学部・研究科等ごとの目的
生物資源産業学部は,人類が抱える生物資源と生命の諸問題を理解し,国際的視野に立って解決できる能力を持つ人材を育成することを目的とする。
入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
【全学の受入方針】※学部・学科(専攻)の入学者受入方針は、大学HPからご確認ください。
生物資源産業学部では、バイオテクノロジーを 応用した生物資源の生産、医薬、食品としての有効利用に関連する幅広い知識、国際的に通用する専門 性、バイオ産業創出に必要な起業マインドをも った人材の育成を目的としています。そのため、 生物資源産業学部では、次のような人物を求めてい ます。
● 求める人物像 関心・意欲・態度
バイオテクノロジー、生命、医療、食料、農業、環境に強い関心と学びに対する意欲があり、自分で明確な目標を定めることができる人
探 究 力
興味や関心を持った科学的事象を深く掘り下げることができる人
表 現 力
自分が伝えたいことを相手の視点に立って適切に表現できる人
知識・教養
本学部の専門分野を学ぶために、高等学校等で修得すべき※理科系・文科系にわたる知識・教養をもつ人
思考力・判断力
幅広い知識と教養、多くの経験をもとに深く思考し、適切に判断できる人
協 働 性
問題解決のために、国籍や世代、考え方にとらわれることなく、対等の立場で協力できる人
※高等学校等で修得すべき具体的な内容
理 科- 化学および基礎的な物理、生物の知識
数 学-「数学Ⅰ」「数学Ⅱ」「数学 A」「数学B」における内容の理解と応用力
英 語-国際的な専門分野を学ぶために必要な読解力と基礎的な運用能力
国 語- 様々な文献の読解力と、自分が伝えたいことを表現できる基礎的な文章力
地歴・公民-地歴・公民における基礎的内容の理解
● 入学者選抜の基本方針一般選抜(前期日程)
大学入学共通テストで「思考力・判断力」「知識・教養」を評価し、個別試験ではこれらに加えて「表現力」「関心・意欲・態度」を評価します。知識のみならず、学ぶ意欲や自分で課題を発見し、主体的に判断・行動する資質(確かな学力)をもつ人を総合的に選抜します。
一般選抜(後期日程)
大学入学共通テストで「思考力・判断力」「知識・教養」を重点的に評価し、個別試験ではこれらに加えて「探究力」「表現力」を評価します。より深い知識とともに、思考を巡らせて表現できる人を総合的に選抜します。
学校推薦型選抜Ⅰ(大学入学共通テストを課さない)
学校推薦型選抜 I では、地方創生に意欲をもつ入学者の受け入れを目的としており、 「地域産業振興枠」と「専門高校・総合学科全国枠、地域枠」があります。いずれの枠も大学入学共通テストを課さず、個別試験のみで選抜します。個別試験では「関心・意欲・態度」「表現力」「知識・教養」「思考力・判断力」を重点的に評価し、「探究力」「協働性」をあわせて総合的に評価します。
<地域産業振興枠>
自らの住む地域に愛着を持ち、地域の生物資源を利用する産業を発展させる創造的活動をめざす入学者の受け入れを目的としています。本枠は、学科(普通科や専門教育を主とする学科等)の指定や地域の限定を行わず広く募集します。
<専門高校・総合学科全国枠、地域枠>
地域の1次産業や6次産業の担い手としての活動をめざす入学者の受け入れを目的としています。本枠は、(各地域の産業界と結びつきの強い専門教育を受けた)専門高校・総合学科を対象とし、「全国枠」および「地域枠」により募集します。
学校推薦型選抜Ⅱ(大学入学共通テストを課す) 3教科の大学入学共通テストでより深い「思考力・判断力」「知識・教養」を評価します。個別試験では、2段階にわたって「関心・意欲・態度」「表現力」を重点的に評価し、「探究力」「協働性 を合わせて評価します。高等学校等段階における多様な能力、関心等を重視し、それを表現できる人を総合的に選抜します。
私費外国人留学生選抜
TOEFL及び日本留学試験によって、英語及び日本語の能力ならびに「知識・教養」を考査します。小論文では「知識・教養」「表現力」「思考力・判断力」を、面接では日本語の能力と「表現力」「思考力・判断力」「関心・意欲・態度」を総合的に評価し選抜します。
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教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
各コースのカリキュラム・ポリシーは大学HPをご覧ください。
生物資源産業学部では、教育目標を達成するため、以下の特色あるカリキュラムを編成している。
1. 生物資源を活用した新たな産業の創出に貢献できる人材を育成するために、必要な専門教育を重視し、生物資源による新たな産業の創出に必要な基礎知識を修得する。
2. 生物資源の生産、加工・応用、製品化を総合的に理解するために必要な基礎教育を重視し、全学年を通じて行われる学科共通科目と実習・演習科目を必修化する。
3. 生物資源の生産から加工、機能性製品・食品の開発、医薬品・エネルギーの開発に関する先端技術、製品開発・販売に関する最新技術を学修することを重視し、バイオサイエンス、フードサイエンス、アグリサイエンスに関する専門教育を行う。
4. 生物資源の持続的活用や、食料生産、食品製造、創薬、機能性製品、エネルギー生産に関して安全性の担保を重視し、農学・工学・栄養学・薬学および医学分野を融合させ、安全性や環境に配慮した先端技術による生物資源の生産・応用に関する教育を行う。
5. 新産業創出のマインドを身につける科目、専門職としての倫理教育、産業体験や経済・商品企画開発に関する教育を学科共通科目として組み込み、現場での実践力を養う教育を行う。
6. 生物資源の生産管理や分析には、情報処理やデータ解析の知識が不可欠であるため、教養教育科目で情報科学を、学科共通科目で情報処理能力を修得する科目を組み込む。
7. 国際的発信力を身につけるため、学部における専門英語を必修化し、英語運用能力と国際感覚を高めるための実践的教育を行う。
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
各コースのディプロマ・ポリシーは大学HPをご覧ください。
次の能力を有すると認められた者に学士の学位を授与する。
1.知識・理解
幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有する。
2.汎用的技能
生物資源の生産・利用に関わる生命現象を総合的に理解し、その研究手法を体系的に修得し、応用できる。
3.態度・志向性
生物資源産業に関する商業的基盤を理解し、グローカルな視点から地域社会の課題を考える事ができる。
4.統合的な学習経験と創造的思考力
生命工学、食料科学、生物資源生産に関する専門知識を有し、生物資源を利用した新たな産業の創出に貢献できる。
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