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学校教育学部

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

  本学部は「学校教育教員養成課程」を置き、子どもの成長と発達についての総合的な理解と広い視野の上に、使命感、得意分野、個性を持ち、学校教育の課題に適切に対応できる実践力と人間性に優れた新人教員を養成することを目的としています。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

 兵庫教育大学学校教育学部は、これからの時代に求められる学校教育を実現する社会的要請に応えるため、求める人物像に基づいて、子どもの成長と発達についての総合的な理解と広い視野の上に、使命感、得意分野、個性を持ち、学校教育の課題に適切に対応できる実践力と豊かな人間性を有する新人教員を養成しています。

 ◎求める人物像
  本学が求める者は、次の要素を兼ね備えた人物です。

  ・高等学校における教科・科目を幅広く修得し、しっかりとした基礎的な知識・技
   能を身につけていること
  ・知識・技能を活用して、自ら課題を発見し、その解決に向けて探究し、成果等を
   表現するために必要な思考力・判断力・表現力等の能力を有していること
  ・豊かな人間性を備え、コミュニケーション能力や協調性を持ち、主体性を持って
   多様な人々と協働する態度を有していること
  ・優れた新人教員になろうとする強い意志を持ち、意欲的に本学の教育課程に取り
   組むこと

 ◎入学者選抜の基本方針
  教員になろうとする強い意志を持った者を受け入れるため、大学入学共通テストを
  課さない総合型選抜、大学入学共通テストを課した学校推薦型選抜及び一般選抜
  (前期日程、後期日程)により、学力の3要素(①知識・技能、②思考力・判断力
  ・表現力、③主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度)等を多面的・総合的
  に評価し、入学者を選抜します。
   なお、各選抜区分においては、学力の3要素等を別表のとおり評価します。 

  ○総合型選抜
    優れた技能や得意分野を持った者を対象に、「調査書」等に基づく個人面接
   〔プレゼンテーションを含む〕、「教員志望理由書」、「活動実績報告書」及び
   「学習計画書」の成績を総合して、教員になろうとする強い意志と教員となるに
   ふさわしい資質・能力を兼ね備えているかを重視し、評価します。

  ○学校推薦型選抜
    出身学校長が教員になろうとする強い意志と資質・能力を持った者として推薦
   するものを対象に、大学入学共通テスの成績とともに、「調査書」及び「教員志
   望理由及び活動報告書」に基づく個人面接の成績を総合して、教員となるにふさ
   わしい人物かどうかを重視し、評価します。

  ○一般選抜(前期日程)
    大学入学共通テストの成績とともに、小論文、「調査書」及び「教員志望理由
   及び活動報告書」に基づく集団面接(240点満点)の成績を総合して、教員と
   なるにふさわしい資質・能力のバランスを重視し、評価します。

  ○一般選抜(後期日程)
    大学入学共通テストの成績とともに、「調査書」及び「教員志望理由及び活動
   報告書」に基づく得意分野の内容に関する個人面接の成績を総合して、得意分野
   の知識や学力を重視し、評価します。

 ◎入学前に学習しておくことが期待される内容
  高等学校卒業程度の基礎的な知識や技能を十分に習得していること

 別表 https://www.hyogo-u.ac.jp/admission/education/policy.php

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教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

 兵庫教育大学学士課程(学校教育学部)は、「ディプロマ・ポリシー(学位授与に関する方針)」において定めた「教員養成スタンダード」に基づき、学び続ける教師(継続的に専門性を高め続ける教師)を養成するために、体系的な教育課程を編成し実施しています。

【教育課程の編成】
 教育課程は、以下に示す科目群から編成しています。

○教養科目群
  複雑かつ急激に変化する現代社会において求められる教師としての教養を培うこと
 を目的に、教養科目群としてアカデミックスキル科目、社会課題探究科目、理数系基
 礎科目、グローバルスタディーズ科目、表現コミュニケーション科目を開設していま
 す。

○教職共通科目群
  あらゆる教育活動に共通して求められる教師としての資質・能力を培うことを目的
 に、教職共通科目群として教育基礎科目、発達・心理科目、連携協働科目、インクル
 ージョン科目を開設しています。

○教育内容・方法科目群
  学習指導や生徒指導等の各教育活動に求められる教師としての資質・能力を培うこ
 とを目的に、教育内容・方法科目群として学習観・授業観科目、保育内容・方法科目、
 初等教科内容科目、初等教科・領域教育法科目、STEAM教育科目、ICT・情報
 ・データ利活用科目、学級経営・生徒指導科目、教職支援科目を開設しています。

○専門科目群
  教科教育又は幼年教育に関する高度な専門性を培うことを目的に、専門科目群とし
 て教科教育専門科目、幼年教育専門科目を開設しています。

○教職探究・リフレクション科目群
  教師としての専門性を継続的に高め続ける資質・能力を培うことを目的に、教職探
 究・リフレクション科目群として教職キャリア発達科目、実地教育科目、インターン
 シップ科目を開設しています。

 これらの科目には、「教職基盤」の核となる必修科目と、自己の興味・関心に基づいて専門性を高めるための選択科目があり、1年次から4年間にわたり体系的に配置しています。 各科目と「教職基盤」の対応関係は、カリキュラムマップによって、意識できるようにしています。

【実施の方針】
 各科目の目標・内容、授業形態、成績評価の方法・評価項目・観点、「教職基盤」との対応等は授業計画(シラバス)に明記しています。学生は、これを参考に科目を選択し、履修します。
 授業形態には、理論的な概念を理解し認識を形成する「講義」「実習」などがあります。「実習」には、学校現場や社会教育施設などでの実践的な体験を伴う「実地教育」があります。
 学修評価は、それぞれの科目の授業計画(シラバス)に示された成績評価の方法(定期試験、レポート、プレゼンテーション等)に」従い、公正かつ厳格に行います。「教員養成スタンダード」に示された資質・能力の各学年での育成状況は、各「教職基盤」に対応した科目や学生の自主的な学修や体験に基づく多様な成果物、およびそれらの自己評価や学生同士の相互評価、大学教員からの評価等を含めて蓄積したポートフォリオにより総合的に評価します。各学年末には、学生が自己のポートフォリオを振り返り、次年度の学修方針を検討する場を設定しています。さらに、4年次には、学び続ける教師の起点となる資質・能力を学生が身に付けられているかどうかを最終確認するとともに、今後の成長に向けた自己課題を把握できるようにしています。

【教育の充実に向けて】
 以上に示す教育課程をより充実したものとするために、各科目では、学生にっよる授業評価などに基づき、恒常的に組織的な授業改善に取り組んでいます。

(上記のカリキュラム・ポリシーは令和6年4月改正のものを掲載しています。なお、大学ホームページには現在のものを掲載しています。)

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学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

 兵庫教育大学は、学校教育にかかる諸科学の理論と応用に関する研究を総合的に推進し、文化・社会の発展に資する創造的知性と人間愛に支えられた教師を育成することを目的としています。
 学士課程(学校教育学部)においては、豊かな人間性と確かな実践力を有し、変化の激しい社会においても新たな教育を創造できる学び続ける教師(継続的に専門性を高め続けることができる教師)を養成することを目指しています。教師として学び続けるための起点として学生が身に付ける具体的な資質・能力は以下のとおりです。

①教師としての基本的素養
  教育活動全体の基盤となる教師としての基本的な素養を身に付けるとともに、自らそれをさらに深め続
 けようとする能力と態度
②多様な関わりを構築し活かす力
  同僚、保護者、地域、関係諸機関等との連携・協働のあり方を理解するとともに、自ら連携・協働して質
 の高い教育活動の実現に向けた取り組みを進めようとする能力と態度
③子どもを理解する力
  子どもの心身の発達や学びに関わる諸理論を理解するとともに、自ら一人ひとりの子供の状況を的確に
 把握し、学習指導や生徒指導等に生かそうとする能力と態度
④特別な配慮や支援を必要とする子供に対応する力
  特別な配慮や支援を必要とする子供の特性、組織的な対応のあり方や具体的な支援方法に係る諸理論を
 理解するとともに、自ら生活上、学習上の支援を工夫しようとする能力と態度
⑤教科・領域等における学習指導・保育を展開する力
  教科・領域等における学習指導・保育に必要な教育内容・方法等に関する諸理論を理解し、学習者中心
 の授業・保育をデザインし実践を展開するとともに、自らの学習観・授業観を問い続けることで、授業・保
 育の改善・工夫に取り組もうとする能力と態度
⑥学級経営や生徒指導等を展開する力
  学級経営や生徒指導等に係る諸理論を理解するとともに、自ら実践を展開・改善しようとする能力と態
 度
⑦ICTや情報・教育データを利活用する力
  学習基盤としての情報活用能力を育成する情報教育、教科・領域等の学習指導・保育や学級経営・生徒指
 導等におけるICT・教育データの利活用、校務の情報化等に係る諸理論を理解するとともに、自ら教育
 の情報化を推進しようとする能力と態度
⑧教師として学び続ける力
  上記①~⑦の資質・能力を働かせ、常に「問を持ち課題を設定する力」、「探究し実践する力」、「省察
 し改善する力」を発揮し、継続的に教師としての専門性を高め、新たな教育課題の解決に向けた実践を自
 ら創造しようとする能力と態度

 これらの資質・能力を育成するために必要な教育課程の基準を、「教員養成スタンダード」として定めています。「教員養成スタンダード」では、上記①~⑧の資質・能力の育成に必要な学修事項を19の「教職基盤」として具体化するとともに、省察的な学びのプロセスや学修機会、学びのコミュニティなどとの関わりを構造的に示しています。
 「教員養成スタンダード」に基づき編成された教育課程において所定の単位を修得し、幅広い教養、教育に関する専門的・実践的な知見、教師として自己成長する力等を身に付けたと認められる者に学士(学校教育学)の学位を授与します。

(上記のディプロマ・ポリシーは令和6年4月改正のものを掲載しています。なお、大学ホームページには現在のものを掲載しています。)

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