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国際学部

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

国際学部では、学びの視点として「国際」「学際」「比較」の3つを重視しています。「学際」とは、一つのテーマに対して、複数の学問分野を関連づけながら学ぶ研究のあり方です。また、多文化共生のための体系的なカリキュラムを、専門性を重視して編成しています。1~2年次にコア科目、基礎科目、グローバル実践力基礎演習を学び、2年次から専門外国語とグローバル専門科目(アジア太平洋文化社会、欧米文化社会、日本文化社会、比較文化社会、言語・コミュニケーション、国際協力、国際共生の計7科目群)が始まります。3年次に専門演習・実験実習科目と卒業研究準備演習が開講され、4年次に卒業研究を行います。卒業に必要な125単位のうち10単位を卒業研究関連の単位と定めていて、自らが定めた研究テーマに対して、より深い専門的な学びができる仕組みとなっています。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

国際学部

国際学科

求める学生像
① 高等学校教育課程の総合的学力を基礎とした広く基本的な知識を持ち、外国語の運用能力と、論理的な作文能力を備えている人
② 多文化共生社会に関する問題について主体的に探求し、学修意欲に優れ、多様な現象について論理的に考え、思考と感性を表現することに適性をもっている人
③ 国際的な問題を説得的に論じることのできる能力や外国の学校での勉学経験から得られた国際的な高い問題意識、社会人経験から得られた深い問題意識、外国人として 4 年間勉学を続けようとする強い意志などをもっている人
④ 多様な外国語や情報収集・分析・発信の方法を学び、多様な地域や文化を背景とする人々とコミュニケーションをとりたいと思っている人
⑤ 多様な地域・文化を背景とする人々の存在に目を向け、共に学びあいながら、共に生きていく社会について考えたいと思っている人
⑥ 世界の様々な国と地域に関心を持ち、グローバル化する地域と世界の多文化共生のために自分の力を活かしたいと望んでいる人

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教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

国際学部

国際学科

【教育課程編成の方針】
国際学科では,グローバル化する地域の現状と課題を多文化共生の視点から読み解き,問題構造をふまえて社会を構想していく力を養うとともに,コミュニケーション能力や行動力・協調性を兼ね備えた,グローバルな実践力に富む人材の育成をめざして,教育プログラムを編成しています。
【教育内容の学修方法】
以下の1~6に主眼をおき,人文社会諸科学を融合させた体系的なカリキュラムを編成しています。専門導入,多文化共生コア,多文化共生基礎からグローバル実践力基礎,専門外国語,グローバル専門,国際キャリア教育,専門演習・実験実習の各科目群をへて,卒業研究準備演習,卒業研究へと段階的に学修を深めていきます。
1.大学での学修に必要な基礎的な能力・技術を身につけるとともに,関連する異分野に関する基礎的な知識・理解を深める。
2.多文化共生に関して、専門教育の基礎となる主要な知識と論点を理解する力を身につける。
3.学術的かつ実用的な英語運用能力に加え,英語以外の外国語を学ぶ機会を提供し,多様な地域や文化を現地の言語で理解し,効果的にコミュニケーションを行うための基礎力を身につける。
4.多文化共生を目指す上で直面する諸課題を,構造的に把握する能力を身につける。
5.多文化共生をめぐる諸問題を,多様な地域に関連づけて理解する力とともに,グローバルな枠組みを用いて,その問題構造を理解・分析する力を身につける。
6.多文化共生に関して自らの設定した課題に関する資料・データ・文献を収集し,適切な方法を用いて比較考察的・批判的にこれらを分析し,論理的な考察を加えた研究成果を文章化し,また口頭で発表して生産的に議論するとともに,課題解決のために実践的に行動する力を身につける。
【学修成果の評価方法】
学修成果の評価は、授業科目ごとに定める達成目標に応じ、科目の態様に従って、試験、レポート、作品、発表などにより評価します。

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学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

国際学部

国際学科

宇都宮大学の学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)のもと,国際学部国際学科では,「宇大スタンダード」に定める汎用的能力と,以下のような専門分野に関する知識・技能を獲得した学生に「学士(国際学)」の学位を授与します。
(1) 世界の様々な国や地域におけるグローバル化と多文化共生に関する現状と課題についての知識を有し,それらの問題構造を理解することができる。
(2) 多文化共生社会における諸課題について,その問題構造を踏まえつつ,異なる立場の人々への想像力や共感を土台として,学際的・多角的・専門的に考察し,価値選択や目標設定を行うことができる。
(3) 世界の様々な国や地域で活躍する基盤としての複数言語運用能力とコミュニケーション能力を備える。さらに自らの設定した課題に関する資料・データ・文献を収集し,適切な方法を用いて比較考察的・批判的にこれらを分析し,論理的な考察を加えて研究成果を文章化し,また口頭で発表して生産的に議論し,課題解決のために実践的に行動することができる。
(4) 異なる文化や社会のあり方を尊重しつつ,21 世紀型グローバル人材(グローカル人材)としてグローバル化する地域と世界の問題解決に積極的に関わることができる。