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理工学群

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

■共生システム理工学類
 人-産業-環境の共生に関わる課題をシステム科学の視点で理解するための基礎を学び,自ら課題を発見し解決できる能力と文理融合型の思考力を有し,下記のコース毎に設定された素養・能力を有する人材の育成を目的とする。

○数理・情報科学コース
 数理科学・数学,情報科学領域の知識を体系的に学び,高度情報化社会におけるデータ分析やシステム構築に貢献できる人材を育成する。
○経営システムコース
 経営の諸問題を体系的に整理し,個々の課題をシステムとして捉え,工学的手法を活用して解決策を提示できる人材を育成する。
○物理・システム工学コース
 物理や機械・電気工学に関する基礎知識の習得を基に,様々な分野で役立つ「もの」や「技術」の創出を担うエンジニアを育てる。
○物質科学コース
 化学を基盤とする物質・材料関連分野について,様々な講義や実験を通して体系的に学び,先進的「ものづくり」に貢献する人を育てる。
○エネルギーコース
 持続可能な社会の構築に貢献できる人材を育てるため,エネルギー資源の状況と省エネ・創エネ・蓄エネの技術を幅広く学ぶ。
○生物環境コース
 生態学,形態学,分類学,遺伝学,微生物学など生物学の基礎を学び,多様な実験・野外実習科目で実践力をつけ,環境・生物保全や自然史に関する素養を持つ人材を育成する。
○地球環境コース
 地球科学とその応用分野を基礎から学び,複雑な自然現象の解明や各種の環境問題への技術的対応に資する人材を育成する。
○社会計画コース
 環境を構成する自然,社会,文化を総合的に学び,持続可能な社会の構築に向けた計画を立案・実行できる人材を育成する。
○心理・生理コース
 心理学や生理学を基礎から学び人間や動物の心や行動の理解とそのメカニズム解明を目指した専門的研究のエキスパートを育成する。

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入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

【福島大学の教育目標】
福島大学は,正規課程および課外活動等のあらゆる機会を捉えて,自ら学び,主体的な人生設計と職業選択を行うことのできる自立した人間の育成をめざします。
また,東日本大震災および東京電力福島第一原子力発電所事故からの学びを活かし,「新たな地域社会の創造」に取り組み,人口減少や高齢化,環境・資源・エネルギー問題などの地域および世界の「21世紀的課題」を自分事として捉え,複雑かつ困難な課題に果敢に挑戦する人材の育成を目標に掲げます。
そのために「問題基盤型学習」を教育理念としたカリキュラムを備え,確かな専門知識や技術,実践的なスキル,「解のない問い」に挑む態度などを身につけます。

【福島大学の求める学生像(福島大学のアドミッション・ポリシー)】
福島大学では,以下の要件を満たす学生を募集します。なお,「求める学生像」の具体的内容は,学類のアドミッション・ポリシー(AP)で示します。
1.〈福島大学の教育目標〉を理解していること
2.地域や社会の発展に貢献する志をもつこと
3.そのために,①選択した領域の専門知識,②問題を発見し探究する力,③広い教養と知的関心,④グローバルな視野,⑤主体的に多様な人々と協働する力,を自ら向上させようとする意欲があること
4.福島大学での学士課程教育を受けるにふさわしい基礎的学力,思考力・表現力・コミュニケーション能力,現実の問題や学問への能動的姿勢を持っていること

【入学者選抜の基本方針】
詳細は大学HPを参照。

【共生システム理工学類のアドミッション・ポリシー】
1.共生システム理工学類の教育目標と求める学生像
共生システム理工学類では,21世紀の社会が抱える諸課題に挑戦でき,人・産業・環境が共生する社会の構築に貢献できる人材を育成することを目標に掲げています。共生を科学する新しい教育・研究システムの下で,卒業までに次の4点を身に付けたいと考える学生を受け入れます。
・幅広い理工学的基礎知識と確かな専門性
・論理的で的確な立案力と決定力
・学際的・国際的に実践する力
・積極的かつ持続的な貢献意識
共生システム理工学類では,1年生で数学,物理学,化学,生物学,地球科学,プログラミング等の理工系の基礎科目を学ぶとともに,「共生の科学」などの科目で諸課題を学際的・システム的に捉える力を養います。2年生の前期(第3セメスター)から専門領域名を冠した9つのコース*の中から1つを選択して専門領域を深く学び,3年生の後期(第6セメスター)からは研究室に配属されて,演習や卒業研究を行います。
*9コース:数理・情報科学コース,経営システムコース,物理・システム工学コース,物質科学コース,エネルギーコース,生物環境コース,地球環境コース,社会計画コース,心理・生理コース

2.入学試験の種類と内容
本学類では4種類の入学試験を実施します。それぞれの入学試験の科目などは以下のとおりです。
[総合型選抜] 募集人員 25 人
高等学校までの学習全般を含む総合問題,自ら設定した課題についてのポスターを用いた発表と口頭による質疑,志願理由書および調査書により,高等学校の基礎的な学力,論理的な思考力のある人を選抜します。特に持続的な探求意欲と行動力のある人を期待します。
[学校推薦型選抜] 募集人員 23 人
小論文,面接,志願理由書および調査書により,基礎学力,理解力,論理的な思考力と表現能力を持つ人を選抜します。調査書の全体の学習成績の状況(評定平均値)が4.0 以上の人を対象としており,高等学校の間に勤勉な学習を重ねた人を期待します。
[3年次編入学] 募集人員 若干名
高等専門学校を卒業見込みの者を対象に,面接と提出書類(志願理由書,推薦書,調査書)により,本学類で学ぶために必要な基礎的な学力をもち,学習意欲が高い人を選抜します。
[一般選抜] 募集人員 前期日程70 人,後期日程 42 人
理科1科目および数学(前期)または数学(後期)の記述試験による個別学力検査,大学入学共通テスト(5教科7科目)および調査書により,基礎的な科目を広く習得し,理系科目の柔軟な思考力と応用力がある人を選抜します。

3.入学者選抜の際に求める知識・技能・関心
本学類で学び成長するために,以下に掲げる力を有している学生を求めます。
(1) 高校までに身につけるべき基礎学力
(2) 論理的な思考力
(3) 自然現象や様々な課題を観察し分析する力
(4) 観察し分析した結果や自らの考えを表現する力

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教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

 共生システム理工学類では,「専門力」「決定力」「実践力」「貢献力」を養うため,1 年次には基盤教育と併せて学類共通領域科目を履修させ,2年次よりコースを選択させてコース領域科目を履修させます。3年次後期に研究室に配属し,必修として演習と卒業研究を履修させます。卒業研究により,専門性を確かなものとし,立案決定力や実践力を養成します。学問領域や文系理系の枠を超えた幅広い自由な学びを保障するため,自由選択領域を設けます。
Ⅰ. 専門力を養うカリキュラム
 1年次に数学,物理学,化学,生物学,地球科学,プログラミング等の理工系の基礎科目を配置するとともに,「共生の科学」などの科目で諸課題を学際的・システム的に捉える力を養成します。2年次より専門領域を意識したコースを選択させます。各コースでは,それぞれの専門領域に関する専門的な科目を積み上げると共に,現代社会の諸課題を多面的に見つめるための科目を設定し,幅広さと専門性を両立させるカリキュラムを構成します。研究倫理・技術者倫理などを養成するために,3年次にも「共生の科学」を配置します。
Ⅱ. 決定力を養うカリキュラム
 1年次の基盤教育から卒業研究発表まで,多くのプレゼンテーションの場を用意し,表現力および情報発信能力を養成します。各種の実践科目ではグループワーク・グループ討議により,討議を行なう力を養成します。必修である卒業研究では,自ら設定した課題に対して解決する手法を立案して実践するような指導を行ない,専門性を向上させ立案決定力を養成します。
Ⅲ. 実践力を養うカリキュラム
 課題解決を志向した講義科目や実践科目を各コースに配置し,社会での実践の必要性を伝えます。国際経験豊かな教員による講義や演習を中心に,グローバルな視点を伝授します。各コースで行なう実践科目により,講義で得た知識を体験により習熟させるとともに,自主的・主体的に実践する力を養います。
Ⅳ. 貢献力を養うカリキュラム
 「共生の科学」を始めとする様々な科目で社会に貢献することの重要性を伝えます。各コースに「問題探求演習II」を設け,課題解決に向けて貢献する力を養成します。地域に密着した大学として,震災からの復興・過疎化や少子高齢化への対応・産業の育成などに貢献している研究室が多数あり,地域の諸団体との交流も盛んです。学生がこれらの活動に直接的・間接的に関与することにより,地域課題に貢献する意欲と力が養成されます。

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)
【共生システム理工学類の教育目標】
本学類は共生システムの名の下に,人・産業・環境が共生する社会を構築するために必要な学問を総合的・実践的に学ばせ,21 世紀の社会が抱える諸課題の解決に貢献できる知識・技能と現場応用力を備えた理工系人材を養成します。
【学類ディプロマ・ポリシー】
本学類は,基礎的な理工学的知識を習得し,自ら専門性を高め,よりよい社会の構築に向けて専門性を活用できる理工系人材を養成するため,「専門力」「決定力」「実践力」「貢献力」の四つの能力の観点からディプロマ・ポリシーを定めます。
Ⅰ.幅広い理工学的基礎知識と確かな専門性
理工学的基礎知識を幅広く有し,文系理系の枠を超えた幅広い領域への関心を有した上で,自ら選択した専門領域において自主的・継続的な学習を行ない,確かな専門性を身につけたこと。
Ⅱ.論理的で的確な立案力と決定力
自らの主張を論理的に表現でき,立場の違う相手を理解し尊重する姿勢を持ち,冷静な討議を行ない,現状を的確に把握した上で立案し,決定する能力を有すること。
Ⅲ. 学際的・国際的に実践する力
専門領域や国を越えて情報発信及び交流する能力を有し,課題の解決に向けて自らの専門性を活かすと共に,様々な人と協同して行動できること。
Ⅳ.積極的かつ持続的な貢献意識
地域の課題から国際的な課題まで現実の課題に貢献し続ける熱意を持ち,倫理的な行動を選択する姿勢を持ち,困難に直面しても挫けない心を持つこと。

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