学部・研究科等ごとの目的
デザイン学部では、次のような人材の育成を目的とする。
1 幅広いデザイン能力を持った人材の育成
デザインの基礎的な理論や技術について幅広く教育を行い、高度な職業人に必要なデザイン能力を持った人材を育成する。
2 人間中心の視点に立ったデザインに取り組める人材の育成
造形の基盤となる芸術的要素に機能の基盤となる工学的要素を融合させ、人にやさしいデザインや使いやすいデザインなど、人間中心の視点に立ったデザインに取り組むことのできる人材を育成する。
3 地域社会に貢献できる人材の育成
時代や社会の要請を的確に捉えた教育研究に取り組むとともに、地域産業や芸術・文化の振興を始め、都市機能や都市景観の向上など、まちづくり全体に幅広く貢献する人材を育成する。
入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
<求める学生像>
1 人間重視の姿勢をもち、デザインを通して社会に貢献しようとする姿勢をもつ人
2 豊かな感性と見識をもって、主体的かつ協同して未来のデザインを創造することに意欲のある人
3 デザインを通じ、地域活性化のリーダーとして文化・産業の発展に寄与する意志をもつ人
これらの学生像は、高等学校等における次のような学習により導かれるものです。
•「国語」及び「英語」において、基本的な読解力とコミュニケーション力を身につけること。
•「数学」及び「理科」において、論理的思考力や、自然科学に対する教養を身につけること。
•「社会」において、人間と社会の諸問題に関心をもつこと。
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
幅広いデザイン能力と人間中心の視点に立ったデザイン能力を備え、地域社会に貢献できる人材を育成するために、全学部共通カリキュラム・ポリシーを踏まえ、以下の方針に基づいて教育を実施します。
<教育課程の編成方針>
1 幅広いデザイン能力をもった人材を育成するため、教育課程を「学際教育科目」と「専門教育科目」に区分し、それぞれの教育が有機的に連動し、体系的に学修できるように編成する。
2 「専門教育科目」は、段階的に専門性を学修できるよう、1年次からデザインの基礎となる「基本科目」を、2年次以降は「展開科目」「発展科目」の細区分で構成した科目を配置する。
3 「専門教育科目」においては、専門知識と高度な技術を体系的に学修できるように科目を配置し、演習や実習を多く取り入れた教育により、学生が効果的に学修できるようにする。
4 異分野との連携・協同を通して、高いコミュニケーション能力や地域の問題を解決する能力を育成するために、看護学部との「連携科目」「自由科目」を配置する。
<教育内容・方法の実施方針>
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
全学部共通ディプロマ・ポリシーを踏まえ、4年間での講義、演習及び実習での学びや「卒業研究」を通して所定の単位を修め、以下に挙げる能力を備えた学生に卒業を認定し、学位を授与します。
1 多様なコミュニケーション能力
2 課題探求能力と問題解決能力
3 デザインの基礎となる表現力
4 人間や環境に配慮したデザイン思考能力
5 新たな価値を発見する柔軟な発想力
6 企画力や管理・運営能力