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教育学部(教員養成)

 
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学部・研究科等の特色等

学部・研究科等の特色等

(1)教育組織の特色
 現在の教育学部の教育組織の特色は、類-コース制によって、専門教育の選択履修の幅を拡大し、学生の学習ニーズや卒業後の幅広い進路に対応できる豊富なカリキュラムを用意し、入学後に、進路に対応した授業科目を学生自身が選択して履修することができることにあります。また、希望するコースを選択して受験できるので、学生の目的意識に沿った専門教育を受けることができます。
 本学部の5類-15コース制は、以下の教育組織から構成されています。小学校、特別支援学校の教員を専門的に養成する第一類(学校教育系)には、初等教育教員養成と特別支援教育教員養成の2コースがあります。中学校・高等学校教員を希望する学生には、主に第二類(科学文化教育系)、第三類(言語文化教育系)及び第四類(生涯活動教育系)の三類において、卒業要件単位内で希望する校種・教科の一種免許状が取得できるカリキュラムが用意されています。
 また、第二類には、自然系、数理系、技術・情報系、社会系の4コースが、第三類には、国語文化系、英語文化系、日本語教育系の3コースが、第四類には、健康スポーツ系、人間生活系、音楽文化系、造形芸術系の4コースがあります。これらの内、特に、日本語教育系コースは、外国人の日本語教育を行う人材養成を目的としています。第五類(人間形成基礎系)には、教育に関わる人間形成の基礎学を学ぶことを目的とした教育学系と心理学系の2コースがあります。
 第二類から第五類では、生涯学習・文化諸施設等での指導者、民間企業における企業内教育の専門家、さらには教員以外の教育関係公務員等を希望する学生に対し、所属コースのみならず他コースや他学部で開設する科目の履修を大幅に認めています。さらに、専門諸科学を深く究明することを希望する場合には、大学院に進学し、高度専門職業人や研究者をめざす道も開かれています。
(2)教員の研究組織と学部教育の特色
 教員の研究組織は、大学院所属の17大講座と学部附属の1研究施設(幼年教育研究施設)3センター(教育実践総合センター、特別支援教育実践センター、心理臨床教育研究センター)からなっています。また、学部で開設する授業は、これらの教員組織に所属する全教員が提供する方式をとっており、従来の講座制による狭い教員組織に対応した学部教育となっていない点が、本学部における学部教育の特色です。