学部・研究科等の特色等
【教育課程の特色】
本学大学院は、工学を学際的にとらえることを重視するため、工学研究科基盤工学専攻の1研究科1専攻のみで構成している。これは、特定の専門領域のみに固執することなく、多様な観点から物事を考えることができる広い視野を持つ人材の養成を目的としたものである。
学生は、専門分野毎に設定されたコース(修士課程8コース、博士後期課程3コース)に所属し、履修の指針を示した各コースの教育プログラムよって科目履修と研究を進めていくが、他コースが提供する科目を履修することも、他コースの教員から研究指導を受けることも可能。
【社会人を対象とした起業マネジメントコース】
会社設立はもとより、企業内起業、第二創業、事業創造など、自らが抱える課題の解決そのものをテーマに、実学を追求できる。様々な組織が自らの抱える課題を解決し、変化に適応できるよう、これからの脱成長時代の社会人が働きながら学べるコースとして、土日開講の講義を中心とし、高知以外に東京、大阪において、テレビ会議による講義の受講等により学位が取得できる。豊富な事務経験を有する実務家教員と、深い知見を持つ研究者教員をバランスよく配置し、少人数生による丁寧な研究指導と体系化されたカリキュラムを通じて、マネジメントの理論と実践力を磨く。
【博士後期課程特待生制度】
博士後期課程には、授業料等全額免除に加え、先進的研究プロジェクトへの従事により給与が支給される特待生制度がある。