学部・研究科等ごとの目的
博士後期課程は、本学及び本研究科に蓄積されている豊富な実績を最大限に生かした教育研究を行い、広い視野と国際感覚、地域社会や国際社会で活躍できる高度な専門的能力と総合的判断力を備えた研究者及び専門職業人の養成を目指します。
入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
1.教育理念・目的
本学及び本研究科に蓄積されている豊富な実績を最大限に生かした教育研究を行い、広い視野と国際感覚、地域社会や国際社会で活躍できる高度な専門的能力と総合的判断力を備えた研究者及び専門職業人の養成を目指します。
2.求める学生像
学生には、高度の専門的知識に加え、以下に示したような高度の調査能力、分析能力、応用能力等、総合的な能力を求めます。
(1)地域の現実的・実践的課題を学問的理論の応用によって解析し、解決の方法を導き出していく能力を持つ人。
(2)特定の分野の専門家としてだけでなく、琉球・沖縄と世界各地とをつなぐ具体的な課題について多角的な視点から解明していく能力を持つ人。
3.入学者選抜の基本方針
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
〔教育課程編成の方針〕
本プログラムでは、ディプロマ・ポリシーに基づいて、知識・技能・態度の能力を修得させるために、以下に示す方針に基づいて3年間一貫した教育課程を編成し、カリキュラム・マップやナンバリングを用いてその体系性や構造を明示します。
「琉球・沖縄」、「アジア」、「太平洋地域」、「比較」をキーワードに専門科目及び演習科目を体系的に編成し、講義、演習を適切に組み合わせた授業科目を開講します。教育課程については、「博士学位取得プロセス」を用いて、その体系性や構造を明らかにします。入学時に学生の主たる教育を行う主指導教員1名、補助的教育を行う副指導教員2名以上を決定し、個々の学生のニーズにきめ細かな研究指導を行います。
〔教育課程における教育・学習方法に関する方針〕
講義科目、演習科目その他の適切な授業形態を組み合わせ、各授業科目を必修科目、選択科目などに分け各年次に配当し、授業形態に応じて、学生が主体的な学びを実践できるよう効果的な教育方法を取り入れます。
研究指導は、研究指導の方法・内容及び1年間の研究指導の計画を定め、学生に対してあらかじめ明示し、適切に実施します。
高度な専門性、創造性、倫理性を段階的に習得できるようカリキュラムを編成しています。年次ごとの主な学習内容は次のとおりです。
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
比較地域文化大学院教育プログラムでは、琉球大学の「自由平等、寛容平和」の建学の精神の下、本学の大学院学習教育目標URGCC-Advanced(琉大グローバルシティズン・カリキュラム・アドバンスド)に掲げる「専門性」「創造性」「倫理性」を身に付けさせるため、文化・社会における諸課題の解決に取組み、また、普遍的価値を身に付けた21世紀型市民として、地域社会及び国際社会の発展に寄与できる人材を育成します。
そのような人材を育成するために、本大学院教育プログラムでは、次のような目標を達成した者に、博士(学術)の学位を授与します。
① 特定の分野の専門的知識だけでなく、「琉球・沖縄」、「アジア」、「太平洋地域」、「比較」に関連した、広い視野と国際感覚、また地域社会や国際社会で活躍できる高度な専門的能力と創造性の強い実践的能力が身に付いていること
②高い倫理観に基づき、研究者として自立的・創造的に活動することができる能力、あるいは高度な専門職業人として自立的・創造的に活動することができる能力が身に付いていること