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授業科目,授業の方法・内容,年間の授業計画,シラバス等,学生が修得すべき知識及び能力に関する情報,学修の成果に係る評価の基準,卒業・修了認定の基準,取得可能な主な資格、取得人数
学科・専攻等の名称
学科・専攻名 | 修業年限 | 取得可能な学位 |
---|---|---|
看護学科 | 4年 | 学士(看護学) |
先進医療科学科 | 4年 | 学士(医療科学) |
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
【看護学科】
看護学は、人間の健康問題にかかわる身体的、精神的、社会的側面のあらゆる反応に対して、その恒常性の維持と健康の増進を図るため、Science と Art を統合した実践科学である。
看護学科は、看護学を基盤に、地域・臨床での実践、教育、管理及び研究分野において活躍する人材の育成にむけ、卒業認定・学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる7つの能力を学修するために、以下の方針で教育課程を編成し・実施する。
<教育課程の編成と教育内容>
1. 「教養教育科目」、「専門基礎科目」及び「専門教育科目(看護学全般、統合分野・看護研究、臨地実習)」による編成とし、早い時期から看護学に触れる機会を提供するため、1年次から4年次までくさび型に配置する。また、学生の多様な興味と関心にそえるように選択科目を多く設ける。
2. 「教養教育科目」は、看護学を学ぶうえで本質的土台となる科目群である。人間の生命の尊重、人権の尊重、人間の理解などを通して人間的成長を促す。
3. 「専門基礎科目」は、「専門教育科目」へ発展するための基盤となる科目群である。看護学の主要概念である人間、健康、環境に関する知識の修得を図る。
4. 「専門教育科目」は、専門職としての基礎を培う科目群であり、1年次から4年次までの学修過程に合わせて段階的に配置する。講義・演習では、看護実践能力の基盤となる知識・技術の修得を図る。また、臨地実習では、教室で学んだことを臨地で確かめ、看護の理論と実践を有機的に統合し、看護実践能力を育成する。
<教育方法>
1. 看護実践能力の基盤を形成する講義・演習科目は、主体的に学ぶ力や学生相互に学び合う力、問題解決能力を培うため、少人数グループのアクティブ・ラーニングを取り入れた教育を実施する。
2. 学生の主体的に学ぶ力を培い事前学修および事後学修を促すために、e ラーニンングシステムを活用した授業を設計する。
3. 臨地実習は、多様な看護実践の場において、学生個々がこれまで学んだ知識を統合し、看護の対象者に自分で考えた看護を実践・評価し、看護学の探究と自己の看護観を深める学修である。そのため、学生が主体的、能動的に実践し学べるよう臨地側指導者と教員とで協働し、学修環境を整える。
4. 臨地実習や看護研究においては、試験等では測定できない学生個々がもつ個性や可能性を考慮しながら学修状況を把握し、個別的な教育・指導を行う。
<学修成果の評価>
1. 学生を対象に各授業科目およびカリキュラム全体の教育評価に関する調査を行う。調査をとおして、学生は、授業科目の学修目標の到達度やカリキュラム履修による自己の成長を評価する。また、教員は、学生の視点や意見を把握し、担当する授業科目やカリキュラム全体の評価を行う。
2. 4年次のローテーション実習や看護学総合実習、看護研究は、1~3年次の学修を統合し、学生個々が主体となって看護学を探究する授業科目であるため、統合的な学修になりえているのか調査を行い、教育評価に活用する。
3. 卒業を目前にした4年生に対して教育評価調査を実施し、カリキュラムの履修を通じて身につけた能力や成長に対する認識、教育内容・方法についての意見を把握し、カリキュラム全体の評価を行う。
4. 保健師および看護師国家試験の結果を分析し、次年度以降の教育・指導につなげる。
5. 毎年度、カリキュラム評価報告書(各授業科目の教育評価や卒業時学生による教育評価調査等を掲載。学内ホームページにおいて公開)を作成・公表し、教育の成果と課題を検討する資料として活用する。
6. 学生が、自己の成長を適切妥当に評価できるよう学修ポートフォリオの作成・管理を促す。
学修成果の評価は、アセスメント・チェックリストにより実施する。
【先進医療科学科】
本学科では、卒業認定・学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる知識や能力を修得するために、次のような教育内容と方法を取り入れた教育を実施する。
〈教育課程の編成と教育内容〉
1.生命健康科学コース、臨床医工学コースの各コースで「基礎分野科目」及び「専門科目」の履修を基本とし、さらに融合人材育成を目標とした両コース共通の「融合人材育成科目」を設定する。融合人材育成科目は中核となる「先進領域融合科目群」、及びそれを補完する「国際力強化科目群」「未来創造キャリア・デザイン科目群」「医療マネジメント科目群」で構成する。
2.人の健康と疾病及び生命科学、医療科学、医工学、医療機器研究開発に関する基礎的な知識・技能や教養・倫理観、コミュニケーション能力の基礎を育てる科目をもって「基礎分野科目」を構成する。
3.科学的根拠に基づく論理的な思考や、それを実証し説明するための基礎医学に関する知識・方法の修得により、生涯にわたって医療人として活躍し、地域や社会に貢献する上で必要となる専門性を涵養する科目をもって「専門科目」を構成する。
4.複数分野の融合領域における先端的な内容を学修することによりそれらを統合し、先進領域での応用能力や、医療科学のイノベーション創出に発展させる能力を涵養する科目をもって「先進領域融合科目群」を構成する。
5.グローバル化する社会で必要とされるコミュニケーションスキル、医療制度の多様性等について学修することにより、国際競争力のあるリーダーとしての国際対応力、主体的かつ対話的なコミュニケーション能力、医療、医療関連技術の国際標準化に対応できる能力を涵養する科目をもって「国際力強化科目群」を構成する。
6.医療技術の進歩、新規技術・製品開発のノウハウや出口戦略、知財管理等について学修することにより、医療変革(技術の進歩・制度の改革)に対応できる能力やアントレプレナーシップを涵養する科目をもって「未来創造キャリア・デザイン科目群」を構成する。
7.医療制度、医療政策、地域医療現場の課題、医療経営、診療報酬制度、病院運営やリスクマネジメント等について学修することにより、医療の周辺環境の変化と医療制度変化に対応できる能力や、病院運営に貢献しうる能力を涵養する科目をもって「医療マネジメント科目群」を構成する。
〈教育方法〉
1.医学と理工学とマネジメントが融合したカリキュラムを提供することにより、医学・医療における社会科学をも含めた「総合知」の創造及び融合人材の養成を行う。
2.多分野の融合領域を修得することを主眼とし、進路を想定した履修モデルを示し指導を行う。学生は自らのキャリアパスを描き、高学年では各自の目標へ向かって専門科目、実習及び研究を必修または選択で履修する。
3.研究者養成を主眼において、研究室配属や卒業研究といった授業科目を中心に研究マインド醸成のための手厚い指導を行う。
4.臨地実習においては、病院の各部署との連携を中心に、実際の検査材料や患者に直接接し、経験することで、臨床検査技師として不可欠な技術の修得、検査の意義や検査結果の解釈や理解、また人工臓器や生体機能代行装置の実臨床での活用・運用についての知識・理解を習得させる。
〈学修成果の評価〉
1.教育目標(知識、技能)に応じて、筆記試験、レポート、実地試験、口頭試問などで評価を行う。
2.国際力強化では「グローバルコミュニケーションⅡ」を履修した学生について、TOEFL、TOEIC及びIELTSにて評価を実施し、海外研修や海外インターンシップを選択する際の評価項目とする。
3.研究室配属または海外研修、海外インターンシップによる経験知の集大成として、最終学年次に学問研究の成果として卒業研究をまとめ、成果発表会を行い評価する。
4.学生が、自己の成長を適切妥当に評価できるよう、学修ポートフォリオの作成・管理を促す。
5.学修成果のアセスメントは、学修目標に即して多元的、総合的に行うこととし、アセスメント・チェックリストにより実施する。
教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)
看護学科:https://www.med.oita-u.ac.jp/campus/kangogakka/campus.html#an-curriculum
先進医療科学科 生命健康科学コース:https://www.med.oita-u.ac.jp/campus/med-sciences/seimeikenkokagaku.html
先進医療科学科 臨床医工学コース:https://www.med.oita-u.ac.jp/campus/med-sciences/rinshoikogaku.html
授業科目
授業の方法・内容
年間の授業計画
シラバス等
学生が修得すべき知識及び能力に関する情報
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
【看護学科】
人々が心身共に健康な生活を営めるよう、適切な看護を行うことができる専門的知識と技術の修得を促し、看護学の発展と保健医療福祉の向上、ひいては国際社会への貢献ができるよう、豊かな人間性を備えた人材を育てます。この教育目標を踏まえ、学士課程を通じて以下に示す資質、知識や能力を修得した学生に対して、学位を授与します。
1.専門的知識と技術の活用
看護学と関連諸科学の知識を基盤に人間を統合体(身体的・精神的・社会的・スピリチュアルな存在)として理解し、看護実践を創造的に展開できる。また、看護技術を深化させることができる。
2.コミュニケーション能力
看護の対象となる人々に対して、個々の権利と多様な価値観を認め、それを基盤とした援助的人間関係を発展させることができる。また、自分自身の意見を文章・口頭で論理的に表現し、保健医療福祉チームや地域の人々と積極性と協調性をもって連携・協働することができる。
3.創造的問題解決力
看護専門職として科学的思考法を用いて看護上の問題を明確化し、創造的問題解決策の提案、実践を行い、結果を検証することができる。
4.社会的責務と倫理
看護専門職に必要な社会的責務を自覚し、一人ひとりの生命や尊厳と向き合い、対象にとってよりよい看護を考え実践することができる。
5.地域発展・人類福祉への貢献
社会の動向や国内外の各地で生じている健康課題に関心を持ち、解決のための方策を考えることができる。また、専門職や地域の人々と共に解決策を考え実践することができる。
6.生涯学習力
主体的・自律的な学び方を身につけ、学際的な知的関心を持って看護の本質を探究し続けることができる。
7.豊かな看護観
看護の対象となる人々に関心を寄せ、寄り添い、人間的な関係を築くことのできる豊かな感性を身につけ、看護学の学修を通して、自己の看護観を育むことができる。
【先進医療科学科】
豊かな教養と人間性を備え、医学・医療の基盤を支え、専門領域を超える諸課題に挑戦し、さらに発展させるために、最新の医療科学の知識と技術・技能を領域横断的に学修した融合人材を育成することを目標とする。
この教育目標を踏まえ、学士課程を通じて以下の資質や能力を修得した学生に対して、学士(医療科学)の学位を授与する。
1.専門知識・技術の能力
医学・医工学の発展及び健康寿命の延伸に活用するため、人の健康と疾病及び医療科学、生命科学、医工学、医療機器研究開発に関する広範な知識と技術・技能を身につけている。
それらの領域横断的な学習の成果として、医療社会が求めるニーズに対応したイノベーション創出につながる能力を身につけている。
2.コミュニケーション能力
他者と協同して課題解決に取り組むことができ、さらに多職種によるチーム医療に貢献するためのコミュニケーション能力と協調性・国際性を身につけている。
3.創造的問題解決力
科学的根拠に基づいた論理的思考と科学的に実証する方法論を身につけ、自ら主体的に課題を設定し、批判的思考法を用いて創造的問題解決策を提案・実行できる。
4.社会的責務と倫理
医学・医療・福祉に携わる人間として強い責任感と高い倫理観とを備え、自らの良心と良識に従い判断・行動できる。
5.地域発展・人類福祉への貢献
地域医療の発展や人類の健康と国際社会の福祉の増進の重要性を理解し、学修した自らの能力を社会に還元する意思を持ち行動できる。
6.生涯学習力
最新の医学知識や技能を継続的に修得するため、自らのキャリアデザインを含めた目標を設定し、高い学習意欲と探求心を持って主体的に学修することができる。
学修の成果に係る評価の基準
卒業・修了認定の基準
転学部・編入学等の可否、費用負担
可否 | 費用負担 | |
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転学部 | 可 | 30,000円 |
編入学 | 可 | 312,000円 |
(2023年5月1日現在)
転学部・編入学情報補足
転学部:検定料30,000
編入学:検定料30,000、入学料282,000
専攻分野
専攻分野 |
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生命科学 看護 臨床工学 |
その他の専攻分野 |
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臨床検査学 |
専攻分野に関する説明
授業科目
看護学科:https://www.med.oita-u.ac.jp/campus/kangogakka/campus.html#an-curriculum
先進医療科学科 生命健康科学コース:https://www.med.oita-u.ac.jp/campus/med-sciences/seimeikenkokagaku.html
先進医療科学科 臨床医工学コース:https://www.med.oita-u.ac.jp/campus/med-sciences/rinshoikogaku.html
授業の方法・内容
看護学科:https://www.med.oita-u.ac.jp/campus/kangogakka/campus.html#an-curriculum
先進医療科学科 生命健康科学コース:https://www.med.oita-u.ac.jp/campus/med-sciences/seimeikenkokagaku.html
先進医療科学科 臨床医工学コース:https://www.med.oita-u.ac.jp/campus/med-sciences/rinshoikogaku.html
年間の授業計画
看護学科:https://www.med.oita-u.ac.jp/campus/kangogakka/campus.html#an-curriculum
先進医療科学科 生命健康科学コース:https://www.med.oita-u.ac.jp/campus/med-sciences/seimeikenkokagaku.html
先進医療科学科 臨床医工学コース:https://www.med.oita-u.ac.jp/campus/med-sciences/rinshoikogaku.html
シラバス等
看護学科:https://www.med.oita-u.ac.jp/campus/kangogakka/campus.html#an-curriculum
先進医療科学科 生命健康科学コース:https://www.med.oita-u.ac.jp/campus/med-sciences/seimeikenkokagaku.html
先進医療科学科 臨床医工学コース:https://www.med.oita-u.ac.jp/campus/med-sciences/rinshoikogaku.html
学生が修得すべき知識及び能力に関する情報
看護学科:https://www.med.oita-u.ac.jp/campus/kangogakka/about.html#an-mokuhyo
先進医療科学科:https://www.med.oita-u.ac.jp/campus/med-sciences_policy.html
学修の成果に係る評価の基準
看護学科:https://www.med.oita-u.ac.jp/campus/kangogakka/campus.html#an-curriculum
先進医療科学科 生命健康科学コース:https://www.med.oita-u.ac.jp/campus/med-sciences/seimeikenkokagaku.html
先進医療科学科 臨床医工学コース:https://www.med.oita-u.ac.jp/campus/med-sciences/rinshoikogaku.html
卒業・修了認定の基準
看護学科:https://www.oita-u.ac.jp/education/ninteikijyun.html
先進医療科学科:https://www.med.oita-u.ac.jp/campus/med-sciences_policy.html
取得可能な主な資格、取得人数
看護学科:https://www.med.oita-u.ac.jp/campus/kangogakka/juken.html#an-sikaku
先進医療科学科 生命健康科学コース:https://www.med.oita-u.ac.jp/campus/med-sciences/seimeikenkokagaku.html
先進医療科学科 臨床医工学コース:https://www.med.oita-u.ac.jp/campus/med-sciences/rinshoikogaku.html