大学の基本情報
- 大学名
- 兵庫教育大学
- 本部所在地
- 兵庫県加東市下久米942-1
- 設立年(設置認可年)
- 1978
- 大学の連絡先(代表番号、メールアドレスなど)
- 0795-44-2010
office-hisyo-r@ml.hyogo-u.ac.jp
連絡先ページへ - 大学の種類
- 国立・大学(大学院大学を含む)
- 総学生数(学部)
- 675人
- 総学生数(大学院)
- 822人
- 総教員数(本務者)
- 132人
(2024年5月1日現在)
大学の教育研究上の目的や建学の精神
■兵庫教育大学のミッション
兵庫教育大学は、教員の資質能力の向上と学校教育の改善を求める社会的要請に応えるために、次の使命を遂行します。
1.「現職教員に対する高度な専門性と実践的指導力の育成」
現職教員に対し、教育現場の課題を踏まえた学びの場を提供することにより、専門職として高度な専門性と実践的指導力を育成します。
2.「豊かな人間性と確かな実践力を持った新人教員及び心理専門職の養成」
充実した教育環境を生かして、豊かな人間性と確かな実践力を持った新人教員を養成します。また、教育大学の特性を生かして、学校教育分野の心理専門職を養成します。
3.「教育実践学の推進」
学校教育に関する理論と実践を融合・往還した研究(「教育実践学」)を推進し、優れた研究者を養成します。
4.「教師教育の先導的モデルの構築」
国内外の学校教育の課題やニーズを不断に捉え、社会の要請に応える先端的なカリキュラムや教育方法を主体的に改善・開発することにより、教員養成・研修の先導的モデルとなります。
5.「教育研究成果の国内外への発信」
教育と研究の成果を地域や広く国内外に発信し、学校の教育活動に生かします。
大学の特色等
■教員の資質能力の向上を目指す大学
学部、修士課程・専門職学位課程、博士課程の各段階において、それぞれの目的・段階に応じ教員としての教育実践能力の向上につながる教育・研究を行うとともに、学校教育に関する理論と実践を融合した研究(「教育実践学」)の成果を教員養成の改善・充実に活かしていくことを目指す大学です。
■社会に開かれた大学
本学は、大学院における幼稚園から高等学校に至るまでの全領域を対象とした現職教員の受入れ、兵庫県が設置した「心の教育総合センター」との連携事業の実施をはじめ、施設を利用して、発達心理臨床研究センターにおける心理臨床相談、附属図書館の一般開放、公開講座の実施、運動施設の開放を行うなど、「社会に対し開かれた大学」を目指している。また、本学の有する知的、人的、物的資源を活用して地域社会との連携・協力をすべく、社会連携センターを設置している。
このほか、現職教員が在職しながら大学院で学ぶ機会を増やすため、夜間開講を行う施設として「神戸キャンパス」を神戸市内に設置している。
■幅広い専門分野を有する教員層
本学では、幅広い教育・研究を実施するため、教育学、心理学、教科内容など広範囲な専門諸科学の学問分野を専門とする教員を配置している。
これらの学問分野を学校教育の機能により有機的・統合的に編成し、教育・研究の円滑化を図っている。
■快適なキャンパスライフ
40万m2の広大なキャンパス内に、学生寄宿舎(単身用・個室:560人収容,世帯用:60世帯収容)及び国際交流会館居住施設(単身室28室、夫婦室8室、家族室4室)、陸上競技場、野球場およびテニスコートをはじめとする運動施設、約1,200台(学生寄宿舎ゾーン430台を含む)収容の駐車場など、快適な学生生活が送れるよう環境を整備している。
教育研究上の基本組織
学部(短期大学の場合は学科) |
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学校教育学部 |
研究科 |
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学校教育研究科(修士課程) |
学校教育研究科(専門職学位課程) |
連合学校教育学研究科(博士課程(後期)) |
その他の学内組織 |
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附属図書館 |
先端教職課程カリキュラム開発センター |
教員養成・研修高度化センター |
発達心理臨床研究センター |
情報処理センター |
保健管理センター |
グローバル教育センター |
教員養成・研修デザインコア |
教育実習総合センター |
教職キャリア開発センター |
社会連携センター |
修了生・卒業生連携センター |
道徳教育研究開発センター[上廣道徳教育アカデミー(寄附研究部門)] |
附属幼稚園 |
附属小学校 |
附属中学校 |
教育研究上の基本組織に関する説明
教員養成・研修高度化センターに、教員養成・研修デザインコアを設置し、同コアと連携して業務を遂行するため、教育実習総合センター、教職キャリア開発センター、社会連携センター、修了生・卒業生連携センター、道徳教育研究開発センター[上廣道徳教育アカデミー(寄附研究部門)]の5センターを設置しています。
キャンパス情報
加東キャンパス
所在地
兵庫県加東市下久米942-1 GoogleMapで参照
外観
高等教育の修学支援新制度
高等教育の修学支援新制度の対象校か | 確認年月 |
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○ | 2019年9月 |
※対象校とは、大学等における修学の支援に関する法律に定める授業料等減免実施のための要件を満たしていることについて確認を受けた機関を指す。
要件を満たさない機関及び対象校となるための申請をしていない機関は空欄で表示される。
※対象校であっても要件に合う学生のみが支援の対象になる。
評価結果(認証評価及びその他の評価の結果)
評価機関 | 評価年月 | 評価結果 | |
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大学機関別認証評価 | 大学改革支援・学位授与機構 | 2022年3月 | 適合 |
評価機関 | 評価年月 | 評価結果 | |
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大学機関別認証評価 | 大学改革支援・学位授与機構 | 2015年3月 | 適合 |
評価機関 | 評価年月 | 評価結果 | |
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大学機関別認証評価 | 大学改革支援・学位授与機構 | 2008年3月 | 適合 |
評価機関 | 評価年月 | 評価結果 | |
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教職大学院認証評価 | 教員養成評価機構 | 2021年3月 | 適合 |
評価機関 | 評価年月 | 評価結果 | |
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教職大学院認証評価 | 教員養成評価機構 | 2016年3月 | 適合 |
学生支援
修学支援
修士課程及び専門職学位課程では、神戸キャンパスにおいて、フレックスクラスを開設しており、長期履修学生制度を導入し、社会人として、また、働きながら学ぶ学生を支援しています。
本学では、学生の修学のために授業料免除及び奨学金の給付等の様々な経済支援を行っています。
詳細は、本学ウェブページで確認してください。
心身の健康に係る支援
本学には、学生の保健管理に関する専門的業務を担当する施設として、事務局1階に保健管理センターが設置されています。
保健管理センターには、専任の教員(医師「保健管理センター所長」)と看護師が勤務しています。
保健管理センターでは、心身の悩みや不安、大学生活上のあらゆる精神的な悩みごとについて、医師又はカウンセラーが相談に応じています。
留学生支援
本学は平成16年度~令和5年度の20年間で、のべ1,203人の外国人留学生の受入実績があります。
外国人留学生に対する支援として、学生チューターによる学習面や生活面での指導・助言などの個別対応を行っています。特に来日して間もない、日本の文化に慣れない外国人留学生には重点的なチューターによる支援を行っています。
また、平成25年に設置されたグローバル教育センター(Global Education Center、設置時は国際交流センター)では、センターの業務としての留学生の受け入れと教育の充実を図るため、外国人教員をメンバーとして配置し、外国人留学生に対し、きめ細やかな学習や日常生活上の指導・助言が円滑に行えるよう体制を整えています。
留学生支援(日本人学生への支援)
本学日本人学生の海外への留学は、平成16年度~令和5年度の20年間で、短期・中期・長期を含めて558人の派遣実績があります。
派遣留学においては、授業料免除や奨学金を支給する制度を設けており、渡航費用の一部を援助することもあります。また、短期の海外派遣においては、渡航費用やプログラム費用の一部を大学が援助しています。
これらの業務は、本学学生の海外派遣を推進するグローバル教育センター(Global Education Center)等を通じて行われ、今後の日本人学生の海外派遣先の選択肢を広げるためにも、海外協定大学等との交流を積極的に支援しています。令和6年5月現在で、本学との協定大学等は13の国と地域・31大学と1機関です。
障害者支援
障がいのある学生が大学生活を円滑にスタートできるよう、入学前に、障がいのある学生と支援にかかわる教職員で具体的な支援内容について相談する機会を設けています。
聴覚障がい学生への学修支援として、ノートテイク・要約筆記・手話通訳者派遣により、授業の履修の学修支援を行うとともに、コミュニケーションボードによる面談を行い、学修支援に関する要望や意見の把握に努めています。授業内容に応じて手話通訳者の派遣も行っています。
バリアフリー化への配慮としては、体育棟を除く研究棟・共通講義棟、附属図書館、総合研究棟及び事務局棟では、障がい者用トイレ、車椅子用スロープ、階段の手すりを、教育・言語・社会棟、自然、生活・健康棟、芸術棟、共通講義棟、附属図書館及び総合研究棟には、エレベーターを設置しています。また、構内各所に点字タイルを設置しています。
就職・進路選択支援
教職キャリア開発センター(キャリアセンター)が中心となり、就職や卒業・修了後を見通したキャリア開発支援を行っています。
具体的には、キャリア開発指導員(小・中学校校長等の経験者)やキャリアアドバイザーによる就職・進路選択に関する相談、面接練習、各種講座、学生間のピアサポート、教職をはじめ、公務員・企業等についての参考資料の閲覧・貸出など幅広い支援を実施しています。
課外活動
クラブ活動の状況
課外活動を通じて広い知的視野を開発し、豊かな情操と健全な心身を育成していくことが、人間形成のために必要欠くことのできないものであると考えられているため、課外活動は、大学教育の中で重要な位置を占めています。
本学には現在、体育系、文化・芸術系の約30の団体があり、多くの学生が参加しています。
ボランティア活動の状況
各種ボランティア活動の情報提供、促進・支援を行うため、ボランティアステーションを設置しています。
その活動内容としては、学校サポート関係、不登校・児童生徒支援関係、震災復興支援関係、生涯学習(社会教育)関係、まちづくり関係等の様々な分野があります。学生は、自分の興味や関心にあわせて、ボランティアステーションで情報収集を行い、その上でボランティアに参加することができます。
また、ボランティア活動後の振り返りや発表機会の提供、研修活動の開催、不登校の子ども達が集まるイベントの企画・運営も行っています。
学生寮一覧
学生寮の有無 |
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有 |
所在地 | 兵庫県加東市下久米942-1 GoogleMapで参照 |
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学生寮からキャンパスへのアクセス |
徒歩5分(キャンパス内) 徒歩5分(キャンパス内) |
定員 | 240人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | 4,300円 |
入寮条件 |
男子棟のため、男子のみ 男子棟のため、男子のみ |
特色 |
キッチン(各階ごとに湯沸器、電子調理器、冷蔵庫)、洗濯室(各階ごとに洗濯機、乾燥機)、トイレ(各階)、洗面所(各階)、浴室(1階)、談話室(2階のみ、テレビ、エアコン)を設置 キッチン(各階ごとに湯沸器、電子調理器、冷蔵庫)、洗濯室(各階ごとに洗濯機、乾燥機)、トイレ(各階)、洗面所(各階)、浴室(1階)、談話室(2階のみ、テレビ、エアコン)を設置 |
(2023年5月1日現在) | |
所在地 | 兵庫県加東市下久米942-1 GoogleMapで参照 |
学生寮からキャンパスへのアクセス |
徒歩5分(キャンパス内) 徒歩5分(キャンパス内) |
定員 | 320人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | 4,300円 |
入寮条件 |
女子棟のため、女子のみ 女子棟のため、女子のみ |
特色 |
キッチン(各階ごとに湯沸器、電子調理器、冷蔵庫)、洗濯室(各階ごとに洗濯機、乾燥機)、トイレ(各階)、洗面所(各階)、浴室(1階)、談話室(2階のみ、テレビ、エアコン)を設置 キッチン(各階ごとに湯沸器、電子調理器、冷蔵庫)、洗濯室(各階ごとに洗濯機、乾燥機)、トイレ(各階)、洗面所(各階)、浴室(1階)、談話室(2階のみ、テレビ、エアコン)を設置 |
(2023年5月1日現在) |
財務諸表等