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学校教育研究科(専門職学位課程)

 
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教育課程

 兵庫教育大学大学院では、次の特色ある取組を行います。

1.小中連携教育プログラムを開設(大学院で小(中)学校の教員免許状を追加取得可能)
 小中一貫・連携教育に対応できる教員を大学院で養成するため、小中連携教育プログラムの受講希望者は、大学院在学中(2年間)に小学校教諭2種免許状の所要資格を取得できます。小学校教員養成特別コースの学生は中学校教諭2種免許状の所要資格を取得できます。本プログラムの受講者は、学部の教職課程を履修します。大学院生が履修しやすくなるよう、多くの授業科目はオンライン(原則オンデマンド)方式での開講となります。また、教職大学院(専門職学位課程)の共通基礎科目では、小中連携教育の理解を深めるための教職科目を開設しています。

2.オンラインを活用し、学び方を自由に選べるフレックスクラスを開設
 フレックスクラスでは、コースの特性にもよりますが、オンラインを活用してほぼ通学しなくても修了できるコースを多く開設しています。オンライン授業には「通常の夜間の授業時間帯にリアルタイムに双方向で行う同期型」「学生が好きな時間にオンライン教材を視聴するオンデマンド型」「神戸キャンパスでの対面授業またはオンライン同期型を学生が選択できるハイフレックス型」があり、各コースともオンラインや対面授業を効果的に活用した授業やゼミ、研究指導を実施しています。オンデマンドの授業についても、TeamsなどLMSを活用して、教員に気軽に質問でき、ディスカッションなど学生同士も交流できるようにしています。また、弔旗履修学生制度でゆったり学ぶことも可能です。

3.神戸キャンパスをJR新長田駅前に移転
 兵庫教育大学は令和7(2025)年4月、神戸キャンパスを神戸市長田区(JR新長田駅前)に移転します。このたび、教育研究機能を大幅に拡充し、Society5.0時代に対応した教員・社会人のリカレント教育の拠点として、また心理専門職養成の拠点として、さらなる発展を目指し、移転することを決定しました。

(https://www.hyogo-u.ac.jp/admission/graduate_2025.pdf pp.3~5)

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学科・専攻等の名称

学科・専攻名修業年限取得可能な学位
教育実践高度化 2年 教職修士(専門職)

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

 本学大学院学校教育研究科専門職学位課程では、学校教育に関する研究・研鑽の機会
を確保し、現代のさまざまな教育ニーズに対応できる高度な専門性と実践力・応用力を
備えた教員等の養成・研修を行うため、ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)に示
された資質や能力を身に付けることができるよう、以下の方針に基づき、教育に資する
理論と実践の融合を図る教育課程を主に次のような科目区分により編成・実施する。

第1 教育課程の編成及び教育内容
    教育課程は、共通基礎科目、専門科目及び実習科目で構成する。
    
 1 共通基礎科目は、深い学識、社会人としての確かな見識を備え、新しい学校づく
  りに貢献できる力を身に付けさせるため、学校教育における中核的・指導的役割を
  果たし得る教員として必要な基礎的領域に基づいた科目で構成する。

 2 専門科目は、教員等として高度の専門性と優れた実践力・応用力・経営力を備え、
  組織的に学校現場の課題解決ができる力を身に付けさせるため、具体的な事例に関
  する知識を、基礎理論をもとに構造的かつ体系的に捉えることができ、学校現場の
  諸課題に取り組むことのできる実践的研究力を備えた教員等を育成する科目で構成
  する。

 3 実習科目は、自らの教育実践・活動を客観的に省察し、理論の構築と探究を不断
  に行うことができる力、新しい学校づくりに貢献できる力、組織的に学校現場の課
  題解決ができる力及び同僚・保護者や地域社会との協調的関係を構築することがで
  きる力の強化を図るため、学校や教育行政現場等の教育活動等全体について総合的
  に体験し、考察することのできる科目で構成する。

第2 学修方法
   入学した学生は、上記の科目等における講義・演習・実験・実技・実習を通して、
  各自の専門性についての知見を獲得するとともに、理論と実践を往還する研究方法
  を取得し、アクティブ・ラーニング等による能動的な研究態度を形成して、各学生
  がもつ自己の探求課題を追究する。また、その過程で学生自らが教員養成スタンダ
  ード(大学院)に示された資質・能力や学びを振り返り、自己確認できるようにす
  る。

第3 学修成果の評価
   学修成果の評価は、本研究科で定める成績評価に関する基準に基づき、あらかじ
  め授業計画(シラバス)に示された「授業のテーマ、到達目標」に則した「成績評
  価の観点」に基づいて実施する。

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教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)

■教員のキャリア発達に即した多様なコースの開設
 教職大学院「教育実践高度化専攻」では,学校現場における指導的教員や教育行政職員,学校づくりの有力な一員となる新人教員を養成します。そのため、学校現場での教員のライフステージにおけるキャリア発達に即した多様なコースを設置しています。

■教職大学院eポートフォリオ
 教職大学院では、①大学院生の学びの蓄積と振り返りの促進②大学院生、実習生の指導教員(メンター)及び教職員との相互の円滑なコミュニケーション③修了生の継続的サポートを目的としてeポートフォリオシステムを運用しています。

■連携協力校
 教職大学院では、実践的指導力を育成するため 200を超える兵庫県内の連携協力校や現職教員の現任校において、質の高い実践的な実習を行っています。

■学びのプロセス
 2024兵庫教育大学大学院案内の専門職学位課程「学びのプロセス」(PP.35-37)等参照

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授業科目

授業の方法・内容

年間の授業計画

シラバス等

学生が修得すべき知識及び能力に関する情報

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

 本学の専門職学位課程では、2年以上(小学校教員養成特別コース(3年制コース)に所属する学生、長期履修学生は3年以上)在学し、所定の単位を修得(小学校教員養成特別コースに所属する学生は、小学校教員専修免許状の所要資格を得るための単位を修得)し、以下のような資質や能力を獲得した者に教職修士(専門職)の学位を授与します。

  ◎優れた実践活動を創造するため、自らの教育実践・活動を客観的に省察し、理論の
   構築と探究を不断に行うことができる力
  ◎深い学識、社会人としての確かな見識を備え、新しい学校づくりに貢献できる力
  ◎高度の専門性と優れた実践力・応用力・経営力を備え、組織的に学校現場の課題
   解決ができる力
  ◎同僚・保護者や地域社会との協調的関係を構築することができる力

学修の成果に係る評価の基準

卒業・修了認定の基準

転学部・編入学等の可否、費用負担

可否費用負担
転学部不可
編入学不可

転学部・編入学情報補足

専攻分野

専攻分野
日本文学
言語学
日本語
英米語
地理学
日本史
外国史
哲学・倫理・宗教
心理学
法学・法律学
経済学
教育学(教員養成課程を除く)
教育学(教員養成課程)
数学・情報科学・統計学
物理学
天文学・地球・惑星科学
化学
生物学・生化学・バイオ
地質学
児童・子ども・保育
美術
体育学・スポーツ科学・健康科学

専攻分野に関する説明