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芸術地域デザイン学部

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

佐賀大学芸術地域デザイン学部規則 第2条 (学部の目的)

本学部は,芸術で地域を拓き,芸術で世界を拓く人材を育成することを目的とする。

詳細URL https://kiteikanri2011.admin.saga-u.ac.jp/browse.php?action_treeList&rule=1035
上記URLにて,各コースの目的についてもご覧いただけます。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

【教育目的と入学後の学習に必要な能力や適性等】
芸術地域デザイン学部は,創造性や高い技能をもち,新しい芸術表現を実現できる人材,また,地域が有する問題や状況に芸術を手段として柔軟に対応し,芸術を社会に紹介したり,芸術で社会を活性化したりできる人材の養成を目的とします。各コースの教育目的,カリキュラム編成と本カリキュラムに適応するために必要な入学時の能力や適性等,そして入学志願者に求める高等学校等での学習の取り組みは以下の通りです。

■芸術表現コース
現代の様々な問題に主体的かつ積極的に取り組み,芸術を自ら創造・表現し,美術・工芸や有田セラミックの専門的知識を修得するとともに,芸術を多面的・総合的に学ぶことで社会の中で自らの活動をマネジメントできる能力を身につけることにより,地域創生に貢献する人材を養成します。そのためのカリキュラム編成と本カリキュラムに適応するために必要な入学時の能力や適性等および入学志願者に求める高等学校等での学習の取り組みは以下の通りです。

カリキュラム編成・カリキュラムに適応するために必要な入学時の能力や適性等
・教養教育科目
自然,文化,社会に関する基礎的な知識を修得するために,専門に関する特定の教科や科目に留まらない幅広い知識や考え方を身に付けておくとともに,外国語科目(英語)を履修するための基本的な英語の学習力が必要です。
・インターフェース科目
現代社会の諸問題との接続を意識した問題発見能力や解決能力を修得するために,現代的な課題や事象に対する興味・関心だけでなく,学生同士のグループ学習やプレゼンテーションなどを含むアクティブ・ラーニングを積極的に行っていくための主体的な行動力や学習態度が必要です。
・学部共通科目
芸術表現,地域デザインの両分野で共通的に身に付けるべき知識や技能,考え方などを授業や演習,フィールドワークを通じて修得するために,高等学校までに修得すべき幅広い教科・科目の知識と技能とともに,主体的な行動力と他者との基本的なコミュニケーション能力は不可欠です。なお,芸術表現の技能や巧拙は,共通科目を履修する上で前提とはなりませんが,芸術表現や地域デザインの両分野に対する興味・関心を有していることは必要です。
・専門科目
独自の芸術表現とそれを支える技術,芸術の歴史や素材・技法に関する知識,経営的な視点を持ち,芸術を多面的・総合的に捉える能力を修得するために,高等学校で習得すべき基礎的学力とともに芸術についての知識,また,自らの手による描写力,発想力など芸術表現に関わる基本的な技能が不可欠です。
・卒業研究
学生各自が設定した課題を最終学年の1年間をかけて掘り下げることで,論文あるいは作品として仕上げることを求めるため,3年次までの教育課程で十分に学習できていることが前提となります。また,卒業研究は少人数形式で行うため,積極的に議論や活動へ参加する態度や,周囲とのコミュニケーションを通じて,制作活動等を活性化できるような能力や姿勢を持っていることは有効です。

〈入学志願者に求める高等学校等での学習の取り組み〉
芸術表現コースで学ぶにあたって大きく3つの事を意識してください。1つ目は「活力」です。芸術が果たしてきた役割を学びつつ,これからの社会とどのようにつながることが出来るかを想像してください。主体的な自己が生まれ,同時に活力を生み出す事が出来ます。2つ目は「理知」です。身の回りの現実に起こる出来事に興味を持ち,気になる事に少し立ち止まりながら知識を深めてください。様々な分野の事が複雑に関係している世界の様々な兆候を見逃さない感性が育まれ,理知へと発展します。3つ目は「発信」です。自分の好きなものや気になることを誰かに積極的に伝えてください。それは活力と理知を伴って社会への発信へ変わります。これらの事を入学前から意識することで,より有意義な大学生活が送れるはずです。
上記のことに加え,自らの学習活動や取り組みなどを通して,周囲の学生にも良い刺激をもたらすことで,本学科の教育・研究活動を活性化できる「主体的に学ぶ態度」を持った学生を歓迎します。

■地域デザインコース
地域資源をデザインの手法を使ってコンテンツ化し,地域創生に貢献できる人材,キュレーター(学芸員)やアートコーディネーターとして国内・海外の文化芸術振興に寄与できる人材,また,まちづくり,地域創生等のコーディネーターやリーダーとして地域社会に貢献できる人材を養成します。そのためのカリキュラム編成と本カリキュラムに適応するために必要な入学時の能力や適性等および入学志願者に求める高等学校等での学習の取り組みは以下の通りです。

カリキュラム編成・カリキュラムに適応するために必要な入学時の能力や適性等
・教養教育科目
自然,文化,社会に関する基礎的な知識を修得するために,専門に関する特定の教科や科目に留まらない幅広い知識や考え方を身に付けておくとともに,外国語科目(英語)を履修するための基本的な英語の学習力が必要です。
・インターフェース科目
現代社会の諸問題との接続を意識した問題発見能力や解決能力を修得するために,現代的な課題や事象に対する興味・関心だけでなく,学生同士のグループ学習やプレゼンテーションなどを含むアクティブ・ラーニングを積極的に行っていくための主体的な行動力や学習態度が必要です。
・学部共通科目
芸術表現,地域デザインの両分野で共通的に身に付けるべき知識や技能,考え方などを授業や演習,フィールドワークを通じて修得するために,高等学校までに修得すべき幅広い教科・科目の知識と技能とともに,主体的な行動力と他者との基本的なコミュニケーション能力は不可欠です。なお,芸術表現の技能や巧拙は,共通科目を履修する上で前提とはなりませんが,芸術表現や地域デザインの両分野に対する興味・関心を有していることは必要です。
・専門科目
地域デザインの理論と実践力,芸術の歴史や素材・技法に関する知識,経営的な視点から芸術を多面的・総合的に捉える能力について,授業や演習,フィールドワークを通じて修得するために,高等学校で習得すべき幅広い教科・科目の基礎的学力とともに,地域社会が抱える問題についての基礎的な知識,様々な資料や情報を読み解くための基礎的な読解力,論理的思考力,分析力,考察力に加え,自分の考えを発信する表現力,企画力,発想力等が必要です。
・卒業研究
学生各自が設定した課題を最終学年の1年間をかけて掘り下げることで,論文あるいは作品として仕上げることを求めるため,3年次までの教育課程で十分に学習できていることが前提となります。また,卒業研究は少人数形式で行うため,積極的に議論や活動へ参加する態度や,周囲とのコミュニケーションを通じて,制作活動等を活性化できるような能力や姿勢を持っていることは有効です。

〈入学志願者に求める高等学校等での学習の取り組み〉
地域デザインコースで問われるのは,芸術表現の技能・巧拙ではありません。地域デザインコースにおける4年間の教育課程を確実に修得するためには,高等学校で履修する教科・科目を広く学んでおくことが重要です。特に,国語,英語の基礎的な学力を有していることが求められます。これらの幅広い基礎的な学力をもとに,自分の考えを分かり易く,文章や絵,図表などを多角的に組み合わせることで口頭で表現できる企画力,発想力,表現力が必要です。将来,国内・海外の文化芸術振興,あるいはまちづくり,地域創生等に貢献できる人材となるためには,地域社会にとどまらない幅広い視野と強い関心を持つことも重要です。読書などを通して知識教養を深めるとともに,大学入学前にボランティア活動や学校内外での諸活動など,地域や社会全般に関わる何らかの実践を経験できる機会があれば,積極的に挑戦することを期待します。
上記のことに加え,自らの学習活動や取り組みなどを通して,周囲の学生にも良い刺激をもたらすことで,本学科の教育・研究活動を活性化できる「主体的に学ぶ態度」を持った学生を歓迎します。

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教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

【佐賀大学芸術地域デザイン学部の教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー)】
芸術地域デザイン学科共通
学位授与の方針を具現化するために,以下の方針の下に教育課程を編成・実施する。
1.教育課程の編成
(1)基礎的な知識と技能の分野
① 教養教育において,市民社会の一員として共通に求められる基礎的な知識と技能に関する「基本教養科目」(選択必修)を配置する。
② 教養教育において,市民社会の一員として思考し活動するための技能に関する授業科目(「外国語科目」,「情報リテラシー科目」)を必修として配置する。
③ 学部全コースにおいて共通に必要な独自の芸術表現とそれを支える技術,芸術の歴史や素材・技法に関する知識,経営的な視点を持ち,芸術を多面的・総合的に捉える基礎的な能力を身につけるための授業科目として「地域デザイン基礎」・「芸術表現基礎」・「デザイン発想論」・「デジタル表現基礎」(学部共通科目,必修)を初年次に配置する。また, 各コースにおける専門教育への導入および準備学修のための授業科目として「コース基礎科目」(必修および選択必修)を初年次に配置する。
(2)課題発見・解決能力の分野
① 教養教育において,様々な課題を発見・探求する力,協調性と指導力を身につけさせる科目,「大学入門科目」,「インターフェース科目」を選択必修として配置する。
② 専門教育において,幅広い視点からの課題解決能力を身に付けさせるため,学部共通科目(必修及び選択必修),「コース基礎科目」(必修及び選択必修)を配置する。
③ 専門教育において,専門分野における様々な課題を発見・探求する力,各コースにおける様々な課題に対して情報技術等を用いて考察及び解決する力を身に付けさせるための専門科目を必修または選択として配置する。
(3)個人と社会の持続的発展を支える力の分野
① 教養教育において,多様な文化と価値観を理解し共生に向かう力を身に付けさせる授業科目「インターフェース科目」を,選択必修として配置する。
② 専門教育において,‘情報セキュリティ教育’,研究者・技術者倫理を含む‘倫理教育’,および生涯のキャリアデザインを描かせる‘キャリア教育’を実施することによって持続的・自主的に学修を継続する姿勢を身に付けさせる授業科目を配置する。
③ 地域の課題や社会の問題を自己のものとしてとらえ,考え,発信する力と優れた地域デザインの能力を駆使し,芸術を通して地域の活性化に寄与できる方法論を身に付けさせる授業科目として「芸術文化・地域創生論」(学部共通科目,必修),「国内外芸術研修」・「有田キャンパスプロジェクト」・「地域創生フィールドワーク」(学部共通科目,選択必修)を配置する。「国内外芸術研修」・「有田キャンパスプロジェクト」・「地域創生フィールドワーク」は芸術を通して地域の活性化に寄与できる方法論を実践するために、芸術表現コースと地域デザインコースの学生が協働する科目とする。
④ 社会の中で直面する諸問題を正確に理解し対処する力を養う授業科目として「コース基礎科目」(コース必修及び選択必修),「コース選択科目」,「卒業研究」(必修)を配置する。
2.教育の実施体制
(1)各授業科目は,その内容に適合した教育能力を有する教員を配置して実施する。
(2)教育課程の編成・実施に関する課題分析およびその改善については,各コースの授業担当教員により構成されるコース会議において審議・決定し,これを実施する。
(3)全ての学生に指導教員(チューター)を配置し,ラーニング・ポートフォリオを活用して履修指導や学修支援を行う。
(4)全ての授業科目でシラバスを明示し,各授業科目の学修内容,到達目標,成績評価の方法・基準を学生に周知する。
(5)各学期末には学生による授業評価アンケートを実施し,これをもとに授業改善を行う。
(6)授業科目間の関連や科目内容の難易度を表現するコースナンバリングを行い,カリキュラムの構造を明示する。
3.教育の実施方法
(1)各授業科目は,シラバスに明示された講義概要,授業計画に従って実施する。
(2)授業の実施にあたって,各教員はティーチング・ポートフォリオに基づいた教育理念と教育方法を学生に説明する。
(3)生涯学び続け,主体的に考える力を身に付けさせるため,能動的学修(アクティブ・ラーニング)を取り入れた教育を実施する。
(4)各コースの目的に応じて,講義による知識・技能に関する学修と,演習・実習による主体的・実践的学修を組み合わせて学修効果を高める。
4.学修成果の評価
(1)授業科目の学修成果を評価するために,授業科目担当教員は,測定する到達目標の特性に応じて,筆記試験,レポート(論文),作品,発表,活動内容等により多面的評価を行う。
(2)個別の授業科目の成績評価方法については,シラバスに明示する。
(3)成績評価は成績評価基準に基づき判定する。
(4)教育課程を通した学修成果を,ラーニング・ポートフォリオ,学士力項目の達成状況(ルーブリック評価等)及び各授業科目の成績を用いて総合的に評価する。
(5)成績評価の結果は,評価分布等を使用して定期的に点検を行い,必要に応じて教育方法等の改善を行う。
1)芸術表現コースの教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー)
① 健全で潤いのある地域社会の構築に関わる一員として,社会科学,人文科学,自然科学の幅広い教養とコミュニケーション力,情報活用能力等のスキルを身につける。
② 主体性,積極性,協調性,発想力,企画力,リーダーシップなどの特性を身につける。
③ 独自の芸術表現とそれを支える技術,芸術の歴史や素材・技法に関する知識,経営的な視点を持ち,芸術を多面的・総合的に捉える能力を身につける。
④ 優れた芸術表現を通して,地域の活性化に寄与できる方法論を身につける。
2)地域デザインコースの教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー)
① 健全で潤いのある社会の構築に関わる社会の一員として,社会科学,人文科学,自然科学の幅広い教養とコミュニケーション力,情報活用能力等のスキルを身につける。
② 主体性,積極性,協調性,発想力,企画力,リーダーシップなどの特性を身につける。
③ 地域デザインの理論と実践力,芸術の歴史や素材・技法に関する知識,経営的な視点を持ち,芸術を多面的・総合的に捉える能力を身につける。
④ 優れた地域デザインの能力を駆使し,芸術を通して地域の活性化に寄与できる方法論を身につける。
(各コースの方針については以下URLをご覧ください)

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学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

【佐賀大学芸術地域デザイン学部の学位授与の方針(ディプロマポリシー)】
芸術地域デザイン学科共通
芸術地域デザイン学部芸術地域デザイン学科では,佐賀大学学士力及び学部の目的を踏まえ,学生が身に付けるべき以下の具体的学修成果の達成を学位授与の方針とする。また,学則の定める卒業の要件を満たしたものには,教授会の議を経て,学長が卒業を認定し,学位を授与する。
1.基礎的な知識と技能
(1)自然,文化,社会に関する基礎的な知識を身に付けている。
(2)日本語による高いコミュニケーション能力と英語による専門知識の修得及び発信する能力を身に付け,適切にプレゼンテーションする能力を身に付けている。
(3)専門分野において必要な知識を収集し,分析及び考察する能力を身に付けている。
2.課題発見・解決能力
(1)現代社会における諸問題を所属コースの専門分野の立場から考察することができる。
(2)所属コースの専門分野において,知識や技法を応用し,課題解決に取り組むことができる。
(3)所属コースの専門分野および関連する周辺分野における課題解決のため,他者と協調・協働して取り組むことができる。
3.個人と社会の持続的発展を支える力
(1)自然環境,文化や伝統,多様な価値観を理解し,他者の立場に立って物事を考えることができる。
(2)地域や社会の様々な問題に関心を持ち,自主的・自律的に学修を続けることができる。
(3)専門的知識・能力を持ち,倫理観を備えた職業人として地域や社会の健全な発展に寄与する力を身に付けている
(各コースの方針については以下URLをご覧ください)

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■芸術表現コースの教育目標
・美術・工芸
「手わざ」を基礎にして、オリジナリティのある表現力を養成します。日本画、西洋画、彫刻、視覚伝達デザイン、漆・木工芸、染色工芸、ミクストメディアから適性に合わせて専門分野を選択し、表現や技術を学びます。描くこと、作ることを通した表現力の養成は、60年以上続く美術・工芸教室の伝統です。
・有田セラミック
“やきもの”を産業・文化・表現・科学など様々な角度からとらえ、伝統的であると同時に革新を伴う、時代に強くアピールできるもの作りを探求します。有田窯業大学校から移行した国内最高クラスの施設環境の中で、国際的な陶磁教育とセラミック研究により、専門性の高い人材を養成します。

■地域デザインコースの教育目標
・地域コンテンツデザイン
デジタルメディアやテクノロジーを効果的に活かして、地域資源をコンテンツ化し芸術やデザインとして提案ができる人材を育成します。デザインの理念や技能とともに、発想力・表現力・企画力・行動力などを伴ってローカル・グローバルを問わず社会に貢献できる力を身につけます。
・キュレーション
学芸員を養成します。芸術のみならず、経営、保存科学などの知識やスキルを駆使して、地域の遺産や資料を保護・管理したり、それらを活用した企画・運営に携わったりするための応用力もつけます。
・フィールドデザイン
自治体でまちづくりなどの地域創生のために働く人材を養成します。地理学、都市デザイン、文化財保護、経営などの知識を活かし、自治体以外にも企業やマスコミなどで活躍する人材の養成にも力を入れます。

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