学部・研究科等の特色等
入学直後,専門教育開始前に医学準備教育科目を,また,臨床実習開始前に臨床実習前導入教育を設け,学生がスムーズに新しい修学段階に移行できるよう配慮しており,従来の基礎医学,社会医学及び臨床医学という医学教育の分類をできる限り臓器別,機能別に統合した統合カリキュラムを実施しています。
また,卒業時に必要な能力を明確に規定し,その能力が段階的に達成できるように構成されたカリキュラム(アウトカム基盤型教育)を導入しました。
第4年次後学期から68週間の「クリニカル・クラークシップ(診療参加型実習)」を採用した臨床実地修練を開始します。
さらに診療に参加するための条件として,知識を評価するための試験(Computer Based Testing(CBT))と臨床技能と態度を評価するための試験(Objective Structured Clinical Examination (OSCE))を行うとともに地域医療の現状を学習することを目的とした地域医療実習や救急車同乗実習なども取り入れています。