学部・研究科等の特色等
5学部を持つ総合大学のメリットとして学部や専門分野を超えて学び・交流することができます。
旦野原キャンパスでは他学部学生と教養教育の講義を、挾間キャンパスでは医学科教員から医学や自然科学・社会科学等の知識を学び、様々な学問分野の学生や教育・研究者との交流を通して、多様なものの見方、知的な探究方法を培い、看護学を修得することができます。
また人々の健康問題に柔軟に対応できる看護専門職を育成するために、4年間の学士課程教育において「看護とは何か?」看護学を探究する力を養うことで、保健師・看護師免許修得に必要な基礎教育を行います。
さらに看護現場の中でそれまで学内で学んだ看護学の知識や技術を使って、直接患者さんや地域の人々に看護活動を行う臨地実習において保健・医療・福祉チームの一員としての環境を得ることにより、看護専門職として成長する場を提供します。主な実習場所は、隣接する医学部附属病院であり、100名を超える卒業生が看護師として活躍しており、後輩の学習をバックアップしています。
こうして当学科学生は、卒業後、病気の有無にかかわらずあらゆる人々が健康な生活を送れるように2つの国家資格を携え、看護学を基盤とした看護専門職として社会に貢献していくことができます。
先進医療科学科では、医学と理工学、生命科学、医療マネジメントの領域を超えた幅広い知識や技術および研究力を持つ融合人材の育成と進化した医工連携の構築を目標とし、医学・医療に精通した研究者や病院・医療産業界で活躍する人材を育成します。
生命健康科学コースにおいては、多領域にわたる幅広い知識と視野を持ち、未来の医学・医療の基盤を支えるイノベーションを創造できる融合人材、生命科学・医療科学の研究者の育成を目指しています。そのため、バイオロジーを基礎とした、 細胞内の生命現象に精通し人間の健康や疾病を深く理解するための医学的素養を修得できる教育カリキュラムを実施します。
臨床医工学コースにおいては、健康と疾病及び医工学、医療機器研究開発に関する広範な知識と技能を身につけ、それらを統合し、医学・医工学の発展及び健康寿命の延伸に活用する人材を育成します。さらに、人工知能(AI) や情報工学、ゲノム医療、医療マネジメント、知財管理等に関する融合領域の教育を受けることで、次世代の医用機器および人工臓器の研究・開発の第一線で活躍できる研究者・技術者の育成を目指します。