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生物資源学研究科(博士課程(後期))

 
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学部・研究科等の特色等

学部・研究科等の特色等

博士前期課程および博士後期課程ともに資源循環学専攻、共生環境学専攻、生物圏生命科学専攻の3専攻で構成されている。学部から大学院まで同一の理念に基づく一貫教育を教授できる教育課程が編成されており、学部と博士前期課程では教育に関して密接な関係を築き、博士前期課程と博士後期課程では教育と研究の連携を保ちながら前期課程は教育に重心を置き、後期課程では研究に重心を置く教育研究体制が敷かれている。
資源循環学専攻は、20世紀後半に急速に拡大した食料や石油エネルギーに由来する生活物質の大量生産・大量消費・大量廃棄に基づく生活様式は,便利で快適である反面,深刻な地球温暖化問題や食料問題などを引き起こしている。これらの問題を解決するため,本専攻では以下の2講座を設け,食料生産,生物資源の有効利用,社会システムの構築を中心とした様々な基礎教育を基盤とし,総合力と応用力を養う教育・研究体制を整え,21世紀の食料・環境問題の解決に取り組み,循環型社会の実現を目指す。
共生環境学専攻は、地球とそれが育む多様な生態系から成る地球生命圏の環境を理解し,人間活動と生態系が調和する持続的な生物生産システムの構築を目指し,陸圏・海洋圏・大気圏が複雑に連動する地球生態システムを対象に,気象学・環境科学・生態科学などに根ざした,農学・理学・工学を包含した総合科学的手法の教育・研究を行う。また,この複雑なシステムを数理的に読み解くことで環境変化や気候変動の仕組みを理解し,連動する人類と人間社会の諸課題に応えるために,フィールドワークを援用しながら最先端の教育・研究を行う。
生物圏生命科学専攻は、生命科学全般に関する基礎的学理及び海洋の資源生物の育成・保全・管理に関わる学問を構築し,実践的教育を通じてそれを学生に修得させることを目指している。このため,本専攻では,個々の学生が資源生物の生命現象に関する基礎理論を生態系,群集,個体群,個体,器官,細胞,分子レベルで理解するとともに,生物科学の研究に必要な研究技法を修得するための教育・研究を行う。。