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理学部

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

本学部は,普遍的な基礎科学の重要性を念頭に置き,優れた人材の育成と理学分野の研究の発展を目指し,更に,亜熱帯島嶼の特性を生かした特色のある教育研究を推進することを目的とする。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

【数理科学科】
〇一般選抜 前期日程
 大学入学共通テストにおいては、5教科7科目を課します(国語、数学、英語を必修科目として、地歴・公民から1科目、理科は物理、化学、生物から2科目を選択とします)。個別学力検査等では、数学を必修とし、本学科の教育理念に基づき個別学力検査等の数学では記述式になっています。理科は物理、化学、生物から1科目を選択とします。また、学習に対する主体性・協調性を調査書の内容に基づいて総合的に評価します。選抜基準は総合得点で判断をし、同点者の順位決定は個別学力検査等の数学の得点、次に大学入学共通テストの数学の得点で判定します。
〇一般選抜 後期日程
 大学入学共通テストにおいては、5教科7科目を課します(国語、数学、英語を必修科目として、地歴・公民から1科目、理科は物理、化学、生物から2科目を選択とします)。個別学力検査等は、数学だけで、本学科の教育理念に基づき数学的にも意義のある問題を記述式で出題するよう努めています。また、学習に対する主体性・協調性を調査書の内容に基づいて総合的に評価します。選抜基準は総合得点で判断をし、同点者の順位決定は個別学力検査等の数学の得点、次に大学入学共通テストの数学の得点で判定します。

 私費外国人留学生選抜については、大学のHPでご確認下さい。

【物質地球科学科】
 <物理系>
〇一般選抜 前期日程
 高等学校等で身に付けた基礎学力や思考力・判断力・表現力を重視し、5教科7科目又は5教科8科目の大学入学共通テスト(国語、地歴・公民、数学、理科、外国語)を課しています。個別学力検査等では、数学と理科(物理)を課し、数学と理科の成績を重視した選抜を行っています。また、調査書の内容も含めた総合的な評価を行っています。
〇一般選抜 後期日程
 高等学校等で身に付けた基礎学力や思考力・判断力・表現力を重視し、5教科7科目又は5教科8科目の大学入学共通テスト(国語、地歴・公民、数学、理科、外国語)を課しています。大学入学共通テストの数学と理科の配点を高くする傾斜配点により、数学と理科の成績を重視した選抜を行っています。また、調査書の内容も含めた総合的な評価を行っています。
〇学校推薦型選抜II(大学入学共通テストを課す)
 高等学校等で身に付けた基礎学力や思考力・判断力・表現力を重視し、5教科7科目又は5教科8科目の大学入学共通テスト(国語、地歴・公民、数学、理科、外国語)を課しています。それに加えて、面接試験を行うことにより、物理学の基礎学力(数学の基礎学力も含む)、学習への意欲、適性等を併せもっている人を選抜します。
 
 帰国生徒特別選抜、私費外国人留学生選抜については、大学のHPでご確認下さい。

 <地球環境系>
  地球環境系は中等教育での教育課程を尊重するとともに、受験者が中等教育で基本的な学力と思考力を身に付けたかどうかを重視しています。また特定の分野に偏るような試験内容や試験方法は避けるよう努力しています。
〇一般選抜 前期日程
 大学入学共通テストを課しています。このことによって、高等学校等での学習の達成度をみるとともに、大学での学習に必要な基礎学力をもっているかを判断します。前期日程の個別学力検査では、数学(数I・数Ⅱ・数Ⅲ・数A・数B)と理科(物理基礎・物理、化学基礎・化学、地学基礎・地学から1つ選択)の試験を行います。これらの試験では記述式の問題を多く取り入れています。受験者の思考力や記述力等を総合的にみるためです。これに調査書の内容も含め、総合的な評価を行います。
〇一般選抜 後期日程
 大学入学共通テストを課しています。このことによって、高等学校等での学習の達成度をみるとともに、大学での学習に必要な基礎学力をもっているかを判断します。後期日程の個別学力検査では、小論文の試験を行います。文章の読解能力や情報の要約能力、及び地球科学分野に対する興味や関心度、及び論理的な文章の表現力等を評価します。これに、調査書の内容も含めて総合的な評価を行います。
〇学校推薦型選抜II(大学入学共通テストを課す)
 大学入学共通テストを課しています。このことによって、高等学校等での学習の達成度をみるとともに、大学での学習に必要な基礎学力をもっているかを判断します。それに加えて、面接試験を行うことにより、地学の専門分野に対する学習への意欲、適性等を併せもっている人を選抜します。

 帰国生徒特別選抜、私費外国人留学生選抜については、大学のHPでご確認下さい。

【海洋自然科学科】
 <化学系>
〇一般選抜 前期日程
 大学入学共通テスト及び個別学力検査等をとおして、広い基礎学力を有する受験者を評価し、選抜します。
〇一般選抜 後期日程
 大学入学共通テスト及び調査書の内容を総合して、基本的な学力や学習意欲、適性を評価し、選抜します。
〇学校推薦型選抜II(大学入学共通テストを課す)
 大学入学共通テスト、面接及び調査書の内容を総合して、基礎学力と自然に対する旺盛な探究心、及び自然科学の素養を評価し、選抜します。

 帰国生徒特別選抜、私費外国人留学生選抜については、大学のHPでご確認下さい。

 <生物系>
〇一般選抜 前期日程
 高等学校等の教育課程において基本的な学力と思考力が身に付いているかどうかを重視して入学者選抜を行っています。
 前期日程の大学入学共通テストでは国語と数学を必須教科とし、地歴・公民と外国語からそれぞれ1科目、理科から2科目を選択科目として課しています。前期日程の個別学力検査等では数学と生物学(生物基礎・生物)を必須科目としていますが、生物学の試験では論述形式の問題を多く出題し、生物学の基礎的な知識に加え、論理的な思考力を重視した選抜を行っています。
〇一般選抜 後期日程
 高等学校等の教育課程において基本的な学力と思考力が身に付いているかどうかを重視して入学者選抜を行っています。
 後期日程の大学入学共通テストでは国語と数学を必須教科とし、地歴・公民と外国語からそれぞれ1科目、理科から2科目を選択科目として課しています。後期日程の個別学力検査等では、受験者の理解力、考察力、発想力、表現力、主体性・協調性などを総合的に評価するため、小論文を課しています。
〇学校推薦型選抜II(大学入学共通テストを課す)
 高等学校等の教育課程において基本的な学力と思考力が身に付いているかどうかを重視して入学者選抜を行っています。
 大学入学共通テストでは国語と数学を必須教科とし、地歴・公民と外国語からそれぞれ1科目、理科から2科目を選択科目として課しています。また、個別学力検査等では面接を行って生物学・水産学に関する基礎的な知識や学習意欲、適性等を判断し、志願理由書や調査書と合わせて総合的な評価を行います。

 帰国生徒特別選抜、私費外国人留学生選抜については、大学のHPでご確認下さい。

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教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

●数理科学
 数理科学学士教育プログラムは、琉球大学の「自由平等、寛容平和」の建学の精神の下、本学のディプロマ・ポリシーに基づき、諸科学の基礎としての数理科学の教育研究を行うとともに、数理科学的素養を持ち、社会の多様化と時代の変化に柔軟に対応できる幅広い教養を身に付けた人材を育成することを目的とします。
 そのような人材を育成するために、本学士教育プログラムでは、所定の課程を修め、必要な単位を修得し、以下のような能力を修得した者に、学士(理学)の学位を授与します。
(1)社会の多様化及び時代の変化に柔軟に対応して、自律的に学習し行動し、多様な人々の存在を認めて尊重し、互いに協働して生きていく総合的教養人としての能力
(2)地域や世界における複雑化した問題に全人類的視点から取り組むことができる専門的知識人として、多様な情報を受け取り、自らの考えを論理的かつ的確に伝えることができる能力
(3)多様に変化していく社会の要求に対応して、数理的思考を基盤とした自由な発想や論理的な思考を用いて、問題解決する能力
(4)数学的専門知識を理解し、それを様々な問題に柔軟に応用することができる実践力
(5)数学に関する文献を読みこなし、様々な科学、技術及び情報を自主的、継続的に学習し情報化社会の発展に資する能力

●物理系
 物理系学士教育プログラムでは、琉球大学の「自由平等、寛容平和」の建学の精神の下、本学のディプロマ・ポリシーに基づき、多様な自然現象を物理学的に探求し、体系的な理解を通して普遍的法則や考え方についての研究を行うとともに、それらを身に付け、社会や学問の世界において自立できる人間を育て、物理学を通して人類の幸福と社会の進展に貢献できる人材を育成することを目的とします。そのような人材を育成するために、本学士教育プログラムでは、所定の課程を修め、必要な単位を修得し、以下のような能力を修得した者に学士(理学)の学位を授与します。
(1)力学的な現象や電磁気学的な現象、原子などのミクロな振舞いを基礎法則に基づいて理解できる能力
(2)基本的な計測技術、計算機利用技術
(3)基本的なプレゼンテーション能力
(4)現代物理学の知識に基づいて自然現象や物質の性質を探求する能力

●地学系
 地学系学士教育プログラムでは、は琉球大学の「自由平等、寛容平和」の建学の精神の下、本学のディプロマ・ポリシー及び学部の専門分野の特色と人材養成目的に基づいて、大気,海洋並びに地表から地球深部までを対象とし、琉球列島の地理的位置、気候、地質を活かした基礎教育と研究を行い、地球科学を基盤として地域並びに国際社会に貢献できる人材を育成することを目的とします。
そのような人材を育成するために、本学士教育プログラムでは、所定の課程を修め、必要な単位を修得し、以下のような能力を修得した者に、学士(理学)の学位を授与します。
(1)自然科学に基づき広い視野と柔軟な思考力を活用して、論理的に考え行動できる能力
(2)海洋、亜熱帯、島嶼などの琉球弧の地理的特性を理解し、類似した自然環境を有する国外の諸地域の問題にも応用できる能力
(3)地球温暖化などのグローバルな問題を論理的に整理し、人類と自然との共生について深く考える能力
(4)語学学習やプレゼンテーションを通じた国際化に対応できるコミュニケーション能力及び論理的表現能力
(5)幅広い情報を収集し、適切に理解した上で取捨選択し、活用できる能力
(6)自然科学に関する基礎学力と大気圏・水圏・地圏で起きる地球科学に関する学力を身に付け、地球環境問題を含む諸問題の解決に貢献する課題解決能力

●化学系
 化学系学士教育プログラムは、琉球大学の「自由平等、寛容平和」の建学の精神の下、本学のディプロマ・ポリシーに基づき、学部の専門分野の特色と人材養成目的に基づいて、多様な物質の反応・構造・機能を分子科学的に理解する基礎的化学に加えて、新規物質の創成や亜熱帯・島嶼・海洋の地域特性を生かした天然物・環境分野の化学的教育研究を行い、化学的素養を基礎に幅広い分野で活躍できる人材を育成することを目的とします。
 そのような人材を育成するために、本学士教育プログラムでは、必要な単位を修得し、以下のような能力を修得した者に学士(理学)の学位を授与します。
(1)講義を通して修得した化学の基本的な知識・理論を土台とし、物質の多様な反応・構造・機能並びに自然現象を分子科学的に理解する能力
(2)実験実習を通して修得した基本的な知識・原理・実験操作を土台とし、目的に応じた実験器具や汎用機器を選択して適切な実験を計画・推進できる能力
(3)得られた実験結果に対して真摯に向き合い、自ら積極的に問題を解決し結論を導ける能力
(4)卒業研究などの実験科目で自ら研究計画をたて実践することにより、自律的に行動し、習慣化できる能力
(5)セミナーや卒業研究発表会などの発表資料作成過程において、スライド・ポスターなどの基本的な作成方法及び表現技法を修得し、論理的にプレゼンテーションできる能力
(6)英語で書かれた文献・資料の理解やその内容の発表により語学力の向上を図り、英語を能動的に活用する能力
(7)レポートや卒業論文を作成する過程において、必要な情報の取捨選択や統計処理などのノウハウを修得し、情報を適切に処理・利用する能力
(8)基礎化学のみならず、亜熱帯・島嶼・海洋の地域特性化学に関する素養を備え、地域・社会の持続的かつ普遍的な発展に寄与できる21世紀型市民としての実践力

●生物系
 生物系学士教育プログラムでは、琉球大学の「自由平等、寛容平和」の建学の精神の下、本学のディプロマ・ポリシーに基づき、学部の専門分野の特色と人材養成目的に基づいて、[TN1] 琉球列島の恵まれた自然環境を実体験の場として活用した生物学教育並びに自らの生物学的素養を地域から国際社会までの様々な領域で発揮できる人材を育成することを目的とする。
 そのような人材を育成するために、本学士教育プログラムでは、必要な単位を修得し、以下のような能力を修得した者に、学士(理学)の学位を授与します。
(1)生物系が提供する講義・実習科目の履修を通して修得した、生物学に関する専門的知識
(2)生物学の知識を基に人間・社会・自然に対する理解を深め、問題を探求し解決する能力
(3)学士課程の集大成としての卒業研究を通して修得した、知識の活用能力、論理的思考力、課題探求力、問題解決力、表現能力、コミュニケーション能力、総合的判断力

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