【データサイエンスの力と、人文・社会科学的な知見の融合】
滋賀大学は、文部科学省から「数理及びデータサイエンスに係る教育強化」の拠点大学に選定されました。
それぞれの学部で、様々な分野や領域の課題を発見し、主体的に解決に取り組む文理融合型の人材が育まれています。
大学の基本情報
- 大学名
- 滋賀大学
- 本部所在地
- 滋賀県彦根市馬場1丁目1-1
- 設立年(設置認可年)
- 1949
- 大学の連絡先(代表番号、メールアドレスなど)
- 0749-27-1005
ssyomu@biwako.shiga-u.ac.jp
連絡先ページへ - 大学の種類
- 国立・大学(大学院大学を含む)
- 総学生数(学部)
- 3,502人
- 総学生数(大学院)
- 244人
- 総教員数(本務者)
- 215人
(2024年5月1日現在)
大学の教育研究上の目的や建学の精神
滋賀大学憲章
前文
滋賀大学は、近江の歴史と文化を背景とした滋賀師範学校と彦根高等商業学校を母体とし、昭和24年、新制大学として発足した。その後、新制大学としての使命を果たすべく、大学院や各種センターの設置を含む教育研究組織の整備拡充と教育研究の発展に努め、各界に多数の有為の人材を送り出してきた。平成12年には、「知の21世紀をきり拓く:滋賀大学の理念」を策定し、3C(創造Creation、協同Cooperation、貢献Contribution)を合言葉に、競争的環境の中での滋賀大学の個性化と不断の教育研究改善の決意を表明した。
平成16年4月、滋賀大学は、国立大学法人としての一歩を踏み出した。しかし、いま周囲に目を転ずれば、グローバリゼーションの進展や知識基盤社会の到来、地球環境の急速な悪化、価値観の多様化、少子化問題など、国立大学法人を取り巻く状況は急変している。こうした認識に立ち、滋賀大学は、時代に先駆けて主体的に自己変革を遂げるため、新たに基本理念を明らかにする。併せて目標と行動指針を定める。
基本理念
滋賀大学は、豊かな人間性とグローバルな視野を備えた専門性の高い職業人の養成と、創造的な学術研究への挑戦を通して、人類と社会の持続可能な発展に貢献する。
さらに、3Cスピリットをふまえ、知の21世紀をきり拓くため、
【滋賀大学3ポリシー】
◆アドミッション・ポリシー(入学者受け入れの方針)
滋賀大学は、現代社会の課題とその解決に貢献できる大学であるために、数理・データサイエンスと人文・社会科学の双方に通じた文理融合型の人材、地域に根ざしグローバルな視野をもって主体的に課題を解決する能力を有する人材の育成を目指しています。この目標を達成するために、本学では以下の資質を有する者を受け入れます。
1.知の探究と創造に意欲と能力のある人
2.豊かな教養を身につけた専門職業人を目指す人
3.基礎的知識、論理的思考力と表現力、コミュニケーション能力をもつ人
4.課題の発見とその解決に主体的に取り組む意欲のある人
大学の特色等
本学は、明治8年に設立された小学校教員伝習所以来140余年の歴史をもつ教育学部と、大正11年に設立された彦根高等商業学校以来90余年の歴史をもつ経済学部に、平成29年度から日本初のデータサイエンス学部を新設し、新たに3学部体制としてスタートを切る。
「滋賀大学憲章」にある「琵琶湖世界 BIWAKO Cosmos から世界へのつながりを拓く」にしたがい、本学は、地域に根ざす視点とグローバルな視野とをあわせもつ「知の拠点」として、豊かな人間性を備えた専門性の高い職業人の養成と、創造的な学術研究への挑戦を通 して、社会の持続可能な発展に貢献することを基本理念としている。
こうした理念を踏まえて本学は、グローバル化する社会にふさわしい未来志向で文理融合の学識と、地域の発展に貢献できる課題解決能力を備えた、イノベーティブな創造力を有しリーダーシップを発揮できる人材の育成をさらに推し進める。そして、これまでの重点領域である環境・リスクの研究課題に継続して取り組むのみならず、新たな重点領域を切り拓いていく。
本学の主な特色は、次のとおりです。
【教育学部の特色】
教育学部は、地域教育の中核として、附属学校や地域の教育機関との連携のもとに、実践的指導力を育成しています。社会の今日的問題に積極的に取り組み、解決してゆく能力をもち、特に地域の教育に貢献できる人材の養成を目指しています。
また、人間形成にも重きをおき、学生一人ひとりの知的教養を磨き、芸術・文化・自然などに対する感受性を養うとともに、他者への深い共感や専門知識に裏付けられた知性を合わせもつ、豊かな人格を形成することを目標としています。
教育研究上の基本組織
学部(短期大学の場合は学科) |
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経済学部 |
教育学部 |
データサイエンス学部 |
研究科 |
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経済学研究科(博士前期課程) |
経済学研究科(博士後期課程) |
教育学研究科(専門職学位課程) |
教育学研究科(修士課程) |
データサイエンス研究科(博士前期課程) |
データサイエンス研究科(博士後期課程) |
その他の学内組織 |
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特別支援教育専攻科 |
附属図書館 |
情報機構 |
教育・学生支援機構 |
研究推進機構 |
国際交流機構 |
産学公連携推進機構 |
データサイエンス・AIイノベーション研究推進センター |
保健管理センター |
障がい学生支援室 |
教育研究上の基本組織に関する説明
キャンパス情報
アクセス図

高等教育の修学支援新制度
高等教育の修学支援新制度の対象校か | 確認年月 |
---|---|
○ | 2019年9月 |
※対象校とは、大学等における修学の支援に関する法律に定める授業料等減免実施のための要件を満たしていることについて確認を受けた機関を指す。
要件を満たさない機関及び対象校となるための申請をしていない機関は空欄で表示される。
※対象校であっても要件に合う学生のみが支援の対象になる。
評価結果(認証評価及びその他の評価の結果)
評価機関 | 評価年月 | 評価結果 | |
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国立大学法人評価(第3期中期目標計画) | 国立大学法人評価委員会 | 2022年3月 | 教育:達成/研究:上回る成果/社会連携:おおむね達成/その他:達成/業務運営:顕著な成果/財務内容:上回る成果/自己点検評価:達成/その他業務:達成 |
評価機関 | 評価年月 | 評価結果 | |
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機関別認証評価 | 大学改革支援・学位授与機構 | 2022年3月 | 適合 |
評価機関 | 評価年月 | 評価結果 | |
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分野別認証評価 | 教員養成評価機構 | 2021年3月 | 適合 |
学生支援
修学支援
学業、学資、アルバイト、課外活動、等々の問題は勿論のこと、その他個人的事項についても、学生生活上における困ったことなどについてのあらゆる相談窓口として、
教育学部学生は、「学生相談ホットライン」で受け付けています。相談内容によって、学生・就職支援委員、コースの教員、保健管理センター分室など最適なサポーターへの橋渡しをし、問題解決に力を貸します。
経済学部・データサイエンス学部学生は、「アドバイザー制度」及び「オフィスアワー制度」を利用して、それぞれの教員に遠慮なく相談することができます。また、「キャンパスライフ相談室」を開設していますので、困っていること、悩んでいることなど相談内容はどんなことでも、気軽に相談してください。
学生相談について、問題解決のために相談者が同意した場合以外は、相談内容などプライバシーが大学の他の組織に知らされることはなく、相談に関する個人の秘密は必ず守られます。また、相談内容によって不利益を被ることはありません。
障害のある学生については、障がい学生支援室を設け、履修相談、授業や試験での配慮や学習支援を行うと共に、メンタル面でのサポートや健康面での学生生活の支援を行っています。なお、障害のある学生に対する修学支援の詳細については、大学HPをご参照ください。
心身の健康に係る支援
保健管理センターには、医師、カウンセラー、保健師または看護師が配置され、健康診断や応急処置、こころと身体の健康相談を行っています。
こころの相談は、人に言えない個人的な悩みなど様々な相談に応じています。
また身体の相談は、感染症や生活習慣病の予防対策及び健康増進の秘訣等についてなど様々な相談にも応じています。
自己測定スペースでは、血圧計・身長体重計・体組成計などで健康の自己管理を支援しています。
留学生支援
日本語力の向上をサポートする日本語補講の実施、留学生が気軽に相談や日本人学生と話し、交流する場として、グローバルプラザ彦根及びグローバルプラザ大津を設けています。また、日本人学生と留学生の交流を促進し、教育・生活等の相談等が行えるように「国際交流アソシエイト」を設けています。
留学生の就職にあたっては、学生支援課と協力し、留学生のための就職活動支援講座などを開催し、就職支援を行っています。
留学生支援(日本人学生への支援)
海外協定先大学で本学学生が1学期間以上現地での授業を受ける交換留学プログラムや、長期休暇中の1か月程度協定先大学での語学や文化研修を受ける海外研修プログラムがあります。
交換留学プログラムは、現地で履修した科目を滋賀大学で単位認定することも可能です。
海外研修プログラムは、現在、ミシガン州立大学「アメリカ語学研修」、ディーキン大学「オーストラリア研究」、東北財経大学「中国語学研修」、啓明大学「韓国語学・文化研修」、グアナファト大学「メキシコ語学・文化研修」、ESSEX大学「イギリス研修」、西部カトリック大学「フランス語学・文化研修」、シアトルでの「iLEAP」があり、海外研修科目として単位認定されます。 また、「きらきら輝く滋賀大学基金」による「交換留学支援」や「短期海外研修支援」があり、留学や研修への一部補助を行っています。
障害者支援
障害のある学生に対する支援については、障がい学生支援室を設け、入学前、入学後それぞれの段階で、学生個々の実情に応じて支援を行っています。
オープンキャンパス、入試説明会及び入学願書出願前に相談窓口を設置し、受験時の特別措置や入学後の支援内容などの相談や情報提供を行っています。
また、合格後は、学生個々の実情に応じて、支援内容を確認して、施設改善、人的・物的支援を準備し、入学後は、履修相談、授業や試験での配慮や学習支援を行うと共に、メンタル面でのサポートや健康面での学生生活の支援を行っています。
就職・進路選択支援
教育学部では、教員就職に向けた支援事業のスタートアップとして、11月上旬に3回生を対象とした教員養成研修を若手現職教員や教員採用試験に合格した4回生を招いて開催しています。さらに、3回生の春休みには教員採用試験に向けた教職教養・一般教養対策のセミナーや、3回生の秋から4回生の夏にかけて、教育界で指導的地位にあった本学OBを講師とし、講義や小論文・面接指導など採用試験対策講座(教職実践論)を正課外で開講しています。また、キャリアカウンセラーが入学後の新入生全員を対象とした面談をはじめ、就職を含めた様々な面からのサポートを行っています。
経済学部では、3回生の5月から開始する就職ガイダンスの他、女子学生、体育会系学生、Uターン就職希望学生等ターゲットを絞った就職ガイダンスを開催するとともに、陵水会(OB会組織)との共催でOBを招いての各種就職支援行事を開催しています。また、3回生を対象とした進路面談、就職支援室での就職相談等、学生との個別相談を実施しています。その他、年間100社以上の企業等を学内に招いて企業説明会を実施しています。
データサイエンス学部では、情報通信、情報技術開発のみならず、メーカーや銀行・証券会社・保険会社等の金融機関、医療機関、官公庁など、様々な業界へ学生が就職できるよう、経済学部と連携したガイダンス等の就職支援を実施しています。
課外活動
クラブ活動の状況
本学では現在、体育、文化、自治会活動など130ほどの団体が活動をしています。学生が自主的・自律的に行う文化的・体育的集団活動を通じて広い知的視野を開発し、豊かな情操と健全な心身を育成することは、人間形成の上で必要欠くことが出来ないものであるため、本学ではクラブ活動を重視しています。
ボランティア活動の状況
大震災等の災害発生時や日常の生活の中で、本学の多数の学生が街中・琵琶湖岸等の清掃・除草活動、商店街の町おこし等、様々なボランティア活動を行っています。また、ボランティア活動を行うことにより、大学で単位認定を行う制度があります。
学生寮一覧
学生寮の有無 |
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有 |
学生寮名 | 平津ヶ丘寮 |
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所在地 | 滋賀県大津市平津2丁目5番1号(滋賀大学教育学部構内) GoogleMapで参照 |
学生寮からキャンパスへのアクセス | |
定員 | 67人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | 13,850円 |
入寮条件 |
大学による入寮選考を実施しています。選考は、家計の経済状況を第一として、次いで家族構成、通学時間を考慮した総合方式により行います。 |
特色 |
滋賀大学教育学部「平津ヶ丘寮」は、教育学部学生の生活環境を側面から支援するため、昭和41年に設置されました。キャンパス内にあることから通学に時間をとられることなく、4年間の有意義な学生生活を送るために恵まれた施設といえます。この平津ヶ丘寮には、寮生全員による全寮自治会が組織され、寮生活に関する諸問題を寮生自ら解決を図るため、諸活動を展開しています。年間を通じて様々な行事を企画するとともに、一方ゴミ当番等の各種当番を設け、寮生一人ひとりが、社会人としての自主性・協調性・責任感を養うことも心がけています。 |
(2021年11月25日現在) | |
学生寮名 | 偲聖寮 |
所在地 | 滋賀県滋賀県彦根市長曽根町10番32号 GoogleMapで参照 |
学生寮からキャンパスへのアクセス |
徒歩:約15分 |
定員 | 167人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | 11,000円 |
入寮条件 |
家庭の経済状況、通学時間を基にした選考があります。 |
特色 |
学生寮は、寮生に対し勉学に専念できる生活環境を提供し、また団体生活を通して協同及び共生の精神を培うことを目的として設けられています。 |
(2021年11月25日現在) |
財務諸表等