令和5年度(2023年度)入試から先進医療科学科を設け、一般選抜前期日程及び後期日程による選抜を実施しています。
入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
基本理念
医、看護及び先進的医療に関する最新の学術を教育・研究し、高度の医学、看護学及び医療科学の知識並びに技術と技能、そしてこれらを支える高い倫理観と豊かな教養・人間性を備えた医師或いは看護師・保健師、医療従事者等、更には医学、看護学研究者、大学・企業研究者等を養成し、これら学問の進歩、国民の健康の維持増進、医療・保健を中心に地域や国際社会の福祉に寄与することが基本理念です。
教育の目標
<看護学科>
人々が心身共に健康な生活を営めるよう、適切な看護を行うことができる専門的知識と技術の修得を促し、看護学の発展と地域住民の保健・医療・福祉の向上、ひいては国際社会への貢献ができる、豊かな人間性を備えた人材を養成します。
<先進医療科学科>
領域・業種の垣根を超えた情報交換と交流の橋渡しができる能力を有し、大学・企業研究者、医療従事者、起業家、医療事業経営マネジメントを行える人材となり、進化した医工連携、深化した医学生命科学連携の将来の担い手として活躍できる人材を養成します。
求める学生像
<看護学科>
1 看護を通して社会に貢献しようとする意志と、他者の喜び、苦しみを分かち合える温かい心を持っている人
2 日進月歩の医療及び激動する社会の変化に対応しうる知識と技術の修得のため、たゆまぬ努力と自己研鑽(生涯学習)を重ねる人
3 国の内外を問わず、社会に起こっている問題に関心を持ち、それに対して自分の考えが述べられるような教養を備えている人
4 何ごとにも積極性を持ち、多くの人と交流ができる社会性を備えている人
<先進医療科学科>
1 医療に携わる様々な領域で研究者、科学者、起業家などとして地域社会の発展と人類の健康・福祉及び科学の進歩に貢献したいという確固たる決意を持っている人
2 好奇心旺盛で、様々な分野に興味があり、多様性のある活動ができる人
3 他者に対する思いやりに満ちた温かい心を正しく体得しようとする志を持っている人
4 日進月歩の医学・医療に対応する知識と技術を修得するため、自らたゆまぬ努力と地道な研鑽を重ねることができる自主性、持続力と忍耐力を持っている人
5 他者の意見を良く聞き、協調して物ごとを進めることができる社会性とコミュニケーション能力を持っている人
入学者選抜の基本方針
前述の「求める学生像」にふさわしい学生を選抜するために、医学科では一般選抜と総合型選抜を、看護学科では一般選抜と学校推薦型選抜を、先進医療科学科では一般選抜を実施し、それぞれの選抜の趣旨に従って、多様な観点から受験者の学力や資質を評価しています。また、医学科では医学以外の大学在学者・卒業者を対象に第2年次編入学試験を、看護学科では社会人を対象とした入試や、看護系短期大学・専修学校の卒業者等を対象とした第3年次編入学試験を実施しています。
・一般選抜
≪看護学科前期日程・後期日程≫
一般選抜では、高等学校での教科面における学習の達成度を評価するため、大学入学共通テストについては6教科7科目を課します。また、個別学力検査については、前期日程では、小論文と面接を、後期日程では面接を課します。小論文では、論理的思考力・表現力・読解力・看護学を学ぶための適性等を評価します。面接では、コミュニケーション能力・学習意欲・倫理観等を評価します。その際、高等学校等の調査書及び志願調書を参考資料とします。
≪先進医療科学科前期日程・後期日程≫
一般選抜では、高等学校での教科面における学習の達成度をみるため、大学入学共通テストについては6教科8科目を課します。また、個別学力検査については、前期日程では、前期日程において、教科・科目に係る個別テストでは「数学」、「理科」(物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から1科目選択)、「英語」により、医学・医療を学ぶための基礎学力に加え、自然科学や多様な情報に対する深い思考力、判断力、表現力を評価するとともに、「面接」によりでは課題を解決しようとする意欲や社会への関心とコミュニケーション能力を評価します。その際、高等学校等の調査書を参考資料とします。後期日程では、において、「小論文」により、では医学・医療に関する深い思考力、判断力、表現力を評価するとともに、「面接」によりでは課題を解決しようとする意欲や社会への関心とコミュニケーション能力を評価します。その際、高等学校等の調査書を参考資料とします。
・学校推薦型選抜
≪看護学科≫
学校推薦型選抜では、大学入学共通テストを免除し、小論文と面接を課しています。小論文では、理解力・統合力・思考力・表現力・独創性・論理性等を評価します。面接では、個人面接とグループディスカッションを行い、看護学を学ぶための適性・コミュニケーション能力・学習意欲・自己理解力・リーダーシップ・協調性等を評価します。その際、調査書、推薦書及び自己推薦書を参考資料とします。
・社会人選抜
≪看護学科≫
社会人選抜では、社会人としての経験を看護の分野に生かしてゆくことのできる有能な人材を受け入れるため、大学入学共通テストを免除し、小論文と面接を課しています。小論文では、理解力・統合力・思考力・表現力・独創性・論理性等を評価します。面接では、個人面接とグループディスカッションを行い、看護学を学ぶための適性・コミュニケーション能力・学習意欲・自己理解力・リーダーシップ・協調性等を評価します。
・第3年次編入学試験
≪看護学科≫
短期大学の看護系学科及び看護系専修学校の卒業者等に、看護に対する専門能力及び指導能力をより高める機会を提供することを目的として、3年次への編入学を実施し、英語と総合問題と面接を課しています。総合問題では、専門基礎科目並びに専門科目に関する基礎知識・問題解決能力・統合能力を測り、面接では、コミュニケーション能力・学習意欲・倫理観等を評価します。
高等学校等の段階で修得すべき知識・能力
医学・医療を学ぶには、十分な基礎学力に加えて幅広い教養と他者への共感性、倫理性、社会的常識を備えていることが不可欠です。医学部の教育は、高等学校教育全科にわたって以下に掲げる基礎的な知識、技能、思考力、体力等をバランスよく身につけていることを前提として行なわれます。合格時に不足している項目については、入学までに確実に修得することが必要です。
・一般選抜、学校推薦型選抜
<看護学科前期日程・後期日程・学校推薦型選抜>
国語:他者の考え・気持ちを理解し、自分の考え・気持ちを伝える十分な読解力と文章力、論理的思考力、コミュニケーション能力を磨くことが必要です。
地理歴史、公民:社会科学的な基礎知識と思考力を身につけていることが必要です。
数学:数学Ⅰ及び数学Ⅱの基礎的知識、応用力と数理的思考力を身につけていることが必要です。
理科:物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物の知識と理学的思考力を身につけていることが必要です。
外国語(英語):国際的視野に立つ思考力、会話力を身につけていることが必要です。
情報:問題の発見・解決に向けて、情報と情報技術を適切かつ効果的に活用する力を身につけていることが必要です。
保健体育:健康と体力を維持・管理する基礎的知識と技能が必要です。
<先進医療科学科前期日程・後期日程>
国語:他者の考え・気持ちを理解し、自分の考え・気持ちを伝える十分な読解力と文章力、論理的思考力、コミュニケーション能力を磨くことが必要です。
地理歴史、公民:各科目の基礎的知識、社会的常識と思考力を身につけていることが必要です。
数学:数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B、数学Cの知識、応用力と数理的思考力を身につけていることが必要です。
理科:物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物の知識と理学的思考力を身につけていることが必要です。
外国語(英語):国際的視野に立つ思考力、外国語文献を読解し、外国語で発表する基礎的語学力を身につけていることが必要です。
情報:問題の発見・解決に向けて、情報と情報技術を適切かつ効果的に活用する力を身につけていることが必要です。
保健体育:健康と体力を維持・管理する基礎的知識と技能が必要です。
入学者数
| 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 |
|---|---|---|
| 95人 | 99人 | 102人 |
(2025年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)
令和5年度(2023年度)から先進医療科学科(募集人員35名)が新設されました。
実施している入試方法
| ○ | 一般 |
|---|---|
| 総合型(旧区分名:AO) | |
| ○ | 学校推薦型(旧区分名:推薦) |
| 帰国生徒 | |
| ○ | 社会人 |
| 附属校 | |
| ○ | 編入学 |
| その他 ※ | |
| 留学生 |
※その他は一芸一能入試、専門高校・総合学科卒業生入試、飛び級、中国引揚者等子女入試など
障害のある入学志願者に対する合理的配慮
| ○ | 1.5 倍または1.3 倍の時間延長 |
|---|---|
| ○ | 点字での受験、文字サイズ1.4 倍、紙面2 倍に拡大した問題用紙、拡大鏡等の使用 |
| 回答方式(チェック解答、文字解答、代筆) | |
| ○ | 意思伝達装置やパソコンを使用した意思表出 |
| ○ | 手話通訳者、介助者の配置 |
| リスニングの免除、またはリスニング音声聴取を制御する許可 | |
| ○ | 試験室の場所(トイレやエレベータとの距離関係) |
| ○ | 杖や補聴器、車いす、特製机の使用など |
障害のある入学志願者に対するその他の合理的配慮
受験上の配慮を必要とする受験者については,入試毎に事前相談を受け付けています。
入学者の構成(男女別)
| 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 男 | 女 | 男 | 女 | 男 | 女 |
| 20人 | 75人 | 14人 | 85人 | 17人 | 85人 |
(2025年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)
特記事項なし
入学者の構成(出身高校所在地別)
| 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 都道府県 | 学生数 | 都道府県 | 学生数 | 都道府県 | 学生数 |
| 大分県 | 37人 | 大分県 | 28人 | 大分県 | 34人 |
| 福岡県 | 17人 | 福岡県 | 19人 | 福岡県 | 22人 |
| 宮崎県 | 7人 | 宮崎県 | 11人 | 長崎県 | 6人 |
| 佐賀県 | 4人 | 長崎県 | 7人 | 広島県 | 5人 |
| 熊本県 | 4人 | 佐賀県 | 4人 | 宮崎県 | 4人 |
| 東京都 | 3人 | 兵庫県 | 3人 | 兵庫県 | 3人 |
| 長崎県 | 3人 | 広島県 | 3人 | 愛媛県 | 3人 |
| 鹿児島県 | 3人 | 熊本県 | 3人 | 熊本県 | 3人 |
| 静岡県 | 2人 | 鹿児島県 | 3人 | 鹿児島県 | 3人 |
| 京都府 | 2人 | 岐阜県 | 2人 | 北海道 | 2人 |
| 兵庫県 | 2人 | 京都府 | 2人 | 埼玉県 | 2人 |
| 広島県 | 2人 | 岡山県 | 2人 | 神奈川県 | 2人 |
| 山口県 | 2人 | 山口県 | 2人 | 静岡県 | 2人 |
| 長野県 | 1人 | 北海道 | 1人 | 山口県 | 2人 |
| 愛知県 | 1人 | 埼玉県 | 1人 | 佐賀県 | 2人 |
| 島根県 | 1人 | 富山県 | 1人 | 沖縄県 | 2人 |
| 徳島県 | 1人 | 長野県 | 1人 | 群馬県 | 1人 |
| 香川県 | 1人 | 静岡県 | 1人 | 東京都 | 1人 |
| 愛媛県 | 1人 | 愛知県 | 1人 | 三重県 | 1人 |
| 沖縄県 | 1人 | 滋賀県 | 1人 | 岡山県 | 1人 |
| 北海道 | 0人 | 鳥取県 | 1人 | 香川県 | 1人 |
| 青森県 | 0人 | 島根県 | 1人 | 青森県 | |
| 岩手県 | 0人 | 愛媛県 | 1人 | 岩手県 | |
| 宮城県 | 0人 | 青森県 | 宮城県 | ||
| 秋田県 | 0人 | 岩手県 | 秋田県 | ||
| 山形県 | 0人 | 宮城県 | 山形県 | ||
| 福島県 | 0人 | 秋田県 | 福島県 | ||
| 茨城県 | 0人 | 山形県 | 茨城県 | ||
| 栃木県 | 0人 | 福島県 | 栃木県 | ||
| 群馬県 | 0人 | 茨城県 | 千葉県 | ||
| 埼玉県 | 0人 | 栃木県 | 新潟県 | ||
| 千葉県 | 0人 | 群馬県 | 富山県 | ||
| 神奈川県 | 0人 | 千葉県 | 石川県 | ||
| 新潟県 | 0人 | 東京都 | 福井県 | ||
| 富山県 | 0人 | 神奈川県 | 山梨県 | ||
| 石川県 | 0人 | 新潟県 | 長野県 | ||
| 福井県 | 0人 | 石川県 | 岐阜県 | ||
| 山梨県 | 0人 | 福井県 | 愛知県 | ||
| 岐阜県 | 0人 | 山梨県 | 滋賀県 | ||
| 三重県 | 0人 | 三重県 | 京都府 | ||
| 滋賀県 | 0人 | 大阪府 | 大阪府 | ||
| 大阪府 | 0人 | 奈良県 | 奈良県 | ||
| 奈良県 | 0人 | 和歌山県 | 和歌山県 | ||
| 和歌山県 | 0人 | 徳島県 | 鳥取県 | ||
| 鳥取県 | 0人 | 香川県 | 島根県 | ||
| 岡山県 | 0人 | 高知県 | 徳島県 | ||
| 高知県 | 0人 | 沖縄県 | 高知県 | ||
| その他 | 0人 | その他 | その他 | ||
※その他は外国の学校卒、高卒認定等
(2025年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)
特記事項なし