学部・研究科等の特色等
(1)社会人・職業人の積極的受け入れと高度な専門的職業人の養成
一般学生のみならず社会人・職業人の就学意欲に積極的に応じるため、平成6年度から昼夜開講制を実施しています。
この制度の下で、民間企業や自治団体等から派遣されたものを含む多くの社会人が修士号を取得し、現在も多くの社会人が本研究科で研究しています。
(2)「地域」への総合的アプローチ
本研究科、とくに「地域経営政策」専攻では、バランスのとれた地域経営を実現するための政策的諸問題、 高齢化や過疎化などの地域住民の社会経済問題、国際化や高度情報化に伴う地域企業の経営諸問題などに、 より専門的な立場から学際的にアプローチするカリキュラムを用意しています。
(3)「政策」重点化のカリキュラム
複雑性をました現代社会の諸問題の解決には、システマティックな政策的対応が不可欠であり、 地方の自治体や企業などの諸団体もこの種の対応を迫られています。 こうした観点から本研究科では、「政策」を重点的に教育研究するカリキュラムを編成しています。
(4)コース制の導入
多様な専門職業人の養成をめざす本研究科では、育成する人材にあわせて5つのコースを設定しています。 各コースには、それぞれの分野で必要とされる授業科目を配置し、コースワークを通じて体系的な学習ができるようなプログラムが用意されています。同時に、自分の所属するコース以外でもいくつかの授業科目を選択することができますので、幅広い勉強も可能になっています。
(5)外国人留学生の積極的受け入れ
留学生を含む多様な学生の相互交流によって大学院の教育研究を一層活性化させると同時に、とくに開発途上国の人材育成に寄与することによって国際的な理解を深めるため、留学生を積極的に受け入れています。