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教育学部

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

本学部は、初等中等教育における各教科の指導内容と指導方法についての確かな専門的知識の上に,新しい時代を担う子どもたちの学ぶ力を育む実践的指導力を持ち、隣接する校種を見通しながら教育現場で生起する諸課題に適切に対応できる教員を養成し、地域の教育研究や社会貢献活動等を通じて我が国の教育の発展・向上に寄与する。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

基本理念
地域の学校教育の発展のため、教育に関する専門的な知識・技能を学校現場の中で創造的・総合的 に活用し、新たな学びや地域の教育課題に適切に対応できる実践的指導力を備えた小学校教員、特別支援学校教員の養成を行うことです。

教育の目標
各教科等の指導内容と指導方法についての確かな専門的知識の上に、新しい時代を担うための子どもたちの学ぶ力を育む実践的指導力を持ち、隣接する校種を見通しながら教育現場で生起する諸課題に適切に対応できる小学校教員、特別支援学校教員の養成を行います。

求める学生像
1.基礎学力を有し、小学校教員、特別支援学校教員、及び隣接校種である中学校教員、幼稚園教員として子どもたちの教育や支援に取り組む意欲と情熱がある人
2.学校教育に深い関心があり、大分県を中心とした地域社会への貢献ができる人
3.物事を多面的に分析し、自ら課題を見つけ、他者と協働して課題解決ができる人
4.子どもや他者とのコミュニケーションが積極的にでき、相互理解を深めようとする人

入学者選抜の基本方針
教育学部では、多様な観点から受験者の学力や資質をみるため、一般選抜(前期日程・後期日程)、学校推薦型選抜及び総合型選抜を実施し、「求める学生像」にそって学生を選考します。
・一般選抜(前期日程)
総合的な学力をみるため、大学入学共通テストと個別学力検査を課しています。大学入学共通テストは6~7教科8科目とし、個別学力検査では教科の試験とグループディスカッションを課しています。
・一般選抜(後期日程)
総合的な学力をみるため、大学入学共通テストと個別学力検査を課しています。大学入学共通テストは6~7教科8科目とし、個別学力検査では小論文とグループディスカッションを課しています。
・学校推薦型選抜(初等中等教育コース)
総合的な学力をみるため、大学入学共通テストと個人面接及びグループディスカッションを課しています。大学入学共通テストは6~7教科8科目とし、個人面接及びグループディスカッションでは提出書類と合わせて総合的に判断して選考します。
・学校推薦型選抜(特別支援教育コース)
特別支援教育の担い手に必要な資質・能力をみるため、小論文、個人面接及びグループディスカッションを課しています(大学入学共通テストは課していません)。小論文、個人面接及びグループディスカッションでは提出書類と合わせて総合的に判断して選考します。
・総合型選抜
総合的な学力及び教科の能力をみるため、大学入学共通テストと個人面接及び教科〈音楽、美術、保健体育、技術、家庭〉の試験を課しています。大学入学共通テストは所定の5つの区分から任意の3つを選択し、個人面接及び教科の試験では提出書類と合わせて総合的に判断して選考します。

高等学校等の段階で修得すべき知識・能力
本学部の教育は、高等学校等において学習する教科・科目を十分に理解し、修得していることを前提として行われます。このような点から、一般選抜及び学校推薦型選抜(初等中等教育コース)において課している大学入学共通テストの教科・科目についてはその基礎を十分に理解し、修得するとともに、応用的な力を養っておくことが必要です。総合型選抜においては、これらの教科・科目の試験すべてを課しているわけではありませんが、そこで受験しなかった教科・科目も大学入学までに十分に理解し、修得していることが望まれます。学校推薦型選抜(特別支援教育コース)においては、高等学校等において学習する教科・科目の試験を課していませんが、これらの教科・科目を大学入学までに十分理解し、修得していることが望まれます。
また、教科・科目の知識・技能だけでなく、思考力・判断力・表現力、主体性・多様性・協働性・コミュニケーション力等の学力や、「求める学生像」に示した資質を高めておくことが望まれます。

国語:他者の考え・気持ちを理解するとともに、文章や資料等を的確に理解し、論理的に考え、話したり書いたりすることに習熟していることが必要です。
なお、修得しておくべき科目は現代の国語、言語文化の他、国語の論理性や文学性、表現性に関する科目、古典に関する科目です。

地理歴史、公民:地理歴史科及び公民科における各科目の学習を通じて、基礎的な知識や技能を修得するとともに、地理、歴史及び現代社会に対する見方・考え方を身につけておくことが必要です。また、現代社会や世界には多様な価値観や考え方があることを理解するとともに、身近な地域や社会、世界で起こっている出来事や社会的事象に対して普段から興味や関心を持つことが望まれます。

数学:数学の基本的概念や原理・法則を理解するとともに、基礎的な計算技能を修得する必要があります。単に公式を暗記して問題に当てはめるのではなく、よりよい解法を求めて、既習の知識・技能を活用する姿を期待します。また、数学的な見方・考え方を身につけ、物事を数学的に判断・処理する能力を磨くことが必要です。
なお、修得しておくべき科目は数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学Bです。

理科:理科の各科目の学習を通じて、基礎的な知識や技能を修得するとともに、科学的に思考する能力を身につける必要があります。また、科学的な法則を単に知識として暗記するのではなく、どのような過程で導き出されたか探究的に学ぼうとする姿勢が大切です。
なお、修得しておくべき科目は、物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎の中から3科目以上です。

外国語(英 語):外国語(英語)を聞くこと、話すこと、読むこと、書くことに関する基礎的な能力を身につけ、積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲にあふれていることが必要です。特に情報や考えなどを的確に理解したり、適切に伝えたりする力を養い、国際社会に生きる人間としての精神と外国語(英語)の力を持つことが望まれます。
なお、修得しておくべき科目は英語コミュニケーションⅠ、英語コミュニケーションⅡ、英語コミュニケーションⅢ、論理・表現Ⅰ、論理・表現Ⅱ、論理・表現Ⅲです。

情報:情報と情報技術に関する基礎的な知識や技能、活用方法を身につけていることが必要です。また、情報に関する科学的な見方・考え方を働かせ、問題の発見・解決に向けて情報と情報技術を適切かつ効果的に活用する力を修得するとともに、情報社会に主体的に参画する態度を持っていることが求められます。

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教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

1.教職に対する使命感や責任感,教育的愛情を備え,社会人・職業人としての規範意識やモラル感覚を身につけた行動ができる。
2.教科や教職に関する確実な専門的知識を有し,隣接する校種を見通しながら,小学校や特別支援学校等における教科指導,生徒指導,学級経営等を的確に実践することができる。
3.活用的学習や探究的学習などの新たな学びを工夫・デザインすることができ,新たな知識・技能を積極的に学び続ける姿勢を持っている。
4.学校の多様な課題に対して,学校組織の一員として考え,行動し,地域住民などと連携・協働することができる。