学部・研究科等の特色等
1. 充実した地域研究
国境を越えて人や物、情報や文化が活発に移動・交流し、IT技術の発展によりグローバル化が進展する一方で、世界各地で貧富の格差や民族対立、地域紛争がますます激化しています。ダイナミックに変化する国際社会の課題に応えるために、アジア・アメリカ・ヨーロッパ・ロシア・中東・アフリカ・オセアニアなど多様な地域研究、およびその前提としての語学教育に力を入れています。
2. 多彩な研究分野
ひとくちに地域研究といっても、地域の現状分析から、その母胎としての歴史・文化・言語の研究に至るまで様々あります。国際関係学部は、思想、文学、芸術学、文化学、言語学、歴史学、人類学、社会学、政治学、経済学や法律学など人文社会科学系の諸分野を広くカバーしています。本学部では、複雑化と不透明化が進む現代社会での問題理解に必須となる分野横断的で多面的思考を養うことができます。
3. 徹底した少人数教育
大人数大教室のマスプロ教育ではなく、少人数クラスが中心となります。さらに3・4年次には数名から十数名の少人数による「ゼミナール」で専門分野に集中して取り組むことによって、自分の関心を発見し深めます。これにより高い専門性と多角的視点を両立させていきます。