学部・研究科等の特色等
1. 豊かな人間性と見識を持った看護専門職の育成
静岡県内には、大規模かつ高度医療に携わる病院が数多く存在しています。本研究科では、その一部の専門機関と連携大学院協定を結び、教育・研究活動の相互協力体制を整えています。保健医療サービスにおける専門的な技術革新が急速に進む現状の中で、対象者の視点に立った多様なケアに対応できる、豊かな人間性と見識を備えた看護専門職を育成しています。
2. 高度な専門知識や技術を習得した人材の育成
医療技術の高度化、生活習慣病などの疾病構造の変化、少子高齢化の急速な進展に伴い、人々の健康に対する考え方も変化し、保健医療サービスに対する二一ズが多様化・複雑化してきています。本研究科では、人々の複雑な健康問題の解決に積極的に取り組み、社会の要請に応えることができる高度な専門知識・技術を身につけた人材を育成しています。その一環として、2010年より助産師養成課程を設置しました。
3. 教育・研究を積極的に推進できる人材を育成
看護教育の高等教育化が進む中で、研究成果を看護学の体系化に資する試みが進められています。本研究科では、多様な健康レベルにある人々の健康、自立、自己実現を支援するために、看護実践の現象を解明し、知識を体系化し、実践に応用できる研究者の育成を目指しています。