学部・研究科等ごとの目的
地域デザイン科学部は、地域の持続的な発展に関する教育・研究・地域貢献を推進することによって、豊かな生活の実現に貢献することを理念としています。
今、私たちの身近にある「地域」には多くの新しい課題があります。これに対して、課題発見・分析・解決策の提案まで、分野を超え、多様な主体の協働を支える知識・技術が求められています。
本学部では、各地域の資源や特性を活かしながら多くの新しい課題を解決し、21世紀の地域社会を持続可能で豊かにするために必要な教育・研究・地域貢献に取り組みます。学生は"まちづくり"を支える専門職へ向けて、多様な分野を横断した"まちづくり"に関わる幅広い知識と専門技術を文理融合のカリキュラムを通じて総合的に学ぶことにより、"地域デザインの実践力"を身につけます。
入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
地域デザイン科学部
【コミュニティデザイン学科】
求める学生像
① 高等学校の教育課程による広範な基礎的知識を有する人
② 地域の成り立ちを理解し、より良いコミュニティの創成を追究するために必要な技能を身に付ける意欲と適性を有する人
③ 学際的学修へ向けた論理的思考力と表現力を有する人
④ 地域の資源・社会システムの視点から、実践的にまちづくりを学ぶための判断力を身に付ける意欲と適性を有する人
⑤ 地域課題の解決に取り組むための主体性とコミュニケーション力を身に付ける意欲と適性を有する人
⑥ 地域や社会との関わりの中で多様な人々と協働して学ぶ態度を有する人
【建築都市デザイン学科】
求める学生像
① 高等学校の教育課程による広範な基礎的知識を有する人
② 建築・都市デザインの専門技術を学ぶために必要な基礎的技能や、多様な人々と意思疎通をはかるためのコミュニケーション能力を有する人
③ 安全・安心で快適な建築空間を創造するために必要な論理的思考力、工学的判断力を身に付ける意欲と適性を有する人
④ 建築設計の基礎となる空間把握能力、表現力、デザイン能力を身に付ける意欲と適性を有する人
⑤ 人間生活・社会・自然を含む地球環境と建築・都市デザインとの関わりを学ぶ態度を有する人
⑥ 歴史・文化・芸術を活かした建築・都市空間の創造を追究する態度を有する人
【社会基盤デザイン学科】
求める学生像
① 高等学校の教育課程による広範な基礎的知識を有する人
② 建築・都市デザインの専門技術を学ぶために必要な基礎的技能や、多様な人々と意思疎通をはかるためのコミュニケーション能力を有する人
③ 安全・安心で快適な建築空間を創造するために必要な論理的思考力、工学的判断力を身に付ける意欲と適性を有する人
④ 建築設計の基礎となる空間把握能力、表現力、デザイン能力を身に付ける意欲と適性を有する人
⑤ 人間生活・社会・自然を含む地球環境と建築・都市デザインとの関わりを学ぶ態度を有する人
⑥ 歴史・文化・芸術を活かした建築・都市空間の創造を追究する態度を有する人
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
地域デザイン科学部
【コミュニティデザイン学科】
【教育課程編成の方針】
コミュニティデザイン学科では,公共政策,地方自治,経済,自然,文化,食生活,観光,社会福祉,社会教育,NPOなどの専門的な分野を専攻しながら,これらを応用した地域デザイン能力を養い,21世紀の地域社会の担い手として,地域社会を構成する社会集団や制度等をデザインする人材を育成するために,地域社会の成り立ちや課題を理解するために必要な幅広い教養を身につけるとともに,地域と連携してさまざまな現場を訪れ,体験しながら学修を深めるカリキュラムを編成します。
【教育内容の学修方法】
・学修効果を高めるために地域との関わりの中で学ぶ機会を創出している他,アクティブ・ラーニングの手法を導入し,教員や学生同士の双方向型授業を実施します。
・人文・社会・自然基礎科目や,コミュニティデザインに欠かせないコミュニケーション能力などのソーシャルスキルや,社会調査データの解析方法を学修します。
・地域資源・高齢社会・社会福祉・行政・政治・経済・生涯学習など,地域の課題や主題について幅広い視点から理解できるように,教員や行政担当者などによる授業を行うとともに,現場への訪問・実習も行っていきます。
【学修成果の評価方法】
学修成果の評価は、授業科目ごとに定める達成目標に応じ、科目の態様に従って、試験、レポート、作品、発表などにより評価します。
※なお、【建築都市デザイン学科】、【社会基盤デザイン学科】のカリキュラム・ポリシーは、下記URLを参照。
https://web-pamphlet.jp/utsunomiya-u/2025e13/#page=17
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
地域デザイン科学部
【コミュニティデザイン学科】
コミュニティデザイン学科では,ディプロマポリシーとなる以下の9 つの学修・教育目標を定めています。
(a) 人間と社会,多様な地域に関する基礎的素養を身に付ける
(b) 地域デザインに関する共通的リテラシーを身に付ける
(c) 地域デザインに必要なソーシャルスキルを身に付ける
(d) 地域デザインを専門とする職業人としての倫理観を養う
(e) 地域社会の現状と成り立ちを幅広い視点から理解することができる能力を身に付ける
(f) 地域社会の課題を発見するとともに,分析することができる能力を身に付ける
(g) 地域の資源を新たなまちづくりに活用することができる能力を身に付ける
(h) 新たなまちづくりに向けて制度を設計し政策を提案することができる能力を身に付ける
(i) 地域で主体的・協働的に行動し,活力あるコミュニティの形成に貢献できる能力を身に付ける
基盤教育科目29単位以上,専門教育科目96単位以上の合計125単位以上を修得し,コミュニティデザイン学科が掲げる上記の学修・教育目標を達成した者に卒業を認定します。
※なお、【建築都市デザイン学科】、【社会基盤デザイン学科】のディプロマ・ポリシーは、下記URLを参照。
https://web-pamphlet.jp/utsunomiya-u/2025e13/#page=19