大学の基本情報
- 大学名
- 島根大学
- 本部所在地
- 島根県松江市西川津町1060
- 設立年(設置認可年)
- 1949
- 大学の連絡先(代表番号、メールアドレスなど)
- 0852-32-6100
◇松江キャンパス : 0852-32-6100
◇出雲キャンパス : 0853-23-2111
平日 8:30~17:15
連絡先ページへ
問合せページへ - 大学の種類
- 国立・大学(大学院大学を含む)
- 総学生数(学部)
- 5,396人
- 総学生数(大学院)
- 742人
- 総教員数(本務者)
- 714人
(2024年5月1日現在)
大学の教育研究上の目的や建学の精神
島根大学は,学術の中心として深く真理を探究し,専門の学芸を教授研究するとともに,教育・研究・医療及び社会貢献を通じて,自然と共生する豊かな社会の発展に努める。
とりわけ,世界的視野を持って,平和な国際社会の発展と社会進歩のために奉仕する人材を養成することを使命とする。
この使命を実現するために,島根大学は,知と文化の拠点として培った伝統と精神を重んじ,「地域に根ざし,地域社会から世界に発信する個性輝く大学」を目指すとともに,学生・教職員の協同のもと,学生が育ち,学生とともに育つ大学づくりを推進する。
1.豊かな人間性と高度な専門性を身につけた,自ら主体的に学ぶ人材の養成
島根大学は,深い教養に裏づけられた高い公共性・倫理性の涵養を教育の基礎に置き,現代社会を担う高度な専門性を身に付けた人材の養成を行う。
島根大学は,学生が,山陰の豊かな自然,歴史と文化の中で,学修や関連する諸活動を通して積極的に社会に関わりながら,自ら主体的に学び,自律的人格として自己研鑽に努めるための環境を提供する。
2.特色ある地域課題に立脚した国際的水準の研究推進
島根大学は,社会の多面的要請に応えうる多様な分野の研究を推進するとともに,分野間の融合による特色ある研究を強化し,国際的に通用する創造性豊かな研究拠点を構築する。
島根大学は,社会の要請に応え,地域課題に立脚した特色ある研究を推進する。
3.地域問題の解決に向けた社会貢献活動の推進
島根大学は,教育・学修,研究,医療を通して学術研究の成果を広く社会に還元する。
島根大学は,市民と連携・協力して,地域社会に生起する諸課題の解決に努め,豊かな社会の発展に寄与する。
4.アジアをはじめとする諸外国との交流の推進
島根大学は,地域における国際的な拠点大学として,アジアをはじめとする国際社会に広く目を向け,価値ある情報発信と学術・文化・人材の交流を推進することによって,国際社会の平和と発展に貢献する。
5.学問の自由と人権の尊重,社会の信頼に応える大学運営
島根大学は,真理探究の精神を尊び,学問の自由と人権を尊重するとともに,環境との調和を図り,学問の府にふさわしい基盤を整える。
島根大学は,学内外の意見を十分に反映させつつ透明性の高い,機動的な運営を行う。
大学の特色等
島根大学の特色ある教育
総合大学ならではの知的資源を最大限に活用して専門的に学べることはもちろん、実践的な取組ができるのも島根大学の大きな特徴。STEAM教育やグローバル化教育を強化し、アントレプレナーシップ、クロス教育、海外大学との交換留学など、幅広く充実しています。島根大学にしかない独自性のある教育プログラムが、一人ひとりの学びを支え、社会で活躍するための実践力を養います。
1.アントレプレナーシップ
「社会で活きる」実践教育
実社会で生起する課題の多くには、模範解答のようなものは存在しません。それどころかそもそも何が課題なのか、それ自体を見極める力が求められます。島根大学では、アントレプレナーシップ教育を通じて、自分が持つ知識・技術をいかに社会に活かしていくかを考え続ける能力を身に付けることにより、解決すべき課題を見極め、その困難な課題に積極的に挑戦し、乗り越えることのできる人材を育成します。
2.ものづくり教育
社会と未来を大きく変えるイノベーティブな人材
2018年11月から島根県の産官学金を挙げて地方創生を推進するプロジェクト「Next Generation TATARA Project」がスタート。このプロジェクトの研究・教育を担う拠点として、2021年に次世代たたら協創センター (NEXTA) 研究棟が島根大学に設置され、ものづくり産業の活性化とものづくり人材の育成に取り組んでいます。センター長は、耐熱合金分野での世界的権威である、英国オックスフォード大学のロジャー・リード教授が務めています。島根大学生への講義や現地への研究研修派遣も行われており、世界レベルの研究を島根から目指すことができます。2023年には材料エネルギー学部を設置し、地域の強みであるものづくり分野を牽引できる人材を育成します。
3.地域貢献
地域×創造力=可能性が無限大
島根大学で2016年度から開設されている地域人材育成コースは、卒業後に島根県・鳥取県等での活躍を志す学生を選抜する入試を全学部で行い、学部横断的な教育を行う全国でも珍しい教育コースです。このコースでは学部横断型の正課教育・準正課教育により、「自らの専門性と多様な人材との協働を軸にした高い課題解決能力」を身につけます。
4.クロス教育
自分だけの学び (=成長・変化)を設計
自分の興味関心、自分の目標や取り組みたいことに応じて、柔軟に学ぶ内容を変化できるように教育課程を変化させました。また、身につけたい資質・能力に応じて、精選された複数の授業科目を組み合わせた様々な教育プログラムを用意しています。クロス教育では、これまで触れてこなかったような多様なテーマやフィールド、学問分野での学修を通じて、新たな発見をしたり、物事を多角的にとらえることができるようになったり、スキルを身につけたりすることで、さらに自己の成長を促すことができます。
5.グローバル教育
世界とつながろう!
島根大学では、国際感覚あふれる物事の見方を身につけ、実際にそれを活かすために必要な語学力が修得できるグローバル教育を積極的に展開しています。将来、地域の国際化に貢献したり、国際舞台で自分の力を十分発揮したい人は、「教室での学び」と「課外活動としてのグローバル実践活動」で力を蓄え、海外留学・研修に参加することで世界へと羽ばたいてください!
教育研究上の基本組織
学部(短期大学の場合は学科) |
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法文学部 |
教育学部 |
人間科学部 |
医学部医学科 |
医学部看護学科 |
総合理工学部 |
材料エネルギー学部 |
生物資源科学部 |
研究科 |
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人間社会科学研究科(修士課程) |
医学系研究科医科学専攻(修士課程) |
医学系研究科看護学専攻(博士課程(前期)) |
自然科学研究科(博士課程(前期)) |
医学系研究科医科学専攻(博士課程) |
医学系研究科看護学専攻(博士課程(後期)) |
自然科学研究科(博士課程(後期)) |
教育学研究科(専門職学位課程) |
その他の学内組織 |
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医学部附属病院 |
教育・学生支援本部 大学教育センター |
教育・学生支援本部 国際観光教育推進センター |
教育・学生支援本部 学生支援センター |
教育・学生支援本部 障がい学生支援室 |
研究・学術情報本部 戦略的研究推進センター |
研究・学術情報本部 エスチュアリー研究センター |
研究・学術情報本部 総合科学研究支援センター |
研究・学術情報本部 総合情報処理センター |
研究・学術情報本部 地域包括ケア教育研究センター |
研究・学術情報本部 総合博物館 |
研究・学術情報本部 自然災害軽減教育研究センター |
研究・学術情報本部 数理・データサイエンス教育研究センター |
研究・学術情報本部 新興感染症ワクチン・治療用抗体研究開発センター |
グローバル化推進本部 国際センター |
グローバル化推進本部 外国語教育センター |
グローバル化推進本部 島根大学・寧夏大学国際共同研究所 |
地域未来協創本部 |
オープンイノベーション推進本部 |
先端マテリアル研究開発協創機構 |
次世代たたら協創センター |
附属図書館 |
ダイバーシティ推進室 |
ハラスメント対策室 |
こころとそだちの相談センター |
松江保健管理センター |
出雲保健管理センター |
教育研究上の基本組織に関する説明
キャンパス情報
松江キャンパス
所在地
島根県松江市西川津町1060 GoogleMapで参照
アクセス
● JR松江駅から
◇松江市営バス
・北循環線内回り 島根大学前下車 ・・・所要時間約15分
・島根大学・川津行 島根大学前下車 ・・・所要時間約20分
※他に「平成ニュータウン」「あじさい団地」「東高校」等もあります。
◇一畑(いちばた)バス
・美保関(みほのせき)ターミナル行 島根大学前下車 ・・・所要時間約20分
・マリンプラザしまね行 島根大学前下車 ・・・所要時間約20分
外観
アクセス図
周辺図
校地・校舎等の施設及び設備その他の学生の教育環境(バリアフリー等の対応状況含む)
島根大学は,県東部(出雲地方)に松江,出雲キャンパスを有しています。また,フィールド教育の場として県東部(出雲地方)に本庄(農場),神西(農場),二ノ谷(演習林),県西部(石見地方)に三瓶・匹見(演習林),離島の隠岐(臨海実験所)の各団地を有しています。また,研究・交流のサテライト地区として松江キャンパス近くに菅田(国際交流センター),北陵(地域未来協創本部),江島(エスチュアリー研究センター)を保有しています。敷地面積は全キャンパスで約648万㎡,そのうちフィールド教育を行う農場・演習林などが約600万㎡と9割強を占めています。また,建物延べ面積は主要キャンパスを中心に約28万㎡を保有しています。
松江キャンパス(川津団地)は,約20万㎡の敷地に法文学部,教育学部,人間科学部,総合理工学部,生物資源科学部,材料エネルギー学部の6学部等があり,建物延べ面積は約13万1千㎡です。運動施設はキャンパス北側を中心に体育館2棟,陸上競技場(全天候型400mトラック)の他,課外活動に用いられる野球場,トレーニングセンター,武道場,弓道場,テニスコート6面,屋内プール(25m),アーチェリー場などを有しています。キャンパス中央付近にはキャンパスプラザ,ビビット広場の2つの広場があり,学生がくつろげる屋外環境を提供しています。キャンパスプラザは,自転車を含めた車両の進入を制限,周囲を囲む形で図書館,学生食堂,大学会館,保健管理センターなど学習支援,福利厚生施設が配置されており,あわせてベンチなどを設置することで,学生の憩いの場所となっています。大学会館1階には売店,2・3階は大小集会室を有し課外活動など学生活動を支援する施設となっています。
キャンパス内各建物は,新築及び改修時などにユニバーサルデザインを導入し,バリアフリーを推進しています。特に学生や学外者の利用が多い,講義室,実験室,研究室及び福利厚生に関する施設については,玄関スロープ,身障者対応エレベーター,多目的トイレ等を優先的に設置しています。
高等教育の修学支援新制度
高等教育の修学支援新制度の対象校か | 確認年月 |
---|---|
○ | 2019年9月 |
※対象校とは、大学等における修学の支援に関する法律に定める授業料等減免実施のための要件を満たしていることについて確認を受けた機関を指す。
要件を満たさない機関及び対象校となるための申請をしていない機関は空欄で表示される。
※対象校であっても要件に合う学生のみが支援の対象になる。
評価結果(認証評価及びその他の評価の結果)
評価機関 | 評価年月 | 評価結果 | |
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機関別認証評価 | 大学改革支援・学位授与機構 | 2023年3月 | 適合している |
評価機関 | 評価年月 | 評価結果 | |
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国立大学法人評価(第3期中期目標期間に係る業務の実績に関する評価) | 国立大学法人評価委員会 | 2023年3月 |
学生支援
修学支援
学生支援センターを設置し,院生及び学生が安心して修学できる環境を整備するとともに経済的支援を推進しています。
心身の健康に係る支援
松江・出雲の両キャンパスに保健管理センターを設置しています。
それぞれのキャンパスの保健管理センターに医師,保健師,カウンセラー等が常駐しており,いつでも相談を受け付けています。
留学生支援
■私費外国人留学生のための奨学金
(1)インターンシップ奨学金
海外展開を計画する島根県の企業が,留学生にインターンシップの機会を提供し,奨学金を支給する制度です。将来,県内での就職を希望する留学生を対象としています。
入学後に,希望者を募り選考を行い,企業で2年間60時間以上のインターンシップを修了した者に対して奨学金最大25万円を支給します。
(2)民間財団等の奨学金
それぞれの奨学金について学内選考を行い,候補者を決定しています。月額2~16万円の奨学金があります。
■留学生宿舎
国際交流会館と学生寮の留学生枠があり,選考によって入居者を決定します。
民間アパートに入居し,連帯保証人が必要となる場合は,民間の保証会社を利用することができます。
■各種支援
新入生を対象としたオリエンテーション,チューター制度,日本語補講など留学生のための各種サポートを行っています。
■留学生交流行事
大学内で交流イベントを多数開催している他,大山スキー研修等の地域の文化・伝統に触れる機会を提供しています。
留学生支援(日本人学生への支援)
■多種多様な海外派遣プログラム
語学研修,異文化交流,企業訪問など多様な短期海外研修プログラムを用意しています。
また,海外の協定大学との交換留学制度により,最大1年間の留学が可能です。
海外研修,留学,海外ボランティア・インターンシップなど多様な海外体験希望者に対応するため,個別留学相談を受け付けています。海外留学については,選考の上,大学から奨学金を支給する制度があります。
■グローバル関連講義・グローバルインサイトセミナー
国際社会が抱える課題と対応,海外留学事情など,グローバル人材を育成するための各種講義を行っています。
また,講義のほかに,国際的に活躍する大学内外の各専門家を招聘し,世界の実情や国際的な課題などを聞き,視野を広げることを目的としたグローバルインサイトセミナーを定期的に開催しています。
■異文化交流支援
外国からの来訪者に大学の紹介を行う島大アンバサダ,協定校からの短期研修受入れ時や留学生見学旅行のサポート,留学生との交流会など,異文化交流のための様々な機会を提供しています。
■外国語に関するクロス教育プログラム
海外留学を希望する人や語学力を高めたい学生を対象としたテーマ別プログラム(英語実践力養成プログラム,グローバルコミュニケーションプログラム,ヨーロッパ言語文化実践力養成プログラム,中国語実践力養成プログラム,韓国・朝鮮語実践力養成プログラム)を用意しています。
障害者支援
島根大学では、「障がい学生支援室」を松江キャンパス内に設置しています。障がいのある学生が障がいを理由に修学を断念することがないよう、修学の機会を確保するとともに、障がいの有無に関係なくすべての学生が質の高い教育を受けることが出来るよう、障がいの種類に応じた支援をしています。具体的には、指導教員等と連携しながら修学上困難を抱える学生の相談(入学前相談、修学相談、就職相談等)やノートテイクなど合理的配慮にもとづいた修学支援を行っています。
また、障がいのある学生を支援する学生サポーター養成も行っています。
就職・進路選択支援
学生の職業・進路選択及び就職活動をより円滑に推進するため,就職情報の提供,就職相談,キャリア教育の企画・実施等を行っています。
課外活動
クラブ活動の状況
松江キャンパスには,大学及び全学学生団体「島根大学学生生活推進会」の公認する課外活動サークルが,体育系・文化系を合わせて約100団体あり,多くの学生が参加し学内・学外においてそれぞれ特色ある活動を行っています。
出雲キャンパス(医学部)には,約50団体の課外活動サークルがあり活動を行っています。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で,思うような活動ができなかった中でも,各種大会において優秀な成績を収めたり,地域のさまざまな行事に参加して,地域活性化に貢献しているサークルもあります。
また,文科系サークルにおいても学内外において演奏会,発表会,展示などを行い,地元の方との交流を通して地域活性化に貢献しています。
ボランティア活動の状況
本学では,学生の自主性,コミュニケーション能力,創造性等を高め,学生生活の活性・充実に資するとともに,地域との交流を推進することを目的として,学生の自主的活動であるボランティア活動を積極的に推進しています。
特色的な取組みとして,学生の自主的活動を評価し教育効果の向上を図るために,学生の正課外活動をポイントとして評価(可視化)する仕組みであるビビットポイント制度を構築しています。これにより学生の積極的な正課外活動への参加を促し,地域の再生・活性化に寄与するとともに,社会の要請に応じる人材の育成を目指しています。
学生寮一覧
学生寮の有無 |
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有 |
所在地 | 松江市西川津町3371-1 GoogleMapで参照 |
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学生寮からキャンパスへのアクセス |
徒歩約10分 徒歩約10分 |
定員 | 168人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | 25,000円 |
入寮条件 |
4月に学部1年生に入学する者で,原則として自宅から大学までの通学時間が片道90分以上であること。 4月に学部1年生に入学する者で,原則として自宅から大学までの通学時間が片道90分以上であること。 |
特色 |
留学生との混住型です。 留学生との混住型です。 |
(2021年9月17日現在) |
財務諸表等
財務情報(財務諸表,事業報告書など)