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地域デザイン科学研究科(修士課程)

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

 「地域デザイン科学研究科」という名称は,自然との共生のなかで,一人ひとりが豊かに希望に満ちて生きていけるライフスタイルを創造し,個人の Well-being,社会の Well-being を実現するために,今後の地域社会のあり方を,人文科学および社会科学の知を総合して理論化・モデル化するという,本研究科の使命を表しています。
 「地域」は,都道府県や市町村などの特定の地域ではなく,自然環境を基盤として,社会が形成され,文化,経済など人間の諸活動が展開される重層的な「場」を指しています。人が「地域」を離れて存在しえない以上,21 世紀的課題は常に「地域」において発現し,個人や社会の Well-being は,地域が有する総体としての価値あるいは資本に依拠しています。一方,国境を越えた諸活動が積極的に行われる現代社会においては,地域は,常にグローバルな活動の影響を受けるとともに,そこでの実践がグローバルな意味をもっています。
 これを福島に引き付けて言えば,震災・原発事故からの復興・再生や 21 世紀的課題の解決,「新しい社会づくり」の理論化・モデル化は,福島のみならず,日本ひいては世界の持続的発展に資するものと言えます。
 一方,イノベーション(新たな価値の創造)を起こすためには,「デザイン思考」が不可欠と言われています。「デザイン思考」には,①顧客を観察し共感する,②課題を整理する,③仮説のアイディアを創出する,④プロトタイプを検証する,などの要素が含まれています。建築や芸術学,ビジネスの分野だけでなく,地域づくり・地方創生の分野においても,「住民目線で将来の地域のあるべき姿を描き,課題を整理したうえでその解決方法を具体的に立案・設計・試行する」というデザイン思考が求められています。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

【地域デザイン科学研究科(修士課程)アドミッション・ポリシー】

<人間文化専攻>
○ 教育目標と求める学生像
人間文化専攻では人間および人間社会が歴史的に創り上げてきた文化に関する専門的な探究・学際的な融合を通して,地域における人間と文化の21世紀的なあり方をデザインしていくことを目的としています。これを達成するために,高度で多様な専門的知識を持ち,地域との協働の中で新しい価値を創造して諸問題の解決を先導できる高度専門職業人として以下の能力を身につけることを希望する者を受け入れます。
・人間や社会,地域,文化に対する問題意識を持ち,高度専門職業人にふさわしい知識と技能の修得を望む学生あるいは社会人。
・課題を解決するために必要な組織や人材を活かしながら,修得した知識や技能を地域で積極的に生かそうとする能力の修得を望む学生あるいは社会人。
人間文化専攻には,言語文化コース,地域文化コース,スポーツ・芸術文化コース,人間発達心理コース,の4つのコースがあります。各コースが求める学生像は,次のとおりです。
<言語文化コース>
言語文化に関する専門的な知識を基に,文化の創造・発展に貢献する力を身につけることを目指す学生。
<地域文化コース>
地域,社会,生活に関する専門的な知識を基に,文化の創造・発展に貢献する力を身につけることを目指す学生。
<スポーツ・芸術文化コース>
スポーツ・健康,音楽,美術に関する専門的な知識・技能を基に,スポーツ・芸術文化の創造・発展に貢献する力を身につけることを目指す学生。
<人間発達心理コース>
人間の発達と心理に関する専門的な知識を基に,人間発達心理分野に貢献する力を身につけることを目指す学生。
○ 入試の際に求める知識・技能・関心
上記の目的を達成するため,以下に掲げる知識,技能,関心を有している学生あるいは社会人を求めます。
① 社会や地域,文化あるいは人間発達に対する研究的な強い関心
② 大学院での研究の基礎となる当該分野の学力
③ 大学院での研究に関する明確な目標と計画
○ 入学者選抜の基本方針
詳細は大学HPを参照。

<地域政策科学専攻>
○ 教育目標と求める学生像
地域政策科学専攻は,学際的かつ政策科学的な教育課程を通じて,地域社会が提起する諸課題に対応できる理論と応用の研究能力を高め,地域社会の各分野で中核的役割を担う高度な専門性を備えた人材を養成することを目的としています。
本専攻では,広く学際的な観点から地域の多様な政策課題に対応した研究に取り組み,時代の進展と地域社会の要請に応える高度で専門的な研究能力を身につけようとする学生を求めます。
○ 入試の際に求める知識・技能・関心
広く学際的な観点から地域の多様な政策課題に対応した研究に取り組み,時代の進展と地域社会の要請に応える高度で専門的な研究能力を身につけるために,以下に掲げる知識,技能,関心を有している学生あるいは社会人を求めます。
・ 地域的諸問題および地域政策に対する強い研究上の関心
・ 大学院での研究の基礎となる当該分野・領域に関する学力
・ 大学院での研究に関する明確な目標と計画
○ 入学者選抜の基本方針
詳細は大学HPを参照。

<経済経営専攻>
○ 教育目標と求める学生像
経済経営専攻では,以下のような学士あるいはそれに準ずる社会人を選抜して受け入れます。
・ 経済学,経営学,会計学の専門知識を身につけ,諸課題に応用し実践し,社会に還元する意欲と素地をもっている
・ 自らの問題意識のもとに研究課題を設定し,必要な情報や知見を収集し整理し,課題の解決に向けて分析を展開する意欲と素地をもっている
・ 蓄積されてきた知見や諸議論を論理的思考のもとに整理し分析することができ,また自らの主張や意見を論理的に説明する意欲と素地をもっている
・ グローバルな視野をもってローカルに行動する意欲と素地をもっている
○ 入試の際に求める知識・技能・関心
上記の目的を達成するため,以下に掲げる関心,知識,技能を有している志願者を求めます。
・ 経済,経営,会計分野の理論的,実践的諸課題に関する探究心
・ 大学院における研究の基礎となる当該分野や領域についての学力
・ 大学院における研究に関する明確な問題意識と計画
上記の観点から,一般入試を実施し,加えて,多様な問題意識の志願者に対応するために次の4つの特別入試を実施しています。
・ 学類所属生特別入試:本学経済経営学類において所定基準以上の成績を収め,これまでの学習内容を基礎に,さらに高度な研究の継続を希望する志願者を対象にした特別入試
・ 社会人特別入試:社会人としての経験を活かして明確な問題意識をもって研究に励もうとする,意欲的な志願者を対象とする特別入試
・ 商業科・公民科教員特別入試:高等学校教育での経験や問題意識を基礎にして,最新の学術知識を修得し教育の現場に還元していこうとする志願者やキャリアアップを図りたいと考える志願者を対象にした特別入試
・ 修士再履修特別入試:明確な目的意識のもとに,これまでの研究成果の上にさらに経済・経営分野の研究を積み上げていこうとする意欲的な志願者を対象にした特別入試
○ 入学者選抜の基本方針
詳細は大学HPを参照。

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教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

(本学ホームページを参照のこと)

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

(本学ホームページを参照のこと)