倫理を身につけるとともに、変動する複雑な社会で柔軟かつ自律的に対応できる人材を育成します。地域社会・国際社会において、専門家として長期にわたって活躍できるように、以下の8項目のグローバル基準を学習目標としています。
(A)自律性:自ら掲げた目標を達成するために計画的かつ継続的に行動する。
(B)社会理解と協調性:学習・研究成果を社会に還元する意義と技術者としての社会に対する責任を理解するとともに、多様な人々と協調して行動する。
(C)コミュニケーション能力:地域・国際社会で通用するコミュニケーション能力を修得する。
(D)柔軟性:幅広い教養と柔軟な思考力を修得し、複雑な問題に適切に対応する。
(E)専門性:知能情報工学分野の専門的な知識を修得する。
(F)基礎学力:知能情報工学分野を継続して学習するための基礎学力を修得する。
(G)実践性:知能情報工学分野の実践的な技術を修得する。
(H)課題解決能力と創造性:知能情報工学の理論および技術を総合的に活用し、与えられた制約下で創意工夫により課題を解決する能力を修得する。

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